花と卵と太陽（なんのこっちゃ）

2010/07/11 - 2010/07/11

小雨の中 はす池 近くに咲く花を見つけました

（ふ〜ん　なんて名の花って聞いたら あかんねんやろ）

あかん　あかん　花の名 解からんわぁ

（出だしから軽いな〜）


※万博記念公園　日本庭園の「はす池」
６２５０ｍ²の池に２６品種の花ハスと７品種のスイレンが初夏の訪れとともに、池一面に咲き誇ります。ハスは、もっとも古い植物の一つで、日本庭園の「はす池」では、２６種、約１２００株のハスの花が美しさを見せています。

エリア 吹田・万博公園(大阪)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄

わぁー　大雨になってきましたぁ

（それでも撮ってる人いるやん　エライ！）

わたしは屋根の下に居て雨がやむのを祈りました

（なんて？）

アーメン

なんとか小雨になりました

（梅雨つづく　雨もまた良し　夏の前）

雨やのに良しは無いでしょう

（気持ちしだいですよん）

ハスの葉の　鏡を見れば　森の中

（何を言ってるの？）

見て下さい

（コレが何んなん？）

森です　森進一です

（はぁー？　次っ！）

ハスの葉に　ピンクの滴　麗しい

（たしかにピンクのしずくは うるわしいけど なんでや？）

原因を探してみますね

見つけましたぁ　あれですよ　あれ

（あれって？）

ほらぁー　ピンクの花が咲いてますやん

（しずくに　あのピンクが入ってたんかぁ）

そうですよ

（でもピンクの花って　あれが花か？）

ほらぁー　花でしょう

（これが花ねぇ〜　なん名の花？）

わぁー　あっちに おもしろ花が咲いてますよー

（またぁー　都合は悪いと話を変えるんやからぁ）

なんやろ？

（名前の解からん黄色い花　まだツボミやし）

ちがうます　その後ろのピンクの花

（後ろのピンク？）

ねっ　ピンクの花でしょう

（違うがな　これは卵やで）

そうなんやぁー　っで何の卵？

（知らんがな）

そうですか　あっちにも卵がありましたけど

（どれやぁー！）

これっ　おもしろい卵ですね

（違うがな　これはセミの抜けがら）

セミが抜けたのなら　セミヌードですね

（なんでやねん）

わぁー　こっちのも卵です

（どこが？）

近くに寄って見ますね

ねっ　丸い　卵でしょう

（これは葉っぱと しずくやぁー）

花の方ですよ

ほらぁー　卵が咲いてるぅー

（卵は咲かん　っで花の名前は？）

モントブレチア

（えっ　名前解かるん？）

名札が付いたましたぁ


※モントブレチア
アヤメ科のヒオウギズイセンとヒメトウショウブの交配種の球根草。別名クロコスミア、ヒメヒオウギズイセン（姫檜扇水仙）。

さぁー　帰りましょう

（まだ雨降ってるぅ）

雨のおかげで涼しかったぁ

（ものは考えようですね）

あれっ　行き止まり　おかしいな？

（あいつやなぁ）

あいつって？

（上を見てみ）

あっ　君やったんか

（あの怖いのん知ってるん）

よーく見たら可愛いでぇ）

ほーら　かわいいやろ

（可愛いかぁ？）

そんなこと言うから怒ってるやん

（表情は変わらんやろ）

表情は変わるって

（あんな顔は変わらん　ワシは嫌いやぁ）

あかん そんな事言ったら　ほらぁー　もう泣きそうやで

（うそうそ　泣かんといてやぁー）

大きい背中

（うん　大きくてカッコいいでぇ）

あれっ　こっちで　すねてる顔がありますよ

（こっちもかいな手間がかかるなぁ）

『この顔は　すねてるのでは無い　出迎えの顔だ！』

えらい上から目線の言葉が聞こえてきましたね

わぁー　上にも顔がありますよ

（ほんまやぁー　黄金の顔の声やったんか）

いったい君らは いったい誰なんやぁ

太陽の塔です

（最初から知ってたわぁー）

ふーん　そうですか　だったら地底の太陽の顔って知ってた？

（地底の太陽の顔？ 知らん 太陽の塔の事だけに 痛いよう）　ﾁｬﾝﾁｬﾝ


※地底の太陽
芸術家の岡本太郎氏が制作した太陽の塔には、上部にある黄金の顔だけでなく、胴体部の顔、背面に描かれた黒い顔の３つの顔があるが、当時は塔の地下に４つ目の顔として「地底の太陽」があった。　地底の太陽は強化プラスチック製で金色、顔の直径は３メートル、左右に伸びるコロナは最大で長さ約１３メートルだった。保存対象にはならず、万博終了後は、いったん個人に引き取られたらしいが、その経緯もよく分かっていない。　万博機構によると、平成５年に兵庫県加東市の県立教育研修所で放置されていたというのが最後の目撃情報。ホームページだけでなく広報誌なども通じて情報提供を呼びかけ、見つかれば、記念事業などでの展示を検討する。