2010/05 - 2010/05
100位(同エリア287件中)
traさん
欧州最大の城壁都市カルカソンヌを後にして80キロほど南へ下りキュキュニャンという変わった名前の小さな集落に泊まった。キュキュニャンの村からさほど遠くない場所に、急峻な崖の頂上に築かれた変わった要塞(ペイルペルテューズ)がある。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 航空会社
- フィンランド航空
-
ロッジから丘陵のつづらおれ道を十数分も走れば正面に急峻な岩肌がぐぐっと近づいてくる。絶壁のふもとに朽ち果てた改札口があった。昔はここが入り口だったのかな??途中、一軒のログハウスを過ぎる。キャラバン(=キャンピングトレーラー)が数台停まっていたからキャンプサイトだろうか。寄ってみても良かったか。。。先を急ごう。さらにつづらおれの道を駆け上がるとようやく未舗装の小さなパーキングスペースとビジターセンターが。クルマは1台も停まっていない。「うあぁ〜ここも貸切かな?」
改札は 18時半までであと半時間ほど。。。間に合った〜
(下山したときもゲートは開いていたのでいつでも入れたのだった) -
尾根にある要塞への道にはところどころ雪が少し残っていた。
本当に季節はずれの積雪である。尾根に近づくにつれて勾配が急になり、ところどころクサリ場がある岩場を登る。不安定な足元に注意を払いながら歩く。足を止めて顔を上げれば遮るものがなく、ばーーん!と丘陵風景が広がっていた。背後には城壁がずずずっと尾根伝いに続いていてどこまで歩けば良いのやら?? -
先を見ると、ずっと上の城壁に子供の姿がちらり、ちらり。。。
フランス人ファミリーが上から降りてきたよ。
なんとなく安心感。。。 -
砦のてっぺんにたどり着くと寒く強い風が吹いていた。
朽ちた石壁が残っているだけで吹きっさらし。空はまだまだ厚い雲に覆われていて日暮れを待っても焼けそうにない空だった。 -
しかし飛び込でくる風景は絶景。冷たい風に煽られながら長年にわたって凄まじい戦いが繰り広げられていた中世の時代にしばらく思いを馳せる。
-
こんな場所に石を運び、組み上げたのだから恐れ入る。信仰を守るために命がけでここに篭城したそうだが城壁内は狭く耕作も不可能に見える。とても長期生活なんて出来る環境になかっただろう。
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暗くなるまでここに居たい気がしてきたが嫁さんは寒いのとゲートが閉まってしまわないか不安で仕方ないらしい。。。
-
「それって締め出し逆バージョンやん?」
「お客さんが上から帰ってこないのに閉めるはずはないやろ〜」
と言いつつ、万が一締め出されたら弁明のしようが無いので後ろ髪を引かれる思いで砦をあとにしたのだった。
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