断崖の下、透明なブルーの海　～リフー島北部・西部

2003/07/28 - 2003/08/02

リフー島滞在３日目。
この日はレンタカーでまず島の北部・西部へ行きました。
北部にある断崖を下りたところにある海の美しさに絶句！
これまで見てきた数々の美しいビーチとはまた違う、
初めて見る海の言い尽くせない美しさにはただ驚嘆するばかりでした。

午後は再びロンガニ・ビーチへ。
あまりの気持ちよさに、ビーチでついウトウトしてしまいました。

エリア リフー島(ニューカレドニア)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 レンタカー 飛行機
• 航空会社: エアカラン
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

今日の朝食です。
昨日のうちにスーパーマーケット「コーライユ」で
買っておいた、バゲットやらパテやらソーセージやら。
ブドウもありますね。飲み物はＯＲＯのジュース。
冷蔵庫で冷やしておきました。

夫はカフェオレがない、と嘆いていました。

今朝も出発前に「コーライユ」に寄って
ミネラルウオーターを調達。

目指すDokin（ドキン）地区の教会に着きました。

道はここまでで、この先どうしたらいいのかと
ウロウロしていると、フランス人観光客が
反対方向からやって来たので聞いてみました。

あっちに駐車場があるとのこと。行ってみよう！

門付きの立派なカーズ。
これはきっと酋長さんのカーズに違いない。

やたらな場所に勝手に入るとトラブルになる。
大丈夫かなあ…？

「PARKING」…おお、ここか。
ごっついトーテムポール！

車を降りてすぐそばの、海が見えそうな崖の方へ行って
ひっくり返りそうなくらい驚きました。

この海！
ここって……天国？

こんなに美しい海を
言葉で言い尽くすのは至難の業！

樹々、海の水、岩、魚、ヨット…
すべてを閉じ込めたブルーのゼリーのよう。

驚嘆の声を上げながらこの絶景を眺めていると、
どこからか声が飛んできました。

「スピーク　イングリッシュ？」

見回すと、崖の上に作られた小さなテラスで
この絶景を眺めているオジサンでした。

「きれいでしょ？」
「きれいきれい！すっごくきれい！」

テラスはここにある民宿のものでした。

ところで、どうやって海に下りていくのかわからない…。
なんだかここから先は私有地（庭）みたいだし。

迷っていると、ちょうどその家の人らしき女性が
出てきたので尋ねてみました。
女性は親切に、その先の階段を下りていきなさいと
教えてくれました。

やはり無断で入るべきではないようです。許可を得ないと。

これがその絶景の海。夫は他のフランス人とともに
思い切って飛び込み（足場がなくて飛び込まないと
入れない）、シュノーケリング。水はすごく冷たかった
そうです。

ドキンを切り上げ、今度は島の西部、
Eacho（エアソ）を目指します。

途中の集落にあった小さな教会。

この花、なんだろう？
スオウに似ているけど…。

エアソに到着。
ここの教会は昨日見たウエの教会より立派。
1800年代後半に建てられたそうです。

教会の扉の前に男の人が倒れていてビックリ。
彼は死んだように眠っていたみたい。
すると、どこからか声が飛んできました。

「スピーク　イングリッシュ？」

…今日はよく声を掛けられます。

声の主は彼ら。
なんと昼間っからワインを飲んでいて
既にデキアガッテいたのでしょうか。

よく見ると、奥でも一人倒れてます。まったく…。

教会のあたりを散策していて撮った写真。
何の建物かわかりませんが、
気に入っています。

エアソの隣のシェペネヘ地区を
走っていて見つけた風景。

誰のヨットだろう？
ブルーの海にただよって。

もう少し引いて撮影。
南洋杉が画面に入ると
またちょっと感じが変わるかな。

私たちのレンタカー。
シトロエン・サクソ。

上の写真の道をあがった所で
３人のフランス人バックパッカーに遭遇。
ヒッチハイクしていたので停まると、
ウエまで乗りたいとこのことだったので
小さい車に５人が乗り合い、
ウエまで戻ってきました。

右端の男性はエアソで数学の先生をしているとか。
あとの２人は男性を頼って
パリから遊びに来たそうです。

右から２番目の男性、ちょっと脱力しすぎじゃない？

あ〜、それにしても今日の午前中は濃い時間でした。

スタンドで昼食を調達し、ホテルに戻りました。

葉っぱ越しにシャトーブリアン湾のブルー。

ドレウ・ヴィラージュのプール。

私たちの部屋のドアに
シャトーブリアンの海が映り込んでいます。

映ってもこの青さ！

午後は再びロンガニ・ビーチへ。

砂浜にゴロンとしているうち
ウトウトしちゃって
全然写真を撮っていませんでした…。

これは帰り道に見かけた窓。
窓が好きらしいです、ワタクシ。

あっ、上の写真の窓はこの教会のですね。

ココヤシの影が長く伸びて、もうすぐ夕暮れ。

夕食後、星を見るために
ウエの街灯がなくなるあたりまで行ってみました。

リフー滞在１日目から星空がものすごくきれいで
感動していましたが、街の明かりがない所でみると
なお一層の星空の迫力。

満天の星、そして薄絹の帯のように横たわる天の川！
星の大群が雲のように白くなって、
それはまさに天の「川」でした。

右下の明かりは車のライトかな。
細い線で結んであるのが南十字星です。

さて、明日はヌメアに戻ります。
でもまだ半日リフー島を回れるぞ！

この旅行記へのコメント （2）

• パルファンさん 2010/08/21 00:08:39

  バーチャルな海に

  かとくみさん、
  
  今年初めての海にやってきました〜
  それも、聞いたこともなかった、リフー島に！
  そして・・
  見たことのない、透明なコバルトブルーの海♪
  人間がどんなに真似してその色を出そうとしても絶対に出せない・・
  自然界の為せる驚異・畏怖を感じてしまいました〜
  
  リフー島ってどの位の広さなのですか？
  教会が随分あるように思うのは、かとくみさんの写真に現われる
  回数が多いだけ？
  
  二人だけの時の旅はＨＰにでもあったのかしら？
  そのHP関係でコクリコさんとお知り合いになった？
  何か毎回詮索しているみたいですね。
  その内、全貌が明らかになるでしょう〜〜
  
  では、まだ秘蔵写真をお持ちのようですし、ご披露お待ちしてますね。
  
  パルファン
  

  かとくみさん からの返信 2010/08/21 21:58:59

  RE: バーチャルな海に

  パルファンさん、こんばんは☆
  リフーの旅行ブログをご覧頂き、ありがとうございます！
  
  パルファンさんにとって「今年初めての海」ですか？！
  そう言っていただけて、ウレシイです。
  
  > 人間がどんなに真似してその色を出そうとしても絶対に出せない・・
  > 自然界の為せる驚異・畏怖を感じてしまいました〜
  
  そうですね。上手に表現されますね！同感です。
  そういう素晴らしい海をこの目で見ることができたのは
  本当にシアワセです。
  
  > リフー島ってどの位の広さなのですか？
  
  うひゃっ！慌てて調べてみました。
  沖縄本島より少しだけ小さいくらいらしいです。
  沖縄にも行きましたが、沖縄の方が断然広く感じました…。
  細長いからかな？リフーは車で飛ばせばすぐ、島のどちらかの方角の
  端っこに到達するという感じでしたが…（あっ！飛ばしすぎてたのかも）。
  
  > 教会が随分あるように思うのは、かとくみさんの写真に現われる
  > 回数が多いだけ？
  
  小さな集落はたくさんあるのです。
  そのそれぞれに小さな教会があって、私は見かけた教会を
  コレクションのように片っ端から撮影していましたから。
  もっと小さな島とお考えになっていたのなら
  教会ばかりやけに多いな〜と感じるかもしれませんね。
  
  > 二人だけの時の旅はＨＰにでもあったのかしら？
  
  昔作っていた奈良のＨＰの片隅から
  ニューカレ旅行記にジャンプできるようにしていました。
  
  > そのHP関係でコクリコさんとお知り合いになった？
  
  コクリコさんは、確か奈良のＨＰに遊びに来てくださったと思います。
  そこからいろいろ話が発展して、ニューカレ旅行記も
  お目通しくださったのです。ニューカレに旅行した頃には
  奈良のＨＰも細々活動していましたので。
  
  > では、まだ秘蔵写真をお持ちのようですし、ご披露お待ちしてますね。
  
  「秘蔵」ではないのですが…
  そのうちとてつもなく古い写真も出てくるかも…。
  その際もお付き合いいただけるとウレシイです。
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　かとくみ