2010/07/26 - 2010/07/26
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いっちゃんさん
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今年の夏山は昨年豪雨で登れなかった鳥海山と蔵王連山に決まる。
鳥海山は前日まで一週間天候が悪かったようだが幸い山頂付近では晴れて最高の登山となった。
特に期待をしていた、高山植物は名前がわかるもの34種+不明な種6種で40種が楽しませてくれた。
この旅行記では行程の何処にどんな花が多かったかを分かっていただくために枚数が増えてしまうので4編に分けてアップ予定です。
①入山~滝の小屋(泊)~河原宿小屋まで
②河原宿小屋~大・小雪渓~外輪山稜線まで
大小の雪渓をトラパースして辛いあざみ坂を鳥海山の花たちに励まされて登りました。9歳のS君も山に慣れてきたのか快調です、おやじ頑張れと云ったかどうか。
③鳥海山(新山)
④外輪山稜線~下山
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
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-
河原宿小屋で小休止して・・霧は依然晴れません。
山小屋の主人に天候を聞くと、最近一週間で今日が一番いいのでは・・
その返事に勇気づけられ出発・・
いよいよ雪渓を越えます。 -
しばらく沢ずたいに歩く。
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<チングルマ>
この辺からチングルマの群落が目立つようになる。 -
<イワイチョウ>
-
湿地を好むイワイチョウの群落。
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大雪渓の下部末端に登山道は合う。
依然ガスは晴れず。 -
一部登山道を離れ、雪渓上を登る。
涼しくて快適だが斜面が急になるころには危険なため登山道に戻る。 -
霧が切れてきて青空が少し顔を出してきた。
今日は期待できそうと元気が出てくる。 -
<コシジオウレン>
日本海側の中部以北の山に多いとか・・。 -
ニッコウキスゲの遠望。
期待していたよりニッコウキスゲの群落は見当たらない。 -
<ヒナザクラ>
花が開いていないのが残念です。 -
雪渓の淵をしばらく登ります。
冬の登山に使用されたのでしょうか
標識用の赤い旗が霧の中で印象的でした。 -
イワカガミが大きな葉の下から・・。
-
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<コシジオウレン>
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朝露に・・
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いよいよ雪渓のトラパースです。
慎重に・・・。 -
ロープの先はシュルンドが・・
周囲の渡れるところまで移動して登山道に戻る。 -
しばらく雪渓に沿って登ります。
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<ミヤマキンバイ>
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<ヨツバシオガマ>
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ヨツバシオガマの群落。
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<ミヤマアキノキリンソウ>
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大雪渓から小雪渓につなぐ登山道・・。
ヨツバシオガマなどの赤系の花が心なごみます。 -
<綿毛のチングルマ>
開花が早かったのでしょう
それほど離れていない場所でも、もう綿毛を形成していました。
何時か綿毛を髭といって笑われましたが・・
私のイメージでは髭しか浮かびませんでした(^O^)/ -
一方では満開のチングルマ。
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<イワカガミ>
こんなに群落で・・。 -
小雪渓に陽が当たり始めました。
-
いよいよ小雪渓のトラパースです。
小学生のS君も2度目のトラパース・・
難なくクリヤー。 -
かなり明るくなってきました
今日は望みがありそうです。 -
いよいよあざみ坂です。
カンパロウ・・。 -
あざみ坂途中から振り返る。
-
<ダイモンジソウ>
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あざみ坂をだいぶ登った途中から振り返ると上空はかなり晴れてきた。
-
東側の空はかなり青空が・・。
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本格的な夏空に・・
東北地方は梅雨明けしたとは言っても日本海の低気圧の進みが遅く前線上うに吹き込む湿った空気により天候は雨の日が多かったが今日あたりから本格的に夏空になりそうです。
雲が良かった・・。
昨年は豪雨で滝の小屋で撤退したのを今年は取り戻した気持ちに・・。 -
雪渓を振り返ると・・。
下から多くの登山者が登ってくる。
我々は下山してから蔵王温泉まで移動するので早めに滝の小屋を出発したので、涼しいうちにあざみ坂を越えられそうです。 -
<ハクサンフウロ>
ハクサンフウロの群落は沢山あったが・・
緑の中に一輪は目立ちました
素敵な色をして・・。 -
<オンタデ>
-
蜂が・・。
ぶーん・ぶーん どこかと思えばヨツバシオガマに大きな蜂が・・。 -
あざみ坂途中で小休止。
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ダイモンジソウがひっそりと・・
控え目に咲いているのがいいですね。 -
<トウゲブキ>
-
また祠が有りました。
S君、今度は何をお願いするのかな!
もう稜線はすぐのはず。 -
伏拝山はもうすぐ・・。
-
ついに稜線に出ました。
いつの間にか上空は青空に変わり視界も良く
最高の日和となりました。 -
稜線上から今日初めて鳥海山新山が見られた。
次回は③鳥海山(新山)につづく。
天気に恵まれた山頂にアタックします
小学生S君の自分の背丈ほどもある岩を登らなくてはなりません。
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この旅行記へのコメント (6)
-
- tsunetaさん 2010/08/13 23:16:11
- かなりハードな登山ですね!
- いつちゃんさん! こんばんわ。
この旅行記を拝見して雪渓の多いのにはびっくりしました。
しかも、かなりでっかいですね。 当然アイゼン、ロープ等を装備されて登られたのでしょうね。
昨年のスイスの氷河トレッキングを思い出しました。
この旅行記のなかでコシジオウレンはなんだかセツブン草に良く似ていますね。
ヨツバシオガマ、ダイモンジソウ、ハクサンフウロ等は鳥海山ならではの感じですね。
雪渓の中のトレッキングと高山植物探索とが入り混じり興味深々です。
tsuneta
- いっちゃんさん からの返信 2010/08/14 17:38:53
- RE: かなりハードな登山ですね!
- tsunetaさん こんにちは
いつも訪問お気遣いありがとうございます。
> この旅行記を拝見して雪渓の多いのにはびっくりしました。
>
> しかも、かなりでっかいですね。 当然アイゼン、ロープ等を装備されて登られたのでしょうね。
> 昨年のスイスの氷河トレッキングを思い出しました。
今回は雪渓の斜度、雪渓の残り具合、ルート等を把握していましたのでアイゼンは持参しませんでした。
また、ロープはザイルだと思いますが、このコースにはフィックスザイルがトラパースする位置に張られていますので必要ありません。
ただし、これは事前調査しておかないでアイゼン等の登山用具を持参しないのは危険ですので注意した方がいいと思います。
> この旅行記のなかでコシジオウレンはなんだかセツブン草に良く似ていますね。
そうですね、花弁自体はセツブンソウよりウメバチソウに似ているような気がしました、私も初めてお目にかかりました。
> ヨツバシオガマ、ダイモンジソウ、ハクサンフウロ等は鳥海山ならではの感じですね。
鳥海山ならではと云うより高山には良くありますよね
高山になればなるほど色が良くなる傾向は有ります。
> 雪渓の中のトレッキングと高山植物探索とが入り混じり興味深々です。
雪渓やお花畑が多いと登っていても楽しいですよね
tsunetaさんの旅行記にもありますように厳つい岩山に高山植物の存在は本当に癒されますよね・・。
私もそんな気持ちで山を歩けるようになったのは、ここ20年前くらいからで登山歴50年の半分以上は厳しい山に挑戦し続けて高山植物には目が行かなかった時代が長くありました。
お互いにこれからは可憐な山野草を楽しみながら山を楽しみましょう。
いっちゃん
-
- 義臣さん 2010/08/06 15:29:33
- 素晴しい
- 画像から 涼風が流れてきます、
見事な画面構成、、
義臣
- いっちゃんさん からの返信 2010/08/06 21:06:19
- RE: 素晴しい
- 義臣さん こんばんは
何時も訪問お気遣いありがとうございます。
> 画像から 涼風が流れてきます、
>
> 見事な画面構成、、
>
> 義臣
少しでも、見ていただく皆さんに 自分が歩いている感覚で
見て感じていただけるよう工夫していますが・・
写真の枚数だけが増えて、なかなかうまく伝えられません。
少しでも感じていただけて嬉しいです。
いっちゃん
-
- rokoさん 2010/07/31 21:42:25
- 青空が・・・
- 続けて拝見しています。
いっちゃんさんはいつも最後尾を歩かれてますか、
急坂でもたくさんのお花を撮っておられますね。
チングルマやイワイチョウの群落もみられたのですね。
コシジオウレンやヒナザクラは初めて耳にします。
大・小雪渓のトラバース見ていても緊張します。
そして次々現れる高山植物に目を奪われ、ついに青空が
稜線に出られるころには最高の日和になり、素晴らしい登山となりましたね。
roko
- いっちゃんさん からの返信 2010/08/01 10:43:37
- RE: 青空が・・・
- > 続けて拝見しています。
続けてお気遣いありがとうございます。
> いっちゃんさんはいつも最後尾を歩かれてますか、
> 急坂でもたくさんのお花を撮っておられますね。
そうなんです、必ず最後尾で・・
写真を撮っていて遅れるとパーティに追い付くのが最近大変になってしまいました。
特に花に興味のある者がいないので大変です。
そう云う私も、10年前くらいから興味を持つようになったので・・
それまでは岩登やガンガン歩くことばかりで・・。
> チングルマやイワイチョウの群落もみられたのですね。
> コシジオウレンやヒナザクラは初めて耳にします。
花図鑑では中部以北の日本海側の山に生息とありました。
私も初めてでした。
> 大・小雪渓のトラバース見ていても緊張します。
> そして次々現れる高山植物に目を奪われ、ついに青空が
> 稜線に出られるころには最高の日和になり、素晴らしい登山となりましたね。
雪渓の多さでは多い方の山です、白馬雪渓にも匹敵する大雪渓を始め多くの雪渓に目を奪われます。
ただ、スキーヤーは月山ほどいないのは立地の問題だと思います。
稜線に出る頃は青空で遠望も利き最高でした、前回の鉾田口から登った時を思い出しました。
いっちゃん
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