2010/06/18 - 2010/06/18
81位(同エリア522件中)
いぶれすさん
《3日後には晴》の予報はちっとも実現せず、もう八日目となりました。相変わらずの曇天ですが、身体もなまるので、眺望にはあまり期待せず、この夏最初となる重めのハイキングに出かけることにしました。
ヴァリスの一周コースの中では最も古い1972年に始まり、ハイキングの小冊子でも一番に紹介されているトゥール・デ・ダン・デュ・ミディ(Tour des Dents du Midi)の一部で、ローヌ谷に面した東側に当たります。この小冊子に関しては以下をご覧下さい。
http://www.valais.ch/en/Valais-BrochuresVS.html
サン・モリスからバスで25分のメ(Mex)を出発して、ジョラ峠を越え、モン・ブラン・エキスプレスの途中駅で、カルト教団の事件で有名になったサルヴァンに至るコース・タイム、登り3時間35分、下り2時間40分、標高差にして登り1,100M、下りは1,300Mのコースです。
尚、6/17は休養でしたが、6/16にはシエールから東隣の駅サルゲッシュまでの《葡萄栽培の道》を歩きました。機会があればアップしたいと思います。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
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サルヴァン方面からは、ヴァン・ダン・オ(Van d’en Haut)までバスの便がありここから峠まではコース・タイム2時間半です。昨年の春、町の公式ページにこのバスは、当面運行休止と案内されていたため、今回は調べもしませんでしたが。
尚、メからは、適当なバス便はありませんので、この場合は往復となりましょうか。 -
サン・モリス駅で出発を待つメ行きのバス。 意外にもミニ・バスではありませんでした。乗ったのは二人だけで、すぐに私だけになりましたが。
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メのバス停付近
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バス通りを少し戻ってから右に見えているコースに入ります。 暫くは、車も通れる幅広の道を歩きます。
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右奥の雲に隠されているのが、ダン・デュ・ミディに繋がる山塊です。
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カトーニュとマルティニの町。 メは、この通り見晴らしの良い村です。
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ローヌ谷方面。 中腹の集落はミニ・ロープウェーで達する村シャンペで、その上のちょっと平になった所にあるセ・キャロ(Scex Carro)は、何年も前からハイキング候補に入れていますが、未だ実現していません。
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右上の端にダン・デュ・ミディの一部が覗いています。電車からも見えるのですが。
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ノルト(Norto)の堰堤にて。 メの村が見えます。
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ここからが本格的な登りとなります。峠まで3時間となっていますが、2時間半弱で到着しました。
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九十九折れの車道を貫く直登ートを取ります。ここで、車から降りてきた二人の村人から迷った羊を見かけなかったかと尋ねられました。ちょうど1分位前に前方100M位を歩いている1頭を見たのでその旨伝えました。 すぐに見つかるだろうと思ったのですが、かなり登った先の羊の群れの近くで依然、双眼鏡で探しており、私が見たのは1分前ではなく、30秒くらいだった気もして心配になりました。
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左下にメの村落。その上の稜線上の突起が数日後に登ったクロワ・ドゥ・ジャヴェルヌ(Croix de Javerne)です。
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ここで羊の群れに追いついてしまいました。
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分け入って追い越そうとするも落下物が多くて、一旦諦めてやり過ごすことにしましたが、
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こんなに長く続いていて(左上の方まで連なっています)草を食べながら歩くので超スローペースです。結局、強引に掻き分けるしかありませんでした。
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ここまで登ればもう羊は追ってきませんので、自由に休憩が取れます。
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峠を見上げて。
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残雪がトレイルを塞ぐ場所が何箇所か現れてアイゼンを装着しました。実際には不要でしたが。
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峠は目の前です。
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峠に到着しました。 雲の合間にトゥール・ダイが遠望できます。
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峠の西側
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峠の北側。
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峠の南側
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雲が動いて、サランフ湖が現れました。
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北側
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南東方面。 晴れていれば、モン・フォールも見渡せるのでしょうが。
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Valeriana montana
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Primula polyantha
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スザンフ峠方面
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もうすぐサランフ湖に着きます。
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エマネ峠方面
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エマネ峠のズーム
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ここからは、広い道が続きます
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ローヌ谷越しに見える岩の突起、ピエール・アヴォア
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ヴァン・ダン・オ
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ヴァン・ダン・オのキャンプ場
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ヴァン・ダン・オの野草園。ちょっと荒れていますが。
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レ・ゲ(Les Gays)の集落
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谷の南側の趣のあるトレイル
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木々の間からローヌ谷を垣間見ることが多くなります。
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中央やや右がマルティニの町
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グランジュの集落。 正にカルト教団事件のあった地です。
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サルヴァンに着きました。 左下が駅舎です。
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