2009/10/22 - 2009/10/28
43位(同エリア74件中)
ヴィータさん
VOL.1の、驚嘆ラグジュアリー・ヴィラの紹介に続き---
VOL.2では、ポートダグラス近辺のレストラン&アクティビティを中心に紹介。
夫婦2人の旅なら、G.B.R.のアイランド・リゾートでお魚と戯れながらまったり過ごすところですが、今回はグループ旅行。アクティブに、けれど自分達ならではの"特別感"も忘れずに、オーストラリアの「海・森・動物」を満喫したい。ということで、英語サイトや穴場情報を必死に検索。4泊6日の短い行程の中で、まあ、このプランニングは「グッジョブ」だったかな(笑)
では、到着日から順を追って、我らのオリジナルツアーをご紹介!
VOL.1ヴィラ編http://4travel.jp/traveler/1231/album/10475010/
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 3.0
-
第1日目。
朝6:00ケアンズに到着。
上空から眺める黎明の空は、南半球らしいインパクトで迎えてくれる。 -
が、降り立ってみると、乾季のせいか、抜けるような青空、眠気を吹っ飛ばすような楽園の光はない模様。やはり、眠い。とにかく眠い。
で、そそくさとお迎えの車に乗って、混み合うケアンズは素通りし、少し先の閑静な街、ポートダグラスへ。 -
少し先といっても、オーストラリアは広大。チョイ先のポートダグラスまででも1時間近くかかる。海岸線を走るので気持ちはいいが、やっぱり眠い。みんな景色は見ずに爆睡、ちょっともったいない。
頑張って起きていた私が見た、車窓のオーストラリア大陸は、南国というより、山火事の多さが頷ける、どこか広漠とした大地。
(直前に、日本でもニュースになった、日本列島丸呑み級の大火災があったのですが、乾季は常にどこかで山火事が起きているらしい)
どうやら雨季の方が緑が溢れているようです。 -
私たちがまず向かったのは、ポートダグラスの入り口にある、「レインフォレスト・ハビタット」。
とにかく朝が早いので、ここで「鳥と食べる朝食ブッフェ」をとり、時間を潰す。(リゾートのアーリーチェックインは1泊分の値段をとられるので諦めた)
放し飼いの南国の鳥たちと朝食なんて素敵な話だが、眠気もあってみなテンションは低いぞ、おいおい。 -
とはいえ早い時間帯ほど鳥が集まってくるようで、極彩色の多様な鳥に、動物好きの私の心は躍る。
-
ブッフェのメニューはいたってシンプルだが、フルーツは南国ならではの種類が豊富。このフルーツを求め・・・・
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ロキリートが・・・
くる。 -
くる。
-
くる。
誰よりこやつに会いたかったので、う、嬉しい。 -
床にも、
-
上にも、
(テントの上の影も鳥) -
誰もいないテーブルにも、
-
手すりの上にも、名前の知らない鳥たちが、くる。
(でも、朝食の時間が終わる頃には、1羽もいなくなる) -
朝食を済ませたら、園内散策。
ワラビーなどに餌をやるが、カンガルーは威嚇してくるので、怖くて近づけない。
(餌は入場口の売店でしか売っていないので先に買っておかないといけません) -
エミュー。(たぶん)
-
そっと近付き撫でてみた。案外おとなしかった。
日本の放し飼い系動物園にもよくいるので、きっと穏やかな性格なのだろう。 -
ワニはかなりデカいのがいた。
-
これは有名な鳥ですね・・・なんでしたっけ?
「火喰い鳥」だそうです。(byドン)
こちらはさすがに放し飼いではない。 -
こいつは見かけと違って滅茶苦茶、凶暴。
凄い鳴き声&スピードで追いかけてくるので、「んぎゃ!」とこっちも声をあげ逃げました。 -
園内はさほど広くないが、朝っぱらから動くのはだるい。ドンが休憩して飲んだビール。
まあ、ここは動物の種類も少ないので、わざわざ遠征する場所ではないかもしれないが、ポートダグラスに泊まるならオススメ。鳥好きにはたまらないでしょう!
(但し、「鳥との朝食」は開園直後に行かないと、鳥はすぐいなくなってしまうのでご注意。「鳥とランチ」というコースもあるが、ランチにはあまり鳥はこないらしい) -
で、昼前にようやくリゾートへ。
ここで、ぐったりしていた一同の目が突然爛々と輝く。ようやくリゾートへ来た気分になったようだ。
(後でシェラトン・ミラージュ他の人気リゾートを覗いたが、どこも古めで暗めだった。ここは空が広く風が抜け、南国気分を満喫できる)
このレセプションでちょっと待った後、早めにチェックインさせてくれた。 -
で、VOL.1で紹介した通り、リゾート内に点在するこの一軒家風ヴィラに狂喜し、
その騒ぎがようやくおさまったところで、一休み。
夕方までプールサイドでまったりしたり、仮眠をとったりした後、まずはポートダグラス散策に。 -
といっても、この日は夕飯がてら、軽く街の様子を下見、レンタカーを借りるのが目的。
この写真は、借りてきた車を、マイ・ヴィラならぬアウア・ヴィラの駐車場に停めた写真。ポートダグラス・ケアンズ周辺を巡るだけでも車は欠かせない。
(空港でも借りれるのだが、早朝の運転はキツいし、なれない道を走るのは大変だと判断しました) -
こちらは、街へ行こうとバス停に向かった時に出会った光景。
黒い点々としたものが何かというと・・・・ -
鈴なりの、コウモリ!
街にもたくさんいて、夕暮れになると一斉に鳴き出す。その声量たるや、オーストラリア---改めオーケストラ並みの大迫力。街中でこんな光景に出くわすとは、恐るべし、オーストラリア!
こういう自然とのさりげない出逢いは、たとえコウモリだろうが、素敵な贈り物ですね。 -
リゾートから街の中心までは、バスで10分。
バスといっても、バスストップがわかりにくいし、バスも普通のバンのように小さいので、見つけにくい。結局、バス停じゃない所で手を挙げとめたものの、それはバスではなかった。でも、同行の青年1が値段交渉したら街まで送ってくれた。オージーの大らかさなのか、ちょっと愉快な経験。
街中の様子はまた再訪するので後ほど紹介。
車を借りたら、その車で街外れのマリーナ付近へ。
ナビ付きにしたが、それでも迷いに迷い、辿り着いたのは・・・・ -
クリントン大統領も訪れた、「オン・ザ・インレット」。
http://www.portdouglasseafood.com/ -
ここは、オープンテラスの席から、マングローヴの生い茂る入り江を望むことができる、素敵なシーフードレストラン。
-
一見、カジュアルだが、夕暮れ時に行くと、湖にいるような錯覚を覚えるほど、静謐な空間。
時々観光船が行きかい、手を振りあったりするも、安っぽさはなく、優雅な気持ちで自然と笑顔が溢れ、手を振ってしまう感じ。こういうゆるやかなコミュニケーションがオーストラリアの魅力なのだろう。 -
店内も賑わいがいい感じだが、写真は人がいっぱい写っているので、残念ながら控えます。
日本人は他におらず、他の国の旅行客で賑わっていた。みな、どこから来たの?と気軽に声をかけあい、やたらと乾杯し合う。
カジュアルなのにエレガント。料理も豪快なのに繊細。 -
ここは・・・噂通り、や、それ以上に素晴らしかった。
何より、シーフードの味付けが、旨い!
オーストラリアは大味なイメージだったが、そんなことはないんだね。美味、美味。 -
夜はこの通り真っ暗になり、景色も見えないので、行くなら「絶対夕暮れ時を逃すな!」です。
ジョージと呼ばれるドデカい魚がテラス下の海を回遊(?)しているらしく、5時くらいの餌付けタイムに迫力のその身姿を拝むこともできるようです。(サイトの動画参照)
そして食事を終えた後は、スーパーで飲み物やツマミを買い、ヴィラに戻り、ワインをあけ、語らい、休み―― -
第2日目。
ヴィラの前の池に集う、カモだか何だかの合唱で目覚めた後、まずはリゾートのレストランへ。 -
レセプションからレストラン(左手の建物)を見下ろす。
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抜ける風と日差しが気持ちいい、コンドとは思えぬ上質なレストラン。
(夜は外からのお客も訪れる、人気の店らしい) -
店内。
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店内からプールを見る。
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朝食は、メニューから好きな物を好きなだけ頼める。
(朝食付きの場合)
私が必ず頼んでいたフルーツのヨーグルトがけ。オーストラリアはマンゴーをはじめフルーツがとても甘くておいしい。毎日これを食べていたら、肌がぷるぷるになった。 -
こちらは大好きなエッグベネディクト・・・
ではなく、ハム&エッグの写真かな???
何れも美味。 -
屋外で食べることもできる。
そりゃ気持ちいいです。 -
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こちらはバースペース。
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狭いが、ソファがいい感じ。
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さて、朝食を食べたら世界遺産地域、キュランダへ。
キュランダ鉄道は普通車ではなく、ゴールドクラスの席を予約。
観光化された駅を避け、1つ先のローカル駅、フレッシュウォーター駅から乗り込む。
この選択は大正解だったのだが、ここまでの道のり、ナビがあるのに迷いに迷い、電車の発車時刻が迫る。焦りに焦り、オージーに道を訊いたら、おっさんがもうのんびりのんびり説明するもので、ますますピンチに陥った。(いかにもオージーな白髭のいい人だったのですが・笑)
この長閑な駅の風景とは程遠く、とにかく、駅を発見して車を止めてからも、汗だくで、走った、走った。急げー! -
でも、駅は田舎町の忘れかけた風景が横たわり、心安らぐ。
帰りは誰もいなかったので、ますます時間がとまったよう。
まあ、そんな風情ゆえに、周りに何もなく、迷うハメになったのですが。 -
木の温もりが優しい切符売り場。
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ロイヤルグリーンの車両がゴールドクラス。
レトロで品がいい。 -
ゴールドクラスは空いていて、ゆとりがある。
席は固定式の椅子ではなく、普通の1人掛けのソファなので、向きも場所も自分で変えられるし、優雅で快適。 -
このクラスの特筆すべき点は、チーズやパンといった軽食と、シャンパンやビール等の飲み物が無料で出ることだ。
電車はゆっくり走るので、実はキュランダ到着まで時間がかかり、ちょっと飽きる。でも、お酒を飲みながらなら、時間が経つのもあっという間。
ガイドブックやお土産もくれる。それにレターセットが入っているので、車窓を眺めながら手紙をしたためるのもいい。 -
では、「世界の車窓から」のオープニングにもなったキュダンダ鉄道の旅に、出発!
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「鉄ちゃん」風に身を乗り出し撮ってみる。
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ここが絶景ポイント。
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でも、乾季なので全体に緑も乾いた感じで、
滝も痩せ細って。 -
途中で15分くらいかな?停車する駅。
ここで降りて、みんな記念写真を撮る。
赤い車両には人がたくさん乗っていたようで、
いきなり日本人がいっぱい出てきて驚いた。
(この日のこの時まで、まったく日本人を見なかったので。ウォーター駅から乗ったので気付かなかった)
キュランダ鉄道は想像していたより、「古きよき開拓時代をしのぶ観光用化した列車」でしたが、それでも一度は乗っておきたい、素敵な列車ですよね。 -
キュランダの街に到着。
世界遺産の地域にある街という風情はあまりないものの、お土産屋さんや、いい感じのビアバーがいっぱいある、散歩するのにちょうどいいサイズの長閑な街。
季節的にも混み合ってなく、ゆるい感じで楽しめた。
近くにアボリジニの居住区があるため、アボリジニをちょいちょい見かけたが、聞いていた通り、彼らはホームレスかと見まがう貧しさで、陽気なオーストラリアの裏側を見た気がする。話してみたかったのだが、向こうもこちらを避けている様子で、断念。実際、オーストラリア人の知人(白人)も差別があると言ってたしな・・・ショーなどの観光系以外ではなかなか仕事がないというのは、どうなのよラリア政府! -
ここには小さな動物園や蝶のテーマパークもあるが、私は入らず、安いマッサージ店で休憩。
この蝶園には、幸せを呼ぶ青い蝶=ユリシスがいるのだが、後日、私は夫のドンと二人で出かけた静かな渓谷で、野生のユリシスを発見!
オーストラリアは全体にかなり観光地化されているので、こういう自然な出逢いこそ貴重で幸せだと思った。 -
帰りは定番のスカイレールで。
これ、結構迫力ある場所を通過します。上から下に降りると壮観ですが、ちょっとでも高所恐怖症の方は行きに活用した方がいいと思います。
また、途中の駅で降りて見た熱帯雨林は、乾季だということもあるが、やっぱり乾き系だった・・・。
&スカイレールはまさに観光用なので、団体客が多い(しかも1組数十人の!)。団体を見つけたら、走ってその前に乗り込まないと、大変待たされるので要注意。 -
夜の予定まで時間があったので、パームコーブまでドライブ。
しかし、オーストラリアはハワイと違って広い広い。お陰で「近場」に行くにも大変だ。「所要時間10分」と書いてあっても、イメージは3、40分。30分と書いてあったら1時間はかかるイメージ。慣れないとちょっと予定が狂う。
パームコーブはとても小さな穏やかな町で、海沿いに洒落たオープンレストラン&カフェが点在している。味もおいしい。オーストラリアは大味かと思ったが、スタイリッシュで創意工夫を凝らした美味な店が多いようだ。
でも長い時間を潰せるほど見るものはないので(海も荒れてたので休めず)、男性陣は車で一休み。私はスパを探したが、どこもいっぱいで、スパ探しで余計に疲労した。(笑) -
結婚式をビーチでやっているカップルが数組いて、素敵でした。カジュアルな感じがリゾート・ウェディングらしくていい。
あと、アンサナのビーチ沿いのテラスカフェは風が抜け、気持ちがよかった。特にソファ席の居心地がいい。 -
実はこの夜は、優雅でエキセントリックなディナーを満喫したいと、森の中にある秘密の野外レストラン「THE FLAME OF FOREST](当日お迎えが来て、場所は教えてくれない本当の隠れ家)に行きたかったのですが・・・予約をとろうと日本から英語がうまい男子に電話してもらったものの、現地時間・夜の10時で、「今何時だと思ってるんだ」と怒られた挙句、予約は取れず。
現地サイトで発掘した、こんな素敵な所なので、どなたか行った方、旅行記紹介して下さい。
http://www.flamesoftheforest.com.au/dining
(写真は閑話休題。フォーマイルズに抜ける小道です) -
で、予定変更、これまた定番の「ナイト・ズー」へ。
優雅で特別感のあるディナーから一転。超カジュアルな世界へ。
まずセットになっているビュッフェは、ん?んん?微妙。(笑)
でも動物園だからね、そう考えると十分。しかし動物園で肉が出るって・・・アリ!?
でもスタッフは愉快で、その賑々しい雰囲気をみんな楽しんでました。ファミリーや若い人にはとてもオススメです。
そのあと園内散策に向かうのですが、これが私の苦手なツアー式。自由に園内をみれるのではなく、全員で移動しながら解説を聞く。(ま、危ないからこれも当然か)
が、このツアー、実はなかなかのもの。これだけで来た甲斐がある、必見のポイントがあるんです。それが・・・走るコアラ!
初めて知ったが、コアラは夜行性で、あのコアラが、なんと激走するのだ!しかもこれが結構速く、敏捷。枝から枝へも、飛ぶ、飛ぶ、落ちたら走ってまた飛ぶ!
スタッフが抱き上げたコアラにしか触れることはできないが、コアラの激走爆走を目撃できただけで、もう一同ハイテンションに!
いいですか皆さん、「コアラは運動神経抜群です!」 -
ワニの餌付けも迫力だったが、ワラビーの餌付けも愉しい。昼間はゴロ寝してたあのワラビーが、小走りでくるわくるわ・・・。女子1が誤って尻尾を踏んでもビクともしなかった、頑丈な尻尾に驚いた。
そういえばワラビーは国道沿いにも沢山生息しているらしく、何度か車に轢かれてしまったワラビーを見かけた。
北海道と同じで、動物と人間の共生は難しいのですね・・・。
そしてこのあと、なんと、みんなでフォークダンス!
若人たちは、このハイテンションぶりが面白かったようで、ハメを外し、外国人の方々と陽気に躍りまくってました。
のんびり派の私たち夫婦には朝からヘヴィな日程でしたが、みんなはどうやらとても愉しかったようです。よかったよかった。 -
そして、次こそいよいよ、この旅行記のタイトル。
ヴィラにお迎えのヘリがきて・・・・ -
グレートバリアリーフへ上空からこんにちは編。
-
引っ張りに引っ張って――次回に、フライ!!!
(続く)
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