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静岡市・清水区の庵原地区にある武田信玄に関わる古寺「一乗寺」を訪れ、数奇な歴史の変遷のある寺と庭園を見学する。<br />一乗寺は、当時この地を治めていた庵原氏の創建し菩提寺であった「禅林寺」が、その元祖でありましたが、庵原氏の衰退とともに廃寺同様となりました。しかし天文年間(1530年代)に「一乗寺」と名を改め、臨済宗のお寺として再興しました。<br />その後、今川義元の家臣である朝比奈信置が、この地に移転して曹洞宗に改宗し、現在に至ります。朝比奈信置は、もとの名を元置と称していましたが、永禄12年(1569年)より武田家に仕え、信玄の信の字を賜り信置と改名したと伝えられています。<br />その後天正年間には、持舟城主となりましたが、織田信長に攻められ嫡男・信良とともに自害しました。<br />しかし武田家滅亡した後には、子の朝比奈宗利が徳川家に召抱えられ、禄をいただき旗本となっています。<br />

武田信玄に関わる「一乗寺」を訪ねる!

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2010/07/27 - 2010/07/27

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風 魔

風 魔さん

静岡市・清水区の庵原地区にある武田信玄に関わる古寺「一乗寺」を訪れ、数奇な歴史の変遷のある寺と庭園を見学する。
一乗寺は、当時この地を治めていた庵原氏の創建し菩提寺であった「禅林寺」が、その元祖でありましたが、庵原氏の衰退とともに廃寺同様となりました。しかし天文年間(1530年代)に「一乗寺」と名を改め、臨済宗のお寺として再興しました。
その後、今川義元の家臣である朝比奈信置が、この地に移転して曹洞宗に改宗し、現在に至ります。朝比奈信置は、もとの名を元置と称していましたが、永禄12年(1569年)より武田家に仕え、信玄の信の字を賜り信置と改名したと伝えられています。
その後天正年間には、持舟城主となりましたが、織田信長に攻められ嫡男・信良とともに自害しました。
しかし武田家滅亡した後には、子の朝比奈宗利が徳川家に召抱えられ、禄をいただき旗本となっています。

同行者
友人
交通手段
自家用車
  • <br />東名高速道・清水インターより、北へ車で約10分ほど行き、一乗寺に着く。


    東名高速道・清水インターより、北へ車で約10分ほど行き、一乗寺に着く。

  • <br />曹洞宗・一乗寺の石碑。


    曹洞宗・一乗寺の石碑。

  • <br />山門に飾られた、濃紺の朝比奈家家紋(三つ巴)。


    山門に飾られた、濃紺の朝比奈家家紋(三つ巴)。

  • <br />本寺中興の祖・「朝比奈信置」像。<br />信置は、武田家の駿河先方衆として、信玄の配下150騎の武将に任ぜられていました。


    本寺中興の祖・「朝比奈信置」像。
    信置は、武田家の駿河先方衆として、信玄の配下150騎の武将に任ぜられていました。

  • <br />自宅から間近なところに、このような歴史と由緒あるお寺があることを知ったのは、新しい発見でした。<br /><br />近くには、今でも甲府へ通ずる「身延街道」があり、この寺は武田氏に仕えた朝比奈家の交通上の利便性と、一帯の要害の存在を物語るものです。


    自宅から間近なところに、このような歴史と由緒あるお寺があることを知ったのは、新しい発見でした。

    近くには、今でも甲府へ通ずる「身延街道」があり、この寺は武田氏に仕えた朝比奈家の交通上の利便性と、一帯の要害の存在を物語るものです。

  • <br />入り口には、小石仏が来訪者を迎えてくれます。


    入り口には、小石仏が来訪者を迎えてくれます。

  • <br />お寺の沿革が書かれた看板。


    お寺の沿革が書かれた看板。

  • <br />「魂棚の 奥なつかしや 親の顔」<br />市内の寺には、このような教訓的戒めの書かれた掲示板が多くあります。


    「魂棚の 奥なつかしや 親の顔」
    市内の寺には、このような教訓的戒めの書かれた掲示板が多くあります。

  • <br />かわいい地蔵さん。


    かわいい地蔵さん。

  • <br />庭園内は、拝観料不要で自由に見学しました。


    庭園内は、拝観料不要で自由に見学しました。

  • <br />参拝者の手水場。


    参拝者の手水場。

  • <br />石机の説明文。


    石机の説明文。

  • <br />四国の伊予石で作られた、参拝者休憩用の石机。


    四国の伊予石で作られた、参拝者休憩用の石机。

  • <br />お寺の本堂。


    お寺の本堂。

  • <br />赤子を抱く「子安観世音菩薩」像。


    赤子を抱く「子安観世音菩薩」像。

  • <br />旧清水市の指定文化財(建造物)である輪蔵。


    旧清水市の指定文化財(建造物)である輪蔵。

  • <br />境内はよく手入れされており、静かに見学するにはよいところです。


    境内はよく手入れされており、静かに見学するにはよいところです。

  • <br />かたちのよい松の枝ぶりと石の配置。


    かたちのよい松の枝ぶりと石の配置。

  • <br />かわった形の宝珠石。


    かわった形の宝珠石。

  • <br />毘沙門尊が祀られたお堂。


    毘沙門尊が祀られたお堂。

  • <br />この石は、三日月形に彫られていました。


    この石は、三日月形に彫られていました。

  • <br />境内に咲く、つよい香りの山ユリの花。


    境内に咲く、つよい香りの山ユリの花。

  • <br />本堂の裏山には、十二支の守本尊の石像が祀られてありました。


    本堂の裏山には、十二支の守本尊の石像が祀られてありました。

  • <br />この石段を上り石像を見る。


    この石段を上り石像を見る。

  • <br />守本尊の石像の脇には、それぞれの十二支が書かれてました。


    守本尊の石像の脇には、それぞれの十二支が書かれてました。

  • <br />苔むした八幡大菩薩像が、夏草のなかひっそりと佇む。


    苔むした八幡大菩薩像が、夏草のなかひっそりと佇む。

  • <br />知識向上を願い、知恵をつかさどる文珠菩薩像。<br />


    知識向上を願い、知恵をつかさどる文珠菩薩像。

  • <br />やわらかな表情の普賢菩薩像。


    やわらかな表情の普賢菩薩像。

  • <br />勢至菩薩像。<br />自分の干支・午の菩薩様には、念入りに祈願し、俗世の雑念を洗い流し去る。


    勢至菩薩像。
    自分の干支・午の菩薩様には、念入りに祈願し、俗世の雑念を洗い流し去る。

  • <br />大日如来像。<br />仏教の宗教的悟りの教えを感ずる。


    大日如来像。
    仏教の宗教的悟りの教えを感ずる。

  • <br />火をつかさどる、コワーい不動明王像。


    火をつかさどる、コワーい不動明王像。

  • <br />裏山からは、建設中の第2東名高速道路と清水ナショナルトレーニングセンター(サッカー場)が見えました。<br />ここは、2002年開催の日韓合同・サッカーワールド・カップ大会での、ロシア代表チームの合宿、練習場となりました。<br /><br />歴史ある寺と現代社会の風景が、同時に望まれました。


    裏山からは、建設中の第2東名高速道路と清水ナショナルトレーニングセンター(サッカー場)が見えました。
    ここは、2002年開催の日韓合同・サッカーワールド・カップ大会での、ロシア代表チームの合宿、練習場となりました。

    歴史ある寺と現代社会の風景が、同時に望まれました。

  • <br />落ち着いた風情の庭園。


    落ち着いた風情の庭園。

  • <br />池の上を涼風が流れる。


    池の上を涼風が流れる。

  • <br />ゆったりと泳ぐ池の鯉。


    ゆったりと泳ぐ池の鯉。

  • <br />秩父宮妃殿下お手植えの松。


    秩父宮妃殿下お手植えの松。

  • <br />盛夏の花、百日紅(さるすべり)。


    盛夏の花、百日紅(さるすべり)。

  • <br />真直ぐに伸びた北山杉は、茶室や数奇屋造り建築によく用いられます。


    真直ぐに伸びた北山杉は、茶室や数奇屋造り建築によく用いられます。

  • <br />見学を終えて、山門から退出する。


    見学を終えて、山門から退出する。

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