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グダンスク・マルボルクから列車で南下、次は同じく、かつてドイツ騎士団領だったトルンに入ります。騎士団の城の廃墟が街外れにある、らしいけれど…

古の「ドイツ」を探す 中欧列車一人旅その2 トルン

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2010/06 - 2010/06

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霞町

霞町さん

グダンスク・マルボルクから列車で南下、次は同じく、かつてドイツ騎士団領だったトルンに入ります。騎士団の城の廃墟が街外れにある、らしいけれど…

同行者
一人旅
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道
航空会社
スカンジナビア航空

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  •  3日目の夕方、トルンに到着。<br /> 列車は非常に混みあっています。同じコンパートメントに乗り合わせた方が、スーツケースを荷物棚にのせてくれました。旅行に出発する前はいろいろ想像しては心配していましたが、ポーランド、特に地方都市については、地元の人に助けてもらうことがとても多かった。<br /> 親切な人の割合が、日本よりはるかに多い国だと思います。私の場合は、嫌な目にあう事は、ポーランド国内においては全くありませんでした。たまに子供に「日本人!」「中国人!」などと言われたくらいです(失礼な^^)。<br /><br /> 駅到着後。駅舎(すごくさびれた感じ)の脇から少し歩くと、バスターミナルに出られます。バス発着所の手前にルフ(売店)が2つあり、いずれかでバスのチケットを買えます。<br /> ガイドブックの指定どおりのバスに乗り(私のときは25番)、3つ目くらい、橋を渡った後の停留所で降りれば、街の中心部に至る広場です。<br /><br /> ポーランドからの国際電話について。<br /><br /> 国際電話未対応の携帯しかない私は、勢い公衆電話に頼ることに。<br /> しかし、現在のポーランドは日本同様の携帯社会で、列車でも街中でも携帯を皆いじっています。iPhone多かったな!(「お父さん」はいないのが残念!)<br /> すると、公衆電話は多くなく、加えてほとんどはカード式。カードを買わねばなりません。<br /> テレホンカードは9ズゥオティ。郵便局で「カルタ・テレフォニカ?」と言えば買えます。ルフでは売っていたのを見たことがありません。=週末や夜は買えません!<br /><br /> 出発前に、日本の国際電話会社のサービスを調べましたが、NTTコミュニケーションズでは(ポーランドの場合)1単位分の通話料金は必要です。カードを買うことは避けられないのでご注意ください…!<br /><br /> そんな感じで日本に電話。親が泣きかけてました。申し訳なかった。<br /><br /> で、さくさくと市内の観光を開始。しかし…この雰囲気は…<br /> ドイツ!<br /> たとえばリューベックやハンブルク。北ドイツの空気です。<br /> 確かに、かつてドイツ人の支配を長く受けた場所です。影響が、時を経た現在も残っているのでしょうか。<br /> <br /> コペルニクスの生家や市庁舎を見たあたりで、もう6時、観光施設の閉まる時間帯です。

     3日目の夕方、トルンに到着。
     列車は非常に混みあっています。同じコンパートメントに乗り合わせた方が、スーツケースを荷物棚にのせてくれました。旅行に出発する前はいろいろ想像しては心配していましたが、ポーランド、特に地方都市については、地元の人に助けてもらうことがとても多かった。
     親切な人の割合が、日本よりはるかに多い国だと思います。私の場合は、嫌な目にあう事は、ポーランド国内においては全くありませんでした。たまに子供に「日本人!」「中国人!」などと言われたくらいです(失礼な^^)。

     駅到着後。駅舎(すごくさびれた感じ)の脇から少し歩くと、バスターミナルに出られます。バス発着所の手前にルフ(売店)が2つあり、いずれかでバスのチケットを買えます。
     ガイドブックの指定どおりのバスに乗り(私のときは25番)、3つ目くらい、橋を渡った後の停留所で降りれば、街の中心部に至る広場です。

     ポーランドからの国際電話について。

     国際電話未対応の携帯しかない私は、勢い公衆電話に頼ることに。
     しかし、現在のポーランドは日本同様の携帯社会で、列車でも街中でも携帯を皆いじっています。iPhone多かったな!(「お父さん」はいないのが残念!)
     すると、公衆電話は多くなく、加えてほとんどはカード式。カードを買わねばなりません。
     テレホンカードは9ズゥオティ。郵便局で「カルタ・テレフォニカ?」と言えば買えます。ルフでは売っていたのを見たことがありません。=週末や夜は買えません!

     出発前に、日本の国際電話会社のサービスを調べましたが、NTTコミュニケーションズでは(ポーランドの場合)1単位分の通話料金は必要です。カードを買うことは避けられないのでご注意ください…!

     そんな感じで日本に電話。親が泣きかけてました。申し訳なかった。

     で、さくさくと市内の観光を開始。しかし…この雰囲気は…
     ドイツ!
     たとえばリューベックやハンブルク。北ドイツの空気です。
     確かに、かつてドイツ人の支配を長く受けた場所です。影響が、時を経た現在も残っているのでしょうか。
     
     コペルニクスの生家や市庁舎を見たあたりで、もう6時、観光施設の閉まる時間帯です。

  •  すかさずお土産店にしけこみます。マルボルクではあまり騎士団グッズを買えなかったので、トルンで買いまくろう、と無駄に現金を用意して、気合十分で乗り込みました。<br /> しかし…<br /> どの店も、マルボルクと大差なし。悪役面の騎士団人形とか(以下略)<br /><br /> …写真のとおりです。ここでも何も買わず、ホテルへ帰りました。

     すかさずお土産店にしけこみます。マルボルクではあまり騎士団グッズを買えなかったので、トルンで買いまくろう、と無駄に現金を用意して、気合十分で乗り込みました。
     しかし…
     どの店も、マルボルクと大差なし。悪役面の騎士団人形とか(以下略)

     …写真のとおりです。ここでも何も買わず、ホテルへ帰りました。

  •  こちらは子供向け、騎士コスプレ?グッズ。十字がドイツ騎士団、赤地に白鷲がポーランド。<br /><br /> 眺めていて感じたのは、かつてポーランド王国がドイツ騎士団を打ち負かした、1410年のグルンヴァルド(タンネンベルク)の戦い、これが現在のポーランド人にとってとても重要な記憶になっているらしいことです。<br /> 今年は戦いからちょうど600年ですが、関連本がどこの書店でも平積みされ、大きな注目を浴びている感じです。お土産屋でも、騎士団人形に並んで赤い装束をまとったポーランド王国軍の人形が並んでいます。<br /> 後にもたびたび感じることですが、ポーランドの人が自国の歴史を語るときの熱さは並々ならぬものです。歴史を再確認することが、特別に大切なことなのかもしれません。

     こちらは子供向け、騎士コスプレ?グッズ。十字がドイツ騎士団、赤地に白鷲がポーランド。

     眺めていて感じたのは、かつてポーランド王国がドイツ騎士団を打ち負かした、1410年のグルンヴァルド(タンネンベルク)の戦い、これが現在のポーランド人にとってとても重要な記憶になっているらしいことです。
     今年は戦いからちょうど600年ですが、関連本がどこの書店でも平積みされ、大きな注目を浴びている感じです。お土産屋でも、騎士団人形に並んで赤い装束をまとったポーランド王国軍の人形が並んでいます。
     後にもたびたび感じることですが、ポーランドの人が自国の歴史を語るときの熱さは並々ならぬものです。歴史を再確認することが、特別に大切なことなのかもしれません。

  •  4日目。<br /> ホテルはドイツ騎士団の城の廃墟に隣接したところを押さえました。夜になると廃墟がライトアップされるので、窓から城を眺め放題です。日本から持参した関連本を読みつつ、廃墟が磨り減るのではないかという勢いで眺めます。深夜まで一人で盛り上がったおかげで、非常に寝不足。<br /><br /> 朝から外に出て、廃墟のまわりをうろつきます。マルボルク城と似たレンガ作りですが、完全に廃墟のまま放置されています。<br /> 朝の光に浮かび上がる廃墟は、歴史が混線した結果現代に出現してしまったような、まことに異質な空間を作っています。

     4日目。
     ホテルはドイツ騎士団の城の廃墟に隣接したところを押さえました。夜になると廃墟がライトアップされるので、窓から城を眺め放題です。日本から持参した関連本を読みつつ、廃墟が磨り減るのではないかという勢いで眺めます。深夜まで一人で盛り上がったおかげで、非常に寝不足。

     朝から外に出て、廃墟のまわりをうろつきます。マルボルク城と似たレンガ作りですが、完全に廃墟のまま放置されています。
     朝の光に浮かび上がる廃墟は、歴史が混線した結果現代に出現してしまったような、まことに異質な空間を作っています。

  •  廃墟は現在、騎士団関連の展示施設になっています。チケット売り場では、騎士団従士のコスプレ?をした方が座っています。<br /><br /> 朝一番で入場し、内部を見学。<br /> 写真は現存する廊下に展示された紋章のうち、ドイツ騎士団のものを写した画像です。騎士団以外にも、関連する紋章がずらりと並びます。<br /> 他にも、当時の騎士の生活を再現した展示などが少しありますが、大部分は草茫々の廃墟。何もかも崩れて風化し、風が吹き抜けていくだけです。

     廃墟は現在、騎士団関連の展示施設になっています。チケット売り場では、騎士団従士のコスプレ?をした方が座っています。

     朝一番で入場し、内部を見学。
     写真は現存する廊下に展示された紋章のうち、ドイツ騎士団のものを写した画像です。騎士団以外にも、関連する紋章がずらりと並びます。
     他にも、当時の騎士の生活を再現した展示などが少しありますが、大部分は草茫々の廃墟。何もかも崩れて風化し、風が吹き抜けていくだけです。

  •  廃墟の、ヴィスワ河に面した部分。マルボルク城と同様に、ヴィスワに沿って建てられていたわけです。<br /><br /> ここからみるヴィスワの流れは本当に雄大で、感動的です。振り返って廃墟を眺め、中東のアッコン、聖地イェルサレム、十字軍、マルボルク、タンネンベルクと続いたドイツ騎士団の歴史を思い返すと、なんとも胸に迫るものがありました。<br /><br /> 午後はトルン本駅に戻り、ヴィスワ河をさらにさかのぼって、いよいよ首都・ワルシャワへ移動です。

     廃墟の、ヴィスワ河に面した部分。マルボルク城と同様に、ヴィスワに沿って建てられていたわけです。

     ここからみるヴィスワの流れは本当に雄大で、感動的です。振り返って廃墟を眺め、中東のアッコン、聖地イェルサレム、十字軍、マルボルク、タンネンベルクと続いたドイツ騎士団の歴史を思い返すと、なんとも胸に迫るものがありました。

     午後はトルン本駅に戻り、ヴィスワ河をさらにさかのぼって、いよいよ首都・ワルシャワへ移動です。

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