個人手配でドタバタエジプト旅　～その３：オールドカイロ編～

2009/11/23 - 2009/11/23

　２月の上海旅行に続き、今年２回目の海外は、２年前の南部アフリカ旅行に続いてアフリカへ。アフリカはエジプトに行ってきました。

　前回の南部アフリカ旅行では、ビクトリアの滝やサファリなど、自然・動物系を堪能したので、次は歴史・遺跡系に行きたいなぁとは思ってたんですけど、一緒に行くメンバーの意向とも合致して、めでたく行くことになりました。

　歴史・遺跡系を見たいなぁと思ってはいたものの、歴史系にはめっぽう弱いワタクシ、かつ、とりあえず有名どころをみたい！　という旅のスタイルなので、「ピラミッド・スフィンクスさえ見れればそれで良いんだ！」というミーハーな旅行でございます。旅行日数も短いし。


　今回のエジプト旅行、気の遠くなるほど古い歴史を感じ、自然も感じることが出来た良い旅だったんですけど、英語もろくに話せないメンバーで個人手配で行くには大変厳しい地でした。タクシー・馬車で移動しようとしても、水１本買おうとしても、とりあえず交渉、交渉。ボックたくられるなんて当たり前。帰国した今でも正規の値段がどれくらいだったかなんて分かるわけありません(>_

エリア カイロ(エジプト)

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 航空会社: カタール航空

　エジプト旅も、エジプトに着いて３日目。

　今日は朝から、ルクソールを離れてカイロへ旅立ちます。

　今回乗る飛行機はエジプト航空。

　２−２の席配置で小さめの機材。でも、プロペラじゃないから、ましですね。

　ルクソールからは、北に進路を取ってカイロに向かいます。

　砂漠が多かったけど、たまに緑も見えました。

　こういう景色は日本では見れませんよね。大昔に降った雨による川の流れがあった場所なのか、そんな風に砂漠の中にも地形の模様が見えます。

　ってことで、１時間ほどのフライトでカイロ到着。

　相変わらず、なんじゃかんじゃとあって空港からホテルへ到着。
　ルクソールより、ボッタクリ度が高いぞ。タクシーさん。

　それに、カイロ市内の車の数と排気ガスのひどさにやられまくり。。。

　とにかく、何か食べようと探した結果、地元の人たちで行列が出来てるホットドック屋さん？　発見。

　地元の人向けみたいなので、メニューはアラビア語のみ。早く注文しろよって後ろの行列からのプレッシャーを受けながら、身振り手ぶりで食べたいものを伝える。

　おいしい！

　お店の人も良い人だった。カイロにも、いい人はいるんだ。

　カイロに着いてまず訪れたのは、オールドカイロ地区。

　ここは、コプト教というキリスト教の一派の教会などが沢山あるエリア。
　エジプトにあって、キリスト教の風景を見ることができる場所です。

　市街地より、地下鉄に乗って、最寄の駅を降りると見えますのが、この聖ジョージ教会。

　聖ジョージ教会の道を挟んで向かいにあるのが、「ローマ時代の塔」。
　敵から守るための要塞だったそう。

こちらは、エル・ムアッカラ教会。９世紀に建立されたコプト教の教会。
　白亜の教会って珍しくないですか！？

　モザイクタイルの壁画が。

　綺麗なステンドグラス。

　多分、聖バルバラ教会。

　ちなみに、ここにたどり着くまで、かなり迷いました。。。
　観光客が全く入り込まないだろう場所に入り込んで、最終的に裏口みたいなところから、オールドカイロに再度入り込めました。

　近くに地下道があって、そこからオールドカイロの各教会に行けたんだけど、そんなん見つからなかったから。。。

　聖バルバラ教会の内部。
　象眼細工の装飾がきれい！

　多分、「ベン・エズラ・シナゴーグ」の入り口。

　中は撮影禁止なのです。

　オールドカイロの中には、このような古本屋さんストリートもありました。

　聖ジョージ修道院。

　同じく、聖ジョージ修道院。

　聖ジョージ教会。

　聖ジョージ教会の外壁。

　ドームの中の礼拝堂。
　深緑のドーム・ステンドグラスと美しいです。

　ステンドグラス。

　教会の中にあるカフェで休憩。そのカフェをあっちこっちと走り回ってたネコさん。
　日本もエジプトもネコは変わりませんなぁ。

　さて、ここからは少し歩いて。。。１０分くらいでしょうか。。。辿りついた先は、「アルム・モスク」。

　アフリカ大陸初のモスクだそうです。

　内部から、中庭を望みます。

　広いですよー。

　さて、これでオールドカイロ観光は終わり。

　ここからまた地下鉄に乗って、カイロの中心部に向かいます。
　カイロはどこも、車が大渋滞。

　やって来たのは、エジプト考古学博物館です。

　結構長いこと滞在したのですが、館内は撮影禁止。なので、写真はありません。
　ツタンカーメンの黄金のマスクとか、黄金の棺とか、ルクソールで見たような大きな像がたくさんとか、これでもかっ！ていうほど沢山の像とか、ミーラとか、専門家でも違い分からないんちゃいますの！？　ってくらい多くの展示物がありました。

　考古学博物館を出たら、もう外は真っ暗。

　ってことで夜ご飯です。

　写真はエジプトのビール。

　これは、おもいっき微妙だったもの。

　なんか、魚をすりつぶしたようなモノだった気が。。。

　こちらは、いかのフライ。おいしかったよ。

　ついに来ました。こちらは、「コシャリ」。
　マカロニと短いパスタ、ご飯やレンズ豆をまぜたエジプトの国民料理。
　なぜか（水のせい？）、お腹を壊す人が続出するという料理。

　これは、ごはんの上にお肉を載せた料理。普通においしかった。

　カイロの夜景です。
　さぁ、カイロ初日はこれで終了。

　ついに明日は、ピラミッドに向かいます！