2010/07/16 - 2010/07/19
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Yoyosaiさん
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モンブランです。友達が行くというので参加しました。
自分では行かないとなぜか思っていたところでしたが、
行ってよかった。山はやっぱりいい…
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 タクシー
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
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-
場所によっては世界一の急勾配を上る、モンブラン特急。
これに乗りたくて、バスの方が早いのに列車にした。
ジュネーブ空港からMartignyという駅まで約2時間。乗り
換えて1時間半ほどかけてゆっくりシャモニに行くはずが… -
これは途中のスイスとフランスの国境駅。
-
さようならー。ここまで乗ってきた列車が出発地
Martignyまで戻っていく。あと30分というところで
降ろされた。
フランス側からこちらに向かう電車が電線を切った事故
があったとかで、小さな駅でお茶を飲んだり、母娘二人
旅の日本人とおしゃべりしながら、結局2時間待ち。 -
やっと着きました。Chamonix-Mont Blanc駅。
2時半の予定が4時半。
ひと歩きするつもりだったのに。この時間では無理。 -
シャモニの街の花壇はこんな感じ。雰囲気よし。
-
宿はイギリス人宿(B&B)Vert et Blanc。
街から徒歩15〜20分なので駅まで迎えに来てくれた。
宿について説明を受けて、さて街まで歩いてみるか、
と出発したのは6時ころ。夏時間で日没が9時過ぎなので
まだ明るい…が夕立が。 -
翌朝は晴れ。
バスルームの窓から。 -
こちらは、ベッドルームの窓から。
窓にはシャレーにふさわしく赤い花が。
花には蜂が。そして部屋にも侵入。
2日目に合流した友達は、日本からパリ経由で遠路やってきた。「蚊は入ってこない?」
蚊はいなかった。ハチとハエとこおろぎが。 -
宿の共用部分に作られたテラスから。
ここでゆっくりするヒマがなかった。残念。 -
宿。シャレーを改装して若いイギリス人がとても趣味よく
仕上げている。きれいで心地よい宿である。
イギリス人宿なので、客はイギリス人中心のようだが、
そういうのは気にならないという人にはお勧めだ。
偶然、モンブラン特急で一緒に2時間待ちした
オーストリア人が2泊目から同宿だった。1泊した町中の
ホテルに比べてずっといいと喜んでいた。
むーん。がんばってるな。 -
宿から、川沿いの遊歩道を街まで歩く。氷河が溶けた水
(だろう)は灰色で、ごうごうと流れてくる。怖いくらい
だ。少し気温が下がるともやがかかってきれいだ。 -
街に近くなると山も近くなる…モンブランはあの辺か。
-
到着日に街中でみつけた旅行代理店 Yak & Yeti で
Multipassを買う。この時の若い女性(夏のバイトだろ
うなー)はとても熱心で親切で、ついでにとてもかわい
かった。
途中でボスのおやじも出てきて、どこを歩くのがお勧
め?私は普段運動しないけど、楽すぎず、でも難易度が
高すぎないところがいいのだけど〜と聞いたら、こちら
もとんでもなく親身になって、考えてくれた。
シャモニは冬のスキーリゾートのイメージで軽薄なとこ
ろだろうという先入観があったので、うれしい驚きだった。
というわけで、2日目朝は、おやじお勧めのルート
Balcon Sudをたどることにした。
出発点は、シャモニからブレバンに上がるロープウェイ
の中継点、Planpraz(1999m)。 -
1999メートルまで上るとこんな感じ。山がぐんと近く
なる。
シャモニの街を挟みモンブラン山系の反対側になり、
山々を見るにはこちらの方が眺めが良い。 -
同じくPlanpraz。
-
ここは、パラグライダーの出発点に向いているらしい。
続々とやってくる。 -
風向・風速を見て飛び立つわけだ…
-
リュックのようなものを背負い、ストラップを股に通して
前で留める。背中を守るのかな。
こうやって、腰掛けるようにして飛ぶようだ。 -
15メートルほど走って、飛び出していく。
その先は絶壁。 -
よくやるなあ…
-
あ、また出て行く。
-
おお〜
-
地形的に風が上がってくるようだ。
人間も鳥になれるのか。 -
しばらく飽きずに眺めていたが、そろそろ出発しなきゃ…
10時45分。 -
第1目的地フレジェールまで2時間ということだ。
-
フレジェールまで高低差はそれほどないということだ。
軽い軽い。山を背に、下りに下る。ちょっとつまらない。
上ってくる人と次々とすれ違う。これは…
反対方向の方がよかったな。上りっぱなしだが、白い山
がだんだん迫ってくるし、充実感もある。 -
ルート的に差し支えなければフレジェールからプラン
プラに向かって歩くことをお勧めします。 -
ひとまず下りきったところ。
ここから上りだった。
植生が変わる。シダや樹木も。 -
きれい。シダは軽やかで柔らかな感じが好き。思わず
アップで。 -
こんな感じ。ここからは上りでフレジェール (1877m)
まで。
結局、1時間40分くらいで着いた。 -
Yak & Yetiのおやじは、そのままBalcon Sudを進むルー
トを教えてくれたが、実はもっと高いところに行きた
かったので、教えを破り(?)、フレジールからチェア
リフトでIndex(アンデックス)まで上がった。
4人掛けのリフトを独り占めである。 -
アンデックス。2385m。万年雪もある。
-
上ってくる前にフレジェールの山小屋でコーヒーを飲ん
だ(トイレ休憩)。ここで、高校生(推定)のバイ
トのお兄ちゃんに道を聞いたのだ。
IndexからLac Blancは、フレジェールから行くより上り
も少なく、時間もかからない(ガイドブックによると
30分違う)。Lac Blancの先に、20分で着ける湖がある。
そこからフレジェールまで下ってくる別の道がある。
でも、天気に気をつけて!雨が降ってきたらIndexに戻っ
たら…
ばっちりだ!
あなたの言葉に従います!
ということでここまでやってきたのです。 -
リフト終点駅のお兄さん。寒そう。
-
Indexからの出発でちと迷う。
フランス人のご夫婦もわかりにくそうにしていた。
地図によると上なんだが、道標が下に向いている。
どうしたもんだろう。…
フランス人は決心したようで、こっちが正しいと思う、
と上に向かって行った。
私も、それが正しいと思う、ついていきます〜と
そちらを選ぶ。結局それで正しかった。 -
このご夫婦としばらく抜きつ抜かれつした(奥さんの
方が少し苦しそうだった)。
だんなさんが、口が裂けそうに笑って「この道はいい
ね!」と声をかけてきた。
まったく同感。
岩ゴロゴロの道。2300メートル超のひんやりした空気。
最高だ。
来てよかった! -
だから何なの?な石ゴロ風景ですが、私は大喜びでした。
-
おお、あれは氷河だな。
-
シャモニの街の向こうには氷河が何か所か流れ落ちてい
る。これはMer de Glace (氷の海)ではないだろうか。
不透明な部分だけでなく、透明な水が凍っているのか、
銀色に輝いているところがある。不思議できれいだ。 -
1時間ほどでLac Blanc (2352m) に着く。
1人で歩くとさすがに早い。道標に書いてあるよりいい
ペースだ。 -
私のように、歩くことが目的で歩いているような人間に
は、とても楽しい1時間だった。 -
冷たい色相の湖を前に、お弁当。
昨日朝作った梅おにぎり(まだだいじょうぶそう)と宿
の朝ごはんから拝借した小さなハム+チーズサンドをも
そもそ食べる。
トマトも持ってきたのだが、食べる気にならない。
雲が下りてきた。ちょっと怖くなり、先に進むか戻るか
かなり迷ったが、どうせ下りなんだから先に進もうと決
めた(同じ道を家族連れが進んでいくようで、ついて行
けば大丈夫だろうという魂胆もあった)。 -
この辺りは自然保護区になる。
「忘れ物はない?」
かわいいがドキっとさせられるポスターも。 -
おや、あれが20分で着けるという次の目的地だな。
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