ザルツカンマーグート周辺旅行記(ブログ) 一覧に戻る
ウィーンを出て、いよいよザルツカンマーグートです。<br /><br />8月8日(日)<br /><br />8時ごろホテルをチェックアウトして、ウィーン西駅へ向かいました。ウィーンのホテルは、オイローパでした。立地も良く、朝食も内容が豊富で基本的にはまずまずだったのですが、お部屋の掃除が中途半端だったこと、冷蔵庫が壊れていたこと、シャワー室にカビが繁殖していたこと等色々あって、次はあまり泊りたくないホテルでした。総じて今回の旅行では、ホテルは恵まれなかったようです。<br /><br />この日の目的地は、ハルシュタット。街全体が世界遺産に指定されているところです。ウィーン西駅9:45分発、インスブルック行きの列車に乗りました。ウィーンから唯一直通でハルシュタットに行ける列車で、途中、車両後部が切り離され、ザルツカンマーグート行きの列車に接続するので、乗車する車両に気をつける必要がありました。<br /><br />2時間半はひたすら都市部を走り抜けていて、車窓からの眺めも特に目を見張るものはなかったのですが、列車の切り離しが行われ、列車がザルツカンマーグート地域を走り始めたところから、景色が一転変わりました。山々とそれを彩る葉の緑、湖の青の美しさといったら、おとぎ話の風景のようでした。<br /><br />1時40分ごろ、ハルシュタット到着。駅から出てすぐに、船着き場に向かいボートに乗って、対岸の町に向かいます。乗船時間は10分足らずですが、その景色や空気のきれいさに、思わず息をのんでしまいました。どこをみても、ベストショットになれそうな景色で、何もかもをすべて写真に撮っておきたいほどでした。<br /><br />いかにも、外見はヨーロッパ風コテージというホテル、グリューナーバウムへチェックインしたのち、さっそく観光です。ゼー通りという湖畔沿いの美しい観光通りを抜け、ハルシュタット塩抗へ向かいました。ハルシュタットは、もともと塩抗が重要な産業で、ここでの塩の採掘が国の収支を支えていたようです。ハルシュタットの塩抗は世界最古で現在もまだ操業中な上、坑内を見学することができます。傾斜のある山の上にあるので、ケーブルカーに乗ってさっそく向かいました。この塩抗からみるハルシュタットの眺めも素晴らしいです。<br /><br />塩抗ガイドツアーは約1時間半。英語とドイツ語でガイドしてくれます。日本語のガイダンスもあるようなのですが、品切れで入手できず。英語でガイドを聞くことになりました。ガイドの人は、若い男性で、ユーモアもあり、英語も堪能です。滑り台や水のイリュージョン、映画ガイダンス、炭鉱列車等様々な体験をさせてくれました。すべり台はめちゃ面白かった!!さらに、坑内に塩に埋まっていた白骨死体が100年前に見つかり、せいぜい150年ぐらい前のものかと思っていたら、最近の調査の結果、白骨死体は3000年前のものだとわかり、塩抗が紀元前から行われていたことがわかり驚きました。ここの見学はイチオシです。<br /><br />ウィンドウショッピングののち、ホテルで夕食。よくわからない魚料理を食べました。さすが田舎だけあって、給仕がのんびりしてる。注文をお願いするまで20分かかりました。食べ終わって皿をかたずけるまで40分。給仕のトロさに少し辟易です。おじいさんだったからかなぁ。お魚は、セサミバターが濃く、少し後味が気になりましたが、それなりにおいしかったです。<br /><br />グリューナーバウムは、結構設備も古く、夜中に電球が切れてしまったり、女一人の部屋なのに、レースのカーテンしかないといった、配慮サービスの不足さを感じました。お部屋もきれいだし、浴室なんかも素敵なデザインなんですけどね。スーツケースをあける十分なスペースもなかったので、かなり不便に感じました。<br /><br />8月9日(月)<br /><br />ホテルチェックアウト後、列車にのってバードイシュルへ。温泉保養地として有名なところです。皇帝フランツ・ヨーゼフも、毎年夏にここにあるカイザーヴィラで避暑をしていたようで、シシィと初めて出会ったのもここなのだそうです。カイザービラは、こじんまりとした上品な建物でした。現在も曾孫の所有物だそうで、40分くらいのガイド付で中を見学することができます。そう大きくない建物なので、当時の生活を感じられて、親近感がわきました。シシィが撮った写真が展示されているところがあって、それらの写真が印象的でした。シシィは写真の腕がかなりあったようです。彼女はそのほか乗馬もプロ級で、詩に通じ、語学も堪能でした。現代に生まれれば、立派なキャリアウーマンになったことでしょう。庭は皇帝が狩りを楽しんだほどなので、べらぼうに広く、歩くだけでも相当時間がかかるようでした。さすがに庭の散策は断念です。<br /><br />バードイシュルでは、温泉に入ることをとても楽しみにしていました。海外の温泉はこれが初めてです。旅行者でも楽しめるザルツカンマーグートテルメで温泉に入ることにしました。<br /><br />塩分を3%も含んでいる温泉で、温かくはありませんが、出た後、体が妙に熱くなります。冷たいプールタイプと温かいバブルバスタイプがあって、両方とも2,30分ずつつかってきました。まわりはおじいさん、おばあさんばかりで、おばあさんたちが、温泉につかりながらおしゃべりしていました。日本でも同じ光景がみられますな。どこでもやることは同じらしい。<br /><br />温泉後は、ローカルバスでザルツブルグへ。地元の人が良く利用するようで、ザルツカンマーグートの名所を所々停車しながら、1時間半かけてザルツブルグへ向かいます。ザンクトギルデン、モントゼーも停車するので街並みを垣間見ることができます。<br /><br />このバスからの車窓は、ザルツカンマーグートの夏の貴重さを程よく感じさせてくれました。草原の緑、湖の青、山々の碧、空の水色、小さな花々の黄色が太陽の光に映えて、ヨーロッパの夏の美しさを感じさせてくれます。自転車にのってツーリングしている人がたくさんいました。<br /><br />旅をのんびり楽しむなら、このバスルートは大変お勧めです。<br />

オーストリア旅行記2 ザルツカンマーグート編

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2010/08/08 - 2010/08/09

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wasulaw

wasulawさん

ウィーンを出て、いよいよザルツカンマーグートです。

8月8日(日)

8時ごろホテルをチェックアウトして、ウィーン西駅へ向かいました。ウィーンのホテルは、オイローパでした。立地も良く、朝食も内容が豊富で基本的にはまずまずだったのですが、お部屋の掃除が中途半端だったこと、冷蔵庫が壊れていたこと、シャワー室にカビが繁殖していたこと等色々あって、次はあまり泊りたくないホテルでした。総じて今回の旅行では、ホテルは恵まれなかったようです。

この日の目的地は、ハルシュタット。街全体が世界遺産に指定されているところです。ウィーン西駅9:45分発、インスブルック行きの列車に乗りました。ウィーンから唯一直通でハルシュタットに行ける列車で、途中、車両後部が切り離され、ザルツカンマーグート行きの列車に接続するので、乗車する車両に気をつける必要がありました。

2時間半はひたすら都市部を走り抜けていて、車窓からの眺めも特に目を見張るものはなかったのですが、列車の切り離しが行われ、列車がザルツカンマーグート地域を走り始めたところから、景色が一転変わりました。山々とそれを彩る葉の緑、湖の青の美しさといったら、おとぎ話の風景のようでした。

1時40分ごろ、ハルシュタット到着。駅から出てすぐに、船着き場に向かいボートに乗って、対岸の町に向かいます。乗船時間は10分足らずですが、その景色や空気のきれいさに、思わず息をのんでしまいました。どこをみても、ベストショットになれそうな景色で、何もかもをすべて写真に撮っておきたいほどでした。

いかにも、外見はヨーロッパ風コテージというホテル、グリューナーバウムへチェックインしたのち、さっそく観光です。ゼー通りという湖畔沿いの美しい観光通りを抜け、ハルシュタット塩抗へ向かいました。ハルシュタットは、もともと塩抗が重要な産業で、ここでの塩の採掘が国の収支を支えていたようです。ハルシュタットの塩抗は世界最古で現在もまだ操業中な上、坑内を見学することができます。傾斜のある山の上にあるので、ケーブルカーに乗ってさっそく向かいました。この塩抗からみるハルシュタットの眺めも素晴らしいです。

塩抗ガイドツアーは約1時間半。英語とドイツ語でガイドしてくれます。日本語のガイダンスもあるようなのですが、品切れで入手できず。英語でガイドを聞くことになりました。ガイドの人は、若い男性で、ユーモアもあり、英語も堪能です。滑り台や水のイリュージョン、映画ガイダンス、炭鉱列車等様々な体験をさせてくれました。すべり台はめちゃ面白かった!!さらに、坑内に塩に埋まっていた白骨死体が100年前に見つかり、せいぜい150年ぐらい前のものかと思っていたら、最近の調査の結果、白骨死体は3000年前のものだとわかり、塩抗が紀元前から行われていたことがわかり驚きました。ここの見学はイチオシです。

ウィンドウショッピングののち、ホテルで夕食。よくわからない魚料理を食べました。さすが田舎だけあって、給仕がのんびりしてる。注文をお願いするまで20分かかりました。食べ終わって皿をかたずけるまで40分。給仕のトロさに少し辟易です。おじいさんだったからかなぁ。お魚は、セサミバターが濃く、少し後味が気になりましたが、それなりにおいしかったです。

グリューナーバウムは、結構設備も古く、夜中に電球が切れてしまったり、女一人の部屋なのに、レースのカーテンしかないといった、配慮サービスの不足さを感じました。お部屋もきれいだし、浴室なんかも素敵なデザインなんですけどね。スーツケースをあける十分なスペースもなかったので、かなり不便に感じました。

8月9日(月)

ホテルチェックアウト後、列車にのってバードイシュルへ。温泉保養地として有名なところです。皇帝フランツ・ヨーゼフも、毎年夏にここにあるカイザーヴィラで避暑をしていたようで、シシィと初めて出会ったのもここなのだそうです。カイザービラは、こじんまりとした上品な建物でした。現在も曾孫の所有物だそうで、40分くらいのガイド付で中を見学することができます。そう大きくない建物なので、当時の生活を感じられて、親近感がわきました。シシィが撮った写真が展示されているところがあって、それらの写真が印象的でした。シシィは写真の腕がかなりあったようです。彼女はそのほか乗馬もプロ級で、詩に通じ、語学も堪能でした。現代に生まれれば、立派なキャリアウーマンになったことでしょう。庭は皇帝が狩りを楽しんだほどなので、べらぼうに広く、歩くだけでも相当時間がかかるようでした。さすがに庭の散策は断念です。

バードイシュルでは、温泉に入ることをとても楽しみにしていました。海外の温泉はこれが初めてです。旅行者でも楽しめるザルツカンマーグートテルメで温泉に入ることにしました。

塩分を3%も含んでいる温泉で、温かくはありませんが、出た後、体が妙に熱くなります。冷たいプールタイプと温かいバブルバスタイプがあって、両方とも2,30分ずつつかってきました。まわりはおじいさん、おばあさんばかりで、おばあさんたちが、温泉につかりながらおしゃべりしていました。日本でも同じ光景がみられますな。どこでもやることは同じらしい。

温泉後は、ローカルバスでザルツブルグへ。地元の人が良く利用するようで、ザルツカンマーグートの名所を所々停車しながら、1時間半かけてザルツブルグへ向かいます。ザンクトギルデン、モントゼーも停車するので街並みを垣間見ることができます。

このバスからの車窓は、ザルツカンマーグートの夏の貴重さを程よく感じさせてくれました。草原の緑、湖の青、山々の碧、空の水色、小さな花々の黄色が太陽の光に映えて、ヨーロッパの夏の美しさを感じさせてくれます。自転車にのってツーリングしている人がたくさんいました。

旅をのんびり楽しむなら、このバスルートは大変お勧めです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
25万円 - 30万円
交通手段
鉄道 観光バス
航空会社
ルフトハンザドイツ航空
旅行の手配内容
個別手配
  • ウィーン西駅ホーム

    ウィーン西駅ホーム

  • 列車リザーブ席

    列車リザーブ席

  • ハルシュタット塩抗

    イチオシ

    ハルシュタット塩抗

  • カイザーヴィラ玄関

    カイザーヴィラ玄関

  • カイザーヴィラ中庭

    カイザーヴィラ中庭

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