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イタリアからオーストリアへ。<br />3週間の旅の、最後の宿泊地にインスブルックを選びました。<br />アルプスの清流&quot;イン川&quot;沿いに広がる旧市街、四方を囲む青い峰々。<br />チロルの谷間に開けた美しい街です。<br />大き過ぎず、小さ過ぎず、派手過ぎず、地味過ぎず・・・<br />ミュンヘン空港から帰国するまでの2泊3日を、十分堪能しました。<br />最後の部分に、帰国前に立ち寄ったミュンヘンを追加しました。

インスブルック/スナップ紀行

16いいね!

2010/06/28 - 2010/06/30

230位(同エリア594件中)

1

65

極楽人

極楽人さん

イタリアからオーストリアへ。
3週間の旅の、最後の宿泊地にインスブルックを選びました。
アルプスの清流"イン川"沿いに広がる旧市街、四方を囲む青い峰々。
チロルの谷間に開けた美しい街です。
大き過ぎず、小さ過ぎず、派手過ぎず、地味過ぎず・・・
ミュンヘン空港から帰国するまでの2泊3日を、十分堪能しました。
最後の部分に、帰国前に立ち寄ったミュンヘンを追加しました。

同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
航空会社
中国国際航空
  • 11:48 発の普通電車。<br />ヴェローナからインスブルックまで行くのですが、<br />電車はオーストリア国境のブレネッロまでしか行きません。<br />そこがイタリア鉄道の終点です。<br />チケットも、普通電車では国境までしか買えません。<br />ヴェローナ→ブレネッロは 14.95ユーロ。

    11:48 発の普通電車。
    ヴェローナからインスブルックまで行くのですが、
    電車はオーストリア国境のブレネッロまでしか行きません。
    そこがイタリア鉄道の終点です。
    チケットも、普通電車では国境までしか買えません。
    ヴェローナ→ブレネッロは 14.95ユーロ。

  • 走り出してしばらくすると、<br />両側の窓に岩山が現れます。<br /><br />列車は山を避けるように山すそに沿って走ります。

    走り出してしばらくすると、
    両側の窓に岩山が現れます。

    列車は山を避けるように山すそに沿って走ります。

  • 1時間後、<br />岩山は更に巨大になり、むき出しの絶壁をさらします。<br /><br />「ひょっとするとドロミテ渓谷まで繋がっているかも」、<br />そんな想像をしてしまいます。

    1時間後、
    岩山は更に巨大になり、むき出しの絶壁をさらします。

    「ひょっとするとドロミテ渓谷まで繋がっているかも」、
    そんな想像をしてしまいます。

  • やがて進路の先に、青い山並みが顔を出します。<br />アルプスです。

    やがて進路の先に、青い山並みが顔を出します。
    アルプスです。

  • 列車は途中駅で乗客のほとんどを降ろし、<br />鋭角の雪渓へとひた走ります。

    列車は途中駅で乗客のほとんどを降ろし、
    鋭角の雪渓へとひた走ります。

  • ここまで約3時間。<br />国境駅のブレネッロに到着しました。<br /><br />オーストリアでの呼び名は『ブレンナー』駅、<br />途中駅でも駅名は2ヶ国語で表記されていました。

    ここまで約3時間。
    国境駅のブレネッロに到着しました。

    オーストリアでの呼び名は『ブレンナー』駅、
    途中駅でも駅名は2ヶ国語で表記されていました。

  • 離れたホームに、<br />オーストリア国鉄(OBB)の列車が止まっています。<br />15:38分発、インスブルックまであと30分の道のりです。<br /><br />

    離れたホームに、
    オーストリア国鉄(OBB)の列車が止まっています。
    15:38分発、インスブルックまであと30分の道のりです。

  • 車窓には、柔らかなチロルの高原風景が広がります。<br /><br />オーストリア国鉄の車両は、<br />次の停車駅を音声と電光板の両方で教えてくれて親切です。<br /><br />ブレンナー駅で「切符は車内で買うように」<br />と言われましたが、車掌さんが来る様子もありません。<br />結局そのまま&quot;消極的無賃乗車&quot;となってしまいました。

    車窓には、柔らかなチロルの高原風景が広がります。

    オーストリア国鉄の車両は、
    次の停車駅を音声と電光板の両方で教えてくれて親切です。

    ブレンナー駅で「切符は車内で買うように」
    と言われましたが、車掌さんが来る様子もありません。
    結局そのまま"消極的無賃乗車"となってしまいました。

  • 定刻にインスブルック中央駅到着。<br /><br />駅にはインフォメーション、有料トイレ、売店、食堂、スーパーマーケットなど何でも揃っています。<br /><br />地図をもらって外へ出ます。

    定刻にインスブルック中央駅到着。

    駅にはインフォメーション、有料トイレ、売店、食堂、スーパーマーケットなど何でも揃っています。

    地図をもらって外へ出ます。

  • 駅前広場には市電(トラム)の乗り場が何列も並んでいます。<br /><br />ユースホステル行きのバス停は、<br />この建物の先を右手に曲がった、駅の裏手にあります。

    駅前広場には市電(トラム)の乗り場が何列も並んでいます。

    ユースホステル行きのバス停は、
    この建物の先を右手に曲がった、駅の裏手にあります。

  • 何はともあれ、先ず荷物を置きに行きます。<br /><br />バスは一回券が1.80ユーロ。<br />バス停に備え付けの自販機で買います。<br />やっぱり、イタリアよりはちょっと高いですね。

    何はともあれ、先ず荷物を置きに行きます。

    バスは一回券が1.80ユーロ。
    バス停に備え付けの自販機で買います。
    やっぱり、イタリアよりはちょっと高いですね。

  • この大きなユースホステル(REICHNAUER STRASSE)は<br />インスブルックの端っこにあります。<br />中学・高校の生徒が学校行事で利用することが多く、<br />満室になることがあるというので、事前に予約しておきました。<br />朝食付きで18.2ユーロ。<br />ここに2泊する予定です。

    この大きなユースホステル(REICHNAUER STRASSE)は
    インスブルックの端っこにあります。
    中学・高校の生徒が学校行事で利用することが多く、
    満室になることがあるというので、事前に予約しておきました。
    朝食付きで18.2ユーロ。
    ここに2泊する予定です。

  • 玄関を入ると広いロビー。<br />受付、食堂、娯楽室、台所、洗濯室などが並んでいます。<br /><br />驚いたのは、<br />中央の丸い談話スペースをとり巻く、筒状の灰皿群。<br />数えてみると全部で8本、&quot;ラッキーエイト&quot;ですね。<br />吸いすぎに注意しましょう。<br /><br />『国民性』というやつでしょうか。

    玄関を入ると広いロビー。
    受付、食堂、娯楽室、台所、洗濯室などが並んでいます。

    驚いたのは、
    中央の丸い談話スペースをとり巻く、筒状の灰皿群。
    数えてみると全部で8本、"ラッキーエイト"ですね。
    吸いすぎに注意しましょう。

    『国民性』というやつでしょうか。

  • これは朝食風景。<br />こんなに混みあったユースは久しぶりです。<br /><br />部屋は2段ベッドが二つ並んだ4人部屋。<br />部屋単位では男女別ですが、隣の部屋は女子高生。<br />シャワーでもトイレでも遭遇してしまします。

    これは朝食風景。
    こんなに混みあったユースは久しぶりです。

    部屋は2段ベッドが二つ並んだ4人部屋。
    部屋単位では男女別ですが、隣の部屋は女子高生。
    シャワーでもトイレでも遭遇してしまします。

  • 朝食もたっぷりのヴァイキング。<br />食後は、コーヒーをテラスで飲んでもいい鷹揚さです。<br /><br />同部屋はドイツ、フィンランド、イタリア。<br />個人客は中高年が多く、&quot;疎外感&quot;は感じません。<br /><br />ほとんどを個人の責任に委ねてくれる方針らしく、<br />自由な雰囲気がとても気に入りました。

    朝食もたっぷりのヴァイキング。
    食後は、コーヒーをテラスで飲んでもいい鷹揚さです。

    同部屋はドイツ、フィンランド、イタリア。
    個人客は中高年が多く、"疎外感"は感じません。

    ほとんどを個人の責任に委ねてくれる方針らしく、
    自由な雰囲気がとても気に入りました。

  • ユースホステルの裏手は、イン川に沿った公園になっています。<br />旧市街も川沿いですから、ずっと辿れば行き着く筈です。<br /><br />この道は自転車専用路。<br />時折すさまじいスピードで走り抜け、人間サマを邪魔者<br />扱いします。<br /><br />他に、犬を遊ばせる&quot;ドッグラン&quot;もありました。

    ユースホステルの裏手は、イン川に沿った公園になっています。
    旧市街も川沿いですから、ずっと辿れば行き着く筈です。

    この道は自転車専用路。
    時折すさまじいスピードで走り抜け、人間サマを邪魔者
    扱いします。

    他に、犬を遊ばせる"ドッグラン"もありました。

  • 右の斜面に、丘の教会が。<br />チロルですねぇ。<br /><br />それにしても信者は毎回あそこまで、たいへんです。

    右の斜面に、丘の教会が。
    チロルですねぇ。

    それにしても信者は毎回あそこまで、たいへんです。

  • ぶらぶら歩いて小1時間。<br /><br />両岸を結ぶ橋の数が増えて、<br />ようやく街らしい雰囲気になってきました。<br /><br />イン川に架かる木橋『アルテ・イン橋』を渡ってみます。

    ぶらぶら歩いて小1時間。

    両岸を結ぶ橋の数が増えて、
    ようやく街らしい雰囲気になってきました。

    イン川に架かる木橋『アルテ・イン橋』を渡ってみます。

  • 中は、こんなふう。<br />この川もアルプスの雪解け水でしょうが、<br />水量が多く、流れは意外と急です。<br /><br />インスブルックは『イン川の橋』を意味します。<br />旧市街に架かる『イン橋』(INNBRUECKE)の周辺にあった村が<br />街の起源だということです。<br />イン橋は、実に普通の橋でした。<br />

    中は、こんなふう。
    この川もアルプスの雪解け水でしょうが、
    水量が多く、流れは意外と急です。

    インスブルックは『イン川の橋』を意味します。
    旧市街に架かる『イン橋』(INNBRUECKE)の周辺にあった村が
    街の起源だということです。
    イン橋は、実に普通の橋でした。

  • 旧市街の入口が近づきました。<br />このあたりは道幅も広く、両側は緑の公園になっています。<br /><br />最初に出てきた『チロル州立劇場』(LANDES THEATER)<br />の立派な建物。

    旧市街の入口が近づきました。
    このあたりは道幅も広く、両側は緑の公園になっています。

    最初に出てきた『チロル州立劇場』(LANDES THEATER)
    の立派な建物。

  • その向かい側には『王宮』があります。<br /><br />15世紀に建造されたゴシック建築を、<br />その後に女帝マリア・テレジアがロココ調に改造したという優美な宮殿です。

    その向かい側には『王宮』があります。

    15世紀に建造されたゴシック建築を、
    その後に女帝マリア・テレジアがロココ調に改造したという優美な宮殿です。

  • 宮廷の脇に、旧市街への城門がありました。<br /><br />入ってみます。

    宮廷の脇に、旧市街への城門がありました。

    入ってみます。

  • 狭いエリアに、中世の建物がぎっしり建ち並び、<br />それを目当ての観光客もこの界隈に集中しているようです。<br /><br />写真左は『市の塔』(Stadtturm)。<br />地上33mの展望台からは&quot;アルプス一望&quot;のようですが、<br />今回はもっと高いところに行くつもりなので、<br />ここには登りません。<br />

    狭いエリアに、中世の建物がぎっしり建ち並び、
    それを目当ての観光客もこの界隈に集中しているようです。

    写真左は『市の塔』(Stadtturm)。
    地上33mの展望台からは"アルプス一望"のようですが、
    今回はもっと高いところに行くつもりなので、
    ここには登りません。

  • 『黄金の小屋根』は街のシンボル。<br /><br />皇帝マクシミリアン一世が、広場で行われる舞踏会や武術の試合を見るために設けられた&quot;貴賓席&quot;です。<br /><br />この日は、パフォーマーのお嬢さんが優雅な姿を披露していました。

    『黄金の小屋根』は街のシンボル。

    皇帝マクシミリアン一世が、広場で行われる舞踏会や武術の試合を見るために設けられた"貴賓席"です。

    この日は、パフォーマーのお嬢さんが優雅な姿を披露していました。

  • 小屋根の周辺はレストランが軒を連ねます。<br /><br />空は明るくても、もう夕方7時過ぎ。<br />お店はいちばん賑わう時刻を迎えています。

    小屋根の周辺はレストランが軒を連ねます。

    空は明るくても、もう夕方7時過ぎ。
    お店はいちばん賑わう時刻を迎えています。

  • 黄金の小屋根から、まっすぐ南に伸びる通りは<br />『ヘルツォーク・フリードリッヒ通り』。<br />

    黄金の小屋根から、まっすぐ南に伸びる通りは
    『ヘルツォーク・フリードリッヒ通り』。

  • それはやがて『マリア・テレジア通り』と名前を変えて<br />南の端まで続いてゆきます。<br />旧市街のメインストリートです。<br /><br />

    それはやがて『マリア・テレジア通り』と名前を変えて
    南の端まで続いてゆきます。
    旧市街のメインストリートです。

  • インスブルックをを訪ねるのは、実は2度目です。<br />最初は40年も前のことなので何も覚えていませんが、<br />この場所から見た景色だけは記憶にあります。<br />旧市街のすぐ上に迫る青い山並みが印象的でした。

    インスブルックをを訪ねるのは、実は2度目です。
    最初は40年も前のことなので何も覚えていませんが、
    この場所から見た景色だけは記憶にあります。
    旧市街のすぐ上に迫る青い山並みが印象的でした。

  • 今回は延べ3日間滞在し、何度もこの場所を通りました。<br />ちょっとした天気や光の加減で、<br />山肌は微妙な違った表情を見せてくれました。

    今回は延べ3日間滞在し、何度もこの場所を通りました。
    ちょっとした天気や光の加減で、
    山肌は微妙な違った表情を見せてくれました。

  • マリア・テレジア通りの中ほどに建つ、『聖アンナ記念柱』。<br />バイエルン軍の侵攻を撃退した記念のモニュメントで、<br />アンナは今もドイツの方向に睨みを利かせています。<br /><br />下の方が工事中で、このアングルが精一杯でした。

    マリア・テレジア通りの中ほどに建つ、『聖アンナ記念柱』。
    バイエルン軍の侵攻を撃退した記念のモニュメントで、
    アンナは今もドイツの方向に睨みを利かせています。

    下の方が工事中で、このアングルが精一杯でした。

  • 通りの終端は18世紀の『凱旋門』。<br /><br />中央の穴の向こうに、<br />冬季オリンピックのジャンプ台がのぞいています。<br />ジャンプ台は中央駅からも、郊外電車からもよく見えました。<br /><br /><br />

    通りの終端は18世紀の『凱旋門』。

    中央の穴の向こうに、
    冬季オリンピックのジャンプ台がのぞいています。
    ジャンプ台は中央駅からも、郊外電車からもよく見えました。


  • 華麗な建物は『ヘルブリングハウス』(Helblinghaus)。<br />16世紀に貴族の館として建造されたロココ建築の傑作で、<br />美しさはひときわ眼を惹きます。

    華麗な建物は『ヘルブリングハウス』(Helblinghaus)。
    16世紀に貴族の館として建造されたロココ建築の傑作で、
    美しさはひときわ眼を惹きます。

  • 聖ヤコブ大聖堂(Dom zu St.Jakob)<br />&quot;ドゥオーモ&quot;ではなく、この国では&quot;ドーム&quot;です。<br /><br />観光地めぐりをしているつもりはないのですが、<br />当てずっぽうに歩いていても、<br />小さな旧市街では次々と名所・旧跡に遭遇します。

    聖ヤコブ大聖堂(Dom zu St.Jakob)
    "ドゥオーモ"ではなく、この国では"ドーム"です。

    観光地めぐりをしているつもりはないのですが、
    当てずっぽうに歩いていても、
    小さな旧市街では次々と名所・旧跡に遭遇します。

  • 今度は街角を見てみると・・・<br /><br />オーストリアが誇るガラス工芸の『スワロフスキー』。<br />郊外には自社の博物館もあるようです。

    今度は街角を見てみると・・・

    オーストリアが誇るガラス工芸の『スワロフスキー』。
    郊外には自社の博物館もあるようです。

  • こちらは薬局ですか。<br /><br />建物の一階部分は隣の建物と繋がって、<br />長い洞窟のような路地を作り出しています。

    こちらは薬局ですか。

    建物の一階部分は隣の建物と繋がって、
    長い洞窟のような路地を作り出しています。

  • 『居酒屋ゲーテ』とか。<br /><br />少し薄暗いので、<br />「もっと、光を! 」と注文をつけましょう。

    『居酒屋ゲーテ』とか。

    少し薄暗いので、
    「もっと、光を! 」と注文をつけましょう。

  • インスブルックの魅力は、<br /><br />&quot;どの通りの先にも青い山並みが見える&quot;という点にもあります。<br /><br />日本なら松本市でしょうか。<br />一度、冬に訪れたいものです。

    インスブルックの魅力は、

    "どの通りの先にも青い山並みが見える"という点にもあります。

    日本なら松本市でしょうか。
    一度、冬に訪れたいものです。

  • これも素敵な通りです。<br /><br />正面の白い建物は『フェルディナンディウム博物館』。

    これも素敵な通りです。

    正面の白い建物は『フェルディナンディウム博物館』。

  • 日暮れ時に訪れたレストランは、王宮横の広場にありました。<br /><br />一等地ですが、お客の大半は地元の人たちです。<br />気さくな雰囲気で、郷土料理を比較的安価に食べられます。<br />

    日暮れ時に訪れたレストランは、王宮横の広場にありました。

    一等地ですが、お客の大半は地元の人たちです。
    気さくな雰囲気で、郷土料理を比較的安価に食べられます。

  • トマトとチーズのイタリア風味に飽きていたので、<br />思い切りチロル風な肉料理を頼みました。<br />サラダとビール2杯を入れて19.50ユーロ。<br />支払いですが、担当のケルナー(給仕)が大きな財布で席を廻る昔ながらの方法なので、カード不可です。<br /><br />この店は内部の部屋が自慢と聞いていましたが、<br />やはり夏場は外の席に人気があるようです。<br />

    トマトとチーズのイタリア風味に飽きていたので、
    思い切りチロル風な肉料理を頼みました。
    サラダとビール2杯を入れて19.50ユーロ。
    支払いですが、担当のケルナー(給仕)が大きな財布で席を廻る昔ながらの方法なので、カード不可です。

    この店は内部の部屋が自慢と聞いていましたが、
    やはり夏場は外の席に人気があるようです。

  • 『インスブルックカード』を買いました。<br />市内と近郊の乗り物や博物館などが殆ど無料になります。<br /><br />鉄道パスや観光パスは、多くが&quot;元が取れない&quot;ものですが、<br />これだけはお買い得だと思いました。<br /><br />一日券が29ユーロ。滞在日の一日を遠出に使います。<br />購入時に開始時間が書き込まれて、そこから24時間有効になります。

    『インスブルックカード』を買いました。
    市内と近郊の乗り物や博物館などが殆ど無料になります。

    鉄道パスや観光パスは、多くが"元が取れない"ものですが、
    これだけはお買い得だと思いました。

    一日券が29ユーロ。滞在日の一日を遠出に使います。
    購入時に開始時間が書き込まれて、そこから24時間有効になります。

  • 先ずは、アルプスの峰を目指します。<br /><br />王宮近くのケーブルカー駅は斬新なデザインです。

    先ずは、アルプスの峰を目指します。

    王宮近くのケーブルカー駅は斬新なデザインです。

  • カードを見せて乗車。<br /><br />最初は地下鉄、<br />次の駅からケーブルカーになって丘を登ります。<br />頂上までは、次のケーブルカーとゴンドラを2度乗り継いで行きます。<br />この往復だけで、ほとんどカード代に見合います。

    カードを見せて乗車。

    最初は地下鉄、
    次の駅からケーブルカーになって丘を登ります。
    頂上までは、次のケーブルカーとゴンドラを2度乗り継いで行きます。
    この往復だけで、ほとんどカード代に見合います。

  • 下方に広がるインスブルックの街。<br /><br />ギザギザの道はハイキングコースです。

    下方に広がるインスブルックの街。

    ギザギザの道はハイキングコースです。

  • 『ハーフェレカー展望台』(Aussichtsplattform vom Hafelekar) <br /><br />標高2334mの展望台からは、<br />『ノルド・ケッテ』(北の鎖)と呼ばれる<br />オーストリア・アルプスの雄大な景色が一望できます。<br /><br />頂上まであと少し。これは自力で登ることになります。

    『ハーフェレカー展望台』(Aussichtsplattform vom Hafelekar)

    標高2334mの展望台からは、
    『ノルド・ケッテ』(北の鎖)と呼ばれる
    オーストリア・アルプスの雄大な景色が一望できます。

    頂上まであと少し。これは自力で登ることになります。

  • その頂上からは、こんな景色。

    その頂上からは、こんな景色。

  • こんな景色。

    こんな景色。

  • 遠足で来ていた地元の小学生。<br /><br />人なつっこく話しかけてきて、<br />ワールドカップでの日本チームはよくやったと褒めてくれましたが、私は大相撲の方が好きです。<br /><br />「&quot;琴欧洲&quot;はイマイチだけど、<br />&quot;栃の心&quot;も&quot;鶴竜&quot;もよくやってるよ。」

    遠足で来ていた地元の小学生。

    人なつっこく話しかけてきて、
    ワールドカップでの日本チームはよくやったと褒めてくれましたが、私は大相撲の方が好きです。

    「"琴欧洲"はイマイチだけど、
    "栃の心"も"鶴竜"もよくやってるよ。」

  • 彼は何をしに来たのか。<br />どうやら、展望台で飼われているようです。<br />

    彼は何をしに来たのか。
    どうやら、展望台で飼われているようです。

  • ここはヨーロッパ・アルプスの東の端になります。<br />険しい峰はスイスへ連なり、またドイツへイタリアへと伸びています。<br /><br />イタリアから越えてきたブレンナー峠は、<br />アルプスの最も低い峰をまたぐ効率的な交易路だったと、<br />何かで読んだような気がします。<br />インスブルックもまた、交通の要衝として栄えた街です。<br /><br />2時間ほどいて、下界に下りました。

    ここはヨーロッパ・アルプスの東の端になります。
    険しい峰はスイスへ連なり、またドイツへイタリアへと伸びています。

    イタリアから越えてきたブレンナー峠は、
    アルプスの最も低い峰をまたぐ効率的な交易路だったと、
    何かで読んだような気がします。
    インスブルックもまた、交通の要衝として栄えた街です。

    2時間ほどいて、下界に下りました。

  • 鉄道駅(Innsbuck Hbf)の構内にあるビュッフェで簡単な昼食をとりました。<br /><br />次は駅前から出る『シュトゥバイタール鉄道』(StubaitalBahn)に乗って郊外へ出ます。<br />これもインスブルックカードでOKです。<br /><br />私鉄の駅らしきものが見つからず、<br />困り果てて尋ねたら、なんと市電の駅と同じでした。<br />車両は、外見もトラムと変わりません。

    鉄道駅(Innsbuck Hbf)の構内にあるビュッフェで簡単な昼食をとりました。

    次は駅前から出る『シュトゥバイタール鉄道』(StubaitalBahn)に乗って郊外へ出ます。
    これもインスブルックカードでOKです。

    私鉄の駅らしきものが見つからず、
    困り果てて尋ねたら、なんと市電の駅と同じでした。
    車両は、外見もトラムと変わりません。

  • 登山電車だと気負っていましたが、<br />市電がちょっと郊外まで行く路線、という感じです。<br /><br />発車後しばらくは街中を走り、オリンピックのジャンプ台横を抜けて森に入ります。<br /><br />停車駅では、子供が乗ったりおばあさんが降りたり・・・<br /><br />この子はスケートのまま乗車です。

    登山電車だと気負っていましたが、
    市電がちょっと郊外まで行く路線、という感じです。

    発車後しばらくは街中を走り、オリンピックのジャンプ台横を抜けて森に入ります。

    停車駅では、子供が乗ったりおばあさんが降りたり・・・

    この子はスケートのまま乗車です。

  • それでも車窓には明るい草原が。<br /><br />シュトゥバイタールのみどりの渓谷に沿って、<br />18kmを約1時間かけて走ります。<br />

    それでも車窓には明るい草原が。

    シュトゥバイタールのみどりの渓谷に沿って、
    18kmを約1時間かけて走ります。

  • 赤い屋根の教会あり、牛や馬の放牧あり・・・<br /><br />絶景というより、<br />のどかなチロルの高原風景を楽しむ道のりでした。

    赤い屋根の教会あり、牛や馬の放牧あり・・・

    絶景というより、
    のどかなチロルの高原風景を楽しむ道のりでした。

  • &quot;絶景&quot;といえば、これくらい。<br /><br />谷に架かった鉄橋を、ゆっくりゆっくり通過します。<br />

    "絶景"といえば、これくらい。

    谷に架かった鉄橋を、ゆっくりゆっくり通過します。

  • 終点はフルプメス駅(Fulpmes)。<br />近くの氷河では&quot;夏スキー&quot;が楽しめると聞きました。<br /><br />1時間かけて再びインスブルックの街に着いたときは、夕方になっていました。

    終点はフルプメス駅(Fulpmes)。
    近くの氷河では"夏スキー"が楽しめると聞きました。

    1時間かけて再びインスブルックの街に着いたときは、夕方になっていました。

  • インスブルックを発つ日の早朝、<br />ユースホステルから、街と反対の方角へ歩いてみました。<br /><br />郊外の、丘の中腹に『アンブラス城 』(Schloss Ambras)。<br />11世紀の建物を16世紀にルネッサンス様式に改築した、<br />ハプスブルグ家ゆかりの城です。<br />膨大な美術品や武具などの収集品が展示されていますが、<br />もちろん早朝は開いていません。

    インスブルックを発つ日の早朝、
    ユースホステルから、街と反対の方角へ歩いてみました。

    郊外の、丘の中腹に『アンブラス城 』(Schloss Ambras)。
    11世紀の建物を16世紀にルネッサンス様式に改築した、
    ハプスブルグ家ゆかりの城です。
    膨大な美術品や武具などの収集品が展示されていますが、
    もちろん早朝は開いていません。

  • お城のすぐ下は高速道路のインターチェンジ。<br />自動車で街を訪れる人には、ここが入口になります。<br /><br />大きな花文字で「グリュース・ゴット」(GRUESS GOTT)、親しみを込めた&quot;こんにちは&quot;です。<br />ドイツ語圏の南部では「グーテン・ターク」ではなく、この挨拶が普通です。<br /><br />私の方は、Auf Wiedersehen! (さようなら)<br />荷造りをして、ミュンヘン空港から帰国の途につきます。<br />

    お城のすぐ下は高速道路のインターチェンジ。
    自動車で街を訪れる人には、ここが入口になります。

    大きな花文字で「グリュース・ゴット」(GRUESS GOTT)、親しみを込めた"こんにちは"です。
    ドイツ語圏の南部では「グーテン・ターク」ではなく、この挨拶が普通です。

    私の方は、Auf Wiedersehen! (さようなら)
    荷造りをして、ミュンヘン空港から帰国の途につきます。

  • 10:36 <br />インスブルック発ミュンヘン行きの電車を待ちます。<br /><br />電光板の最下行で、到着が10分遅れと知らせています。<br />たった10分の遅れを、音声でも何度か謝っていました。<br />イタリアでは考えられない話です。<br />これも、お国柄でしょう。

    10:36
    インスブルック発ミュンヘン行きの電車を待ちます。

    電光板の最下行で、到着が10分遅れと知らせています。
    たった10分の遅れを、音声でも何度か謝っていました。
    イタリアでは考えられない話です。
    これも、お国柄でしょう。

  • 12:18<br />ミュンヘン中央駅に到着。<br />空港に行くまで、たっぷり4時間ほどあります。<br /><br />コインロッカーに荷物を預けて、<br />繁華街をマリエンプラッツ(Marien Platz)方向に進みます。<br /><br />ミュンヘンはいつもこんな風に立ち寄るだけで、<br />結局、いつも同じ所ばかり歩いています。

    12:18
    ミュンヘン中央駅に到着。
    空港に行くまで、たっぷり4時間ほどあります。

    コインロッカーに荷物を預けて、
    繁華街をマリエンプラッツ(Marien Platz)方向に進みます。

    ミュンヘンはいつもこんな風に立ち寄るだけで、
    結局、いつも同じ所ばかり歩いています。

  • 目当ては市庁舎のレストラン。<br />ここれ&quot;アレ&quot;を賞味しないと帰国できません。<br /><br />『仕掛け時計』の塔を持つ荘厳なネオ・ゴシック建築。<br />その中庭に地場料理の庶民的なレストランがあります。<br /><br />簡便な&quot;セルフコーナー&quot;もありましたが、<br />最後なので給仕さんのいるテーブルに着きます。

    目当ては市庁舎のレストラン。
    ここれ"アレ"を賞味しないと帰国できません。

    『仕掛け時計』の塔を持つ荘厳なネオ・ゴシック建築。
    その中庭に地場料理の庶民的なレストランがあります。

    簡便な"セルフコーナー"もありましたが、
    最後なので給仕さんのいるテーブルに着きます。

  • 注文はこれ、『ヴァイツェン・ビアー』。(Weizenbier)<br /><br />南ドイツ特産の、小麦から作ったクリーミーなビールです。<br /><br />今ではどこでも(品川でも新橋でも)飲めるようになっていますが、やはり&quot;本場の空の下&quot;で味わうのが格別です。<br /><br />ヴァイツェン・ビアーは、<br />どこで頼んでもだいたいこの形のグラスで出てきます。<br />

    注文はこれ、『ヴァイツェン・ビアー』。(Weizenbier)

    南ドイツ特産の、小麦から作ったクリーミーなビールです。

    今ではどこでも(品川でも新橋でも)飲めるようになっていますが、やはり"本場の空の下"で味わうのが格別です。

    ヴァイツェン・ビアーは、
    どこで頼んでもだいたいこの形のグラスで出てきます。

  • それと、焼きソーセージのジャガイモ添え。<br /><br />自宅の食卓なら「なに、これ?」という感じですが、<br />ミュンヘンではこういうのがいいのです。<br />(メニューでは『ニュールンベルグ風』となっていました)<br /><br />18.5ユーロの請求に最後の20ユーロ札を置いて、<br />まあまあ満足の昼食でした。

    それと、焼きソーセージのジャガイモ添え。

    自宅の食卓なら「なに、これ?」という感じですが、
    ミュンヘンではこういうのがいいのです。
    (メニューでは『ニュールンベルグ風』となっていました)

    18.5ユーロの請求に最後の20ユーロ札を置いて、
    まあまあ満足の昼食でした。

  • その夜<br />ミュンヘンから北京に飛び、北京から成田へと乗り継ぎました。<br /><br />北京空港では、例によって出発が1時間遅れ。<br /><br />成田到着は2時間遅れて夜11時を過ぎてしまいました。<br />都心への交通機関はすでに終わっています。<br />

    その夜
    ミュンヘンから北京に飛び、北京から成田へと乗り継ぎました。

    北京空港では、例によって出発が1時間遅れ。

    成田到着は2時間遅れて夜11時を過ぎてしまいました。
    都心への交通機関はすでに終わっています。

  • 夜中の12時前、<br />航空会社がチャーターしたバスが来ました。<br /><br />これで品川まで行き、<br />品川駅前からは『深夜バス』に乗り継いで自宅駅まで。<br />帰宅は、午前3時をまわっていました。<br /><br />最後がちょっと慌しかったですが、<br />ともかく無事に、3週間の旅が終わりました。<br /><br />(完)<br /><br /><br /><br /><br />

    夜中の12時前、
    航空会社がチャーターしたバスが来ました。

    これで品川まで行き、
    品川駅前からは『深夜バス』に乗り継いで自宅駅まで。
    帰宅は、午前3時をまわっていました。

    最後がちょっと慌しかったですが、
    ともかく無事に、3週間の旅が終わりました。

    (完)




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この旅行記へのコメント (1)

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  • パンジーさん 2010/08/03 12:29:01
    美しい写真の数々
    極楽人さん、はじめまして。

    足跡をたどってお邪魔しました。
    素晴らしい旅行記ですね!

    美しい写真にみとれ、
    昨年夏に行ったインスブルックを懐かしく思い出しました。

    どのお写真も本当に美しく色がきれいです。
    GOETHE STUBE、ここ見覚えがあります。
    「もっと、光りを」、うーむ、こんなコメントがさらっと出てくるなんてかっこいい。

    猛暑の日本でひと時幸せな清涼感を味あわせていただきました。

    またゆっくりとお邪魔させていただきます。    パンジー

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