西沢渓谷ハイキング　★一人旅　①★

2010/08/03 - 2010/08/03

涼を求め、山に出かけることにしました。
初めての★一人旅★・・・とは言っても日帰りですが。

西沢渓谷のハイキングコースは初級者向けの歩行距離10km、所要時間約3時間30分のコースです。

一人なので誰に遠慮することもなく自分のペースでゆっくり歩き、立ち止まっては色々観察し、鳥や虫の声に耳を澄ませ、疲れればすぐに休憩。
小さな音や見慣れない蜘蛛に驚き、クマや蜂の群れに遭遇したらとドキドキしながら（実際にはそんなに危険なコースではなさそうでしたが）速足になることもありつつ、山を満喫。
今回の目当てのトロッコの道も歩くことができ、最後に鹿の親子に出会い大満足！！


家族や友人とのハイキングとはまた違った、楽しい充実したハイキングとなりました。

エリア 山梨

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JR特急 JRローカル

新宿→立川から中央本線に乗り換え、8:24山梨市駅に到着〜。

ホーム（下り線）には山梨をアピールする記念碑？がありました。

山梨市駅の外観。
素朴で良い感じです。
バスの乗り場は目の前。こちらから9:05発の
西沢渓谷入口（10:03着）までバスでの移動。

約1時間のバスの車窓も楽しかったのですが
西沢渓谷入口まで行く乗客は私一人。
少々不安になりました。

西沢渓谷入口に到着〜！小さな建物がポツリ。
意外と入口は地味でした・・・。

お天気はイマイチで、今にも雨が降りそうです。お陰で熱中症の心配はしなくて済みました。

雨具の用意のない私を心配し、バスの運転手さんがご親切に傘を貸してくれました。

入口から少し歩いたところで、通行止め？！
歩行者のみ通行可でした。

西沢渓谷。どんな所か楽しみです。

最初の橋と滝です。下を流れるのは青笹川？

滝は橋からそれ程近くありませんでしたが、気分が昂揚するには十分でした。

昨日もお天気が悪かったのか、所々に水たまりがあり、コースの状態が心配です。

西沢渓谷入口から15分程でしょうか。
渓谷の地図や看板、トイレ、休憩スペースのあるエリアに辿りつきました。

入口からここまでは平坦な道が続き、西沢渓谷が初級者向きと実感。

「ヌク沢」の看板。

コチラが「ヌク沢」でしょうか？

2つ目のトイレに到着。
中を覗いていないので、どんな雰囲気かわかりませんが。

これが、おそらく西沢山荘。
営業はしていない様子です。

西沢山荘と目と鼻の先にある田部重治文学碑。残念ながら、この方のことは良く知りませんでした。

ここから、いよいよ本格的な山道という印象を受けました。

よく揺れるつり橋を渡り。

こんな階段を上り。

大久保の滝に到着です。

歩きやすい（傾斜は意外とありますが）階段を上り。

防空壕？を思わせる景色を横目に。

川のすぐ側をず〜っと歩きます。
色が本当に綺麗。

この頃には小雨が降っていましたが十分綺麗でした。

フグ？

人面洞。人の顔に見えますか？

鎖につかまって歩きました。
鎖がないと不安な場所、結構あります・・・。

竜神の滝。

コースのすぐ側に水。本当に川が近かった。

都会では見かけない花にもたくさん出会えました。

外人さんがカヌーを楽しんでいました。
この先、少し行くと滝！！

無事を信じています・・・。

山から溢れる水が、ハイキングコースを遮ることもありました。
渡れるか少々心配に・・・。

一人なので、余計に気弱になってしまいました。

「七ツ釜五段の滝」の一部です（多分）
綺麗と思ったのですが、看板等あったのに気付かず写真を取り損ねました。

最後の上りです。「七ツ釜五段の滝」はここまで来ると、ほとんど見えません。

キノコの生命力を感じます。同じようなキノコが木の根の近くにもたくさん生えていました。

ハイキングコース上りの最後にトイレがあります。
・・・が、お世辞にも綺麗とはいえないので、使用しないつもりでコースを歩く方が良いかと思います。

いよいよ、トロッコの道の始まりです！！

ここからは、ゆったりとした下りの道が続きます。

下りの行程には上り以上にたくさんの小さな橋があります。

上りと大きく異なる点は、水（川や滝）を見る機会が少ないことです。

大展望台？こちらから、あちら側の山がよく見えるようですが。

残念ながら、雲が多く鶏冠山はよく見えませんでした。

時々トロッコのレールが現れ、いつのまにか消える。

こんな風に、木材を運んだのかなぁ・・・と思いを馳せます。

シャクナゲの群生地。
シャクナゲの時期にまた訪れたいです。

キノコの群生地？

色々な種類のキノコが生えていて、これもまた楽しみのひとつです。

小雨も止み、お天気が良くなってきました。

「ねとり橋」の少し手前で、鹿の親子に出会いました。

子供がいるからか親鹿は警戒していて、私も一人だった為身の危険を感じ、すぐに立ち去りました。

親子の写真、撮れなくてとても残念です。
こんな感じの場所に現れました。

ねとり橋周辺。
お天気は小雨→晴天となりました。

やっぱり、天気が良いって気持ち良い！！！

今回の一人ハイキングのお供のビニール傘。
バスの運転手さんが貸してくれました。

正直「ハイキングに傘？？」と、邪魔になると思いつつも親切を断れずにお借りしましたが、とても役に立ちました。→傘をさすことはありませんでしたが、トレッキングポールとしての役割を十二分に果たしてくれました。

この傘があったお陰で、快適なハイキングとなりました。

運転手さん、有難う。