蜜瓜豆「女乃」的紙ログ　☆2010年6月28日（月）

2010/06/26 - 2010/06/30

友達が、前回来た時に香港の友達に連れて行ってもらった「好彩海鮮酒家」の飲茶にまた行きたい！と言う。
「でも、どこの駅で降りたとか、そんなんは忘れてしもてん・・・」
こういうこともあろうかと、香港では日記形式でメモを書いて残してあるのさ！

誰かと一緒に香港に来た時は行ったところや、次回来る時の注意事項などをごく簡単にメモするだけだが、一人で来た時はヒマなのでけっこう詳しく書いたりする。で、その日記帳を見ると、あった、あった。書いてありましたよ！
う〜ん・・・「牛頭角」か。シブイぞ。用事でもなければまず行かないようなところだ。

とりあえず地下鉄に乗って牛頭角へ行き、駅を出てから少し歩く。その道筋に関しては友達任せ。わたしは、実はすっごい方向オンチなもので・・。
なんとかたどり着いたけど、ちょうど1時頃で入口には大勢の人が並んでいる。番号札を受け取り、あ〜もしかして1時間待ちかぁ・・と絶望しそうになったとたん、なぜか一気に人の流れが変わり、あっという間に空席にありつけた。ヨカッタヨカッタ。遠くまで来た甲斐があったというものだ。

最近は前みたいにワゴン式の飲茶が少なくなったようで、ここも伝票記入式である。
いろいろ頼んだがどれもとってもおいしい！！フカヒレ餃子を頼んだのでやや高くついたが、それでも2人で2000円台。でも場所がちょっと不便なのが玉にキズなんやけど。
（と思っていたら、油麻地にも同じ名前のレストランがあるのを後日発見した。同じ店でも味が違う場合もあるだろうが、今度試してみたいです。）

友達は香港に着いた時から、「今回は一回だけでええから、ちょっと高級なものを食べてみたい」と言っていた。
「で、どこでどんなものが食べたいのん？」と聞くと、「はじめはそう思っててんけど、昨日のみたいなんで充分やわ。っていうか、昨日のみたいなんのほうがええねん。」と言う。

ということは茶餐廰、しかも美味しくないとアカンということ？う〜ん、またまたプレッシャーだ。

中華料理には北京料理、上海料理、四川料理、広東料理・・とあり、香港の中華は広東料理（廣東菜）に属する、というのは有名な話であるが、実はひそかに？「香港料理（香港菜）」という区分があるのをご存知だろうか？

香港菜、それはすなわち茶餐廰のことだそうだ。茶餐廰で出される凍奶茶（アイスミルクティー）、菠羅包（パイナップルパン）、西多（フレンチトースト）、といった料理のことである。実は茶餐廰というのは、香港独自の文化なんだそうである。だから香港人は、こよなく茶餐廰を愛しているようだ。

茶餐廰は数多くあるけれど、美味しい〜！という店は残念ながら今のところわたしのレパートリーの中にそれほど多くない・・・。
じゃあ、ということで、こぎれいで味も無難な佐敦の「翠華茶餐廰」に行く。
ここは、なぜかわからないが日本を強く意識した茶餐廰。ウェイターのエプロンにも「時が経っても変わらない味」とかそういう日本語が書いてある。
友達をそそのかして（？）「餐蛋公仔麺（ランチョンミートと目玉焼き入りインスタントラーメン）」を注文させる。
これもまさに香港菜の代表的メニュー！わたしもとても大好き！美味しいよ！
でも友達はそれほどでもなかったようで、「昨日の『ももぞの』が良かった〜」と言っていた。

エリア 香港(香港)

このホテルにはお湯を沸かす小さなポットがある。
意外にこれが助かる。部屋に帰ってコーヒーを飲みながら地元メーカーのお菓子など食べるのも楽しみ。
・・・って、どんだけ食べるねん！？