ドナウと城と教会と。その１、インゴルシュタット

2010/07/10 - 2010/07/10

ニュルンベルクとミュンヘンの間にある町、インゴルシュタット（Ingolstadt）。
ドイツ車の代表でもある、アウディの本社があることでも知られていますが、意外にも古い町並みが残っています。

エリア ドイツ

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道

駅から旧市街へは結構離れています。
バスで10分弱でしょうか。
旧市街の町並みは典型的なバイエルン。

こちらは市庁舎です。

マルクトから少し歩くと、お城への入口があります。

…で、こちらがそのお城。

町を挟んでお城の反対側には、この町のシンボルである「クロイツ門」。
レンガ造りの立派なものです。

町の中心部から少し北に行ったところに「聖マリア・デ・ヴィクトリア教会」があります。
ドイツを代表するバロック教会建築家、アザム兄弟の作品です。

いやぁ、豪華ですね！
これを見るだけでインゴルシュタットに来た甲斐がありました。（この教会はどちらかというとロココ様式です）

天井画も立派。
見る角度によって見え方が変わる、騙し絵のような技巧も組み込まれています。

この教会へは入場料が必要ですが、全然痛くないですね。
ドイツの有名な教会建築家はとんでもない田舎に教会を作ってくれていますが、アザム兄弟の代表作品はまだ割と便利なところに（ミュンヘン市内とフライジング市内など）作ってくれたのは嬉しいことです。

この教会には写真のような豪華な「モンストランツ」というものがあります。これもすごいですね…
車の町としてだけではなく、文化も豊かな町、インゴルシュタットでした。