②エルフード　後編<br /><br />11/02/08　～　11/07/08 <br /><br />こんなに毎日マッタリのんびりしたのは、日本を発ってから初めてかもしれない。サハラ砂漠からエルフードに戻って来て以来、毎日ユックリ起きて「オテル・レ・パルミエル」の優しいおばちゃんマリアンとその娘らしきセメーラにタバコとウイスキーベルベル（ミントティー）を貰い、一服した後アブデュルの家に行き、家族みんなでまたウイスキーベルベットを飲み、マラカ（お肉や野菜が入ったカレーみたいなソースにパンをつけて食べるモロッコ特有の料理）を食べ、家族みんなでメロドラマみたいなのを見て部屋でマッタリ過ごすという日々を過ごしている。<br /><br />旅を始めて以来、毎日毎日移動と観光の繰り返しでかなり疲れ果てていたのに追い撃ちを掛けるようにバルセロナで盗難に遭い、身も心も結構ヘロヘロになっていたなみお。物価の高いヨーロッパを抜けたら居心地の良さそうな街でなーんもしないでぼっーとしたいと思っていた。そんなときここモロッコでA男に出会った。彼の家族にも気に入られ、家族同様に扱われ、本当に人との出会いに恵まれているなみお。<br /><br />エルフードに1週間程ステイしようと思ったのは、A男に妹サファの結婚式に出席しないかと誘われたからだ。モロッコの結婚式を見れるチャンスなんてきっと一生ないだろうから少しエルフードでのんびりしながら結婚式まで待とうかと思ったのだ。<br /><br />結婚式の日取りというのが、モロッコらしく5日か、6日か、もっと後というようにとってもテキトー（苦笑）彼女の婚約者がイタリアでコックをしているらしく、彼の到着を待たなければいけないのと、モロッコでは新郎の親が式の日取りを決めるらしく、まだハッキリとした日にちが分からないのだ。ってなワケで予定より長くなーんもないエルフードにステイしている。<br /><br />最近は、結婚当日みんなで食べるガトー（お菓子）作りを手伝っている。日本のように豪勢な料理や引き出物などはなく、全て手作りなのだ。大変だけど手作りの方が心が篭っていて温かい感じがする。<br /><br />A男の家族は、ビックファミリーだ。いつもキュートな帽子をちょこんと被ったパパと笑顔がステキなママ。ユーモアたっぷりで優しいフジヤ、ダンディで紳士なラルビ、いつもケラケラ笑っているアブデデイム、ひょうきんで面倒見のいいマリアン、凛々しいお顔のジャミーラ、最近言動が怪しいA男、そして超美人の末っ子のサファだ。<br /><br />A男も基本的にいい奴なんだろうけど、イマイチ完全に信用出来ない感じがする。彼のお陰で優しい家族にも出会え、ウルルンな日々を送っているけど、お金のことになると信用が出来ない感じがする。<br /><br />結婚式までは準備で忙しくて仕事に行けない、と言う割には結婚式の準備の手伝いは一切しないし、殆ど友人と時間を過ごし家にいないし、家族を支えなければいけないのにお金がない、と言う割には、タバコもかなり吸うし、裏で家族に隠れてコソコソしている。<br /><br />彼に出会えて本当によかったし、感謝しているけれど、最後の最後にお金をせびられそうな気がしてならないのだ。砂漠ツアーも普通のツアーより割高の割には、全て中途半端だったし、彼を信じてあげたいけどボラレたんじゃないかとずっと感じている自分がいる。全てただの思い過ごしであって欲しい。<br /><br />ついこの間も、なみおが普通の短期旅行者ではなく、タイトな旅をしていると分かっているはずなのにお金を貸して欲しいと言われ驚いた。よい形で出会ったから別れもよい印象のままにしたいだけに複雑な気分なのだ。

なみお＆みすたぁのなんちゃって世界一周旅行　モロッコ・エルフード②

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2008/10/26 - 2008/11/18

206位(同エリア241件中)

#世界一周

みすたぁさん

②エルフード　後編

11/02/08　～　11/07/08

こんなに毎日マッタリのんびりしたのは、日本を発ってから初めてかもしれない。サハラ砂漠からエルフードに戻って来て以来、毎日ユックリ起きて「オテル・レ・パルミエル」の優しいおばちゃんマリアンとその娘らしきセメーラにタバコとウイスキーベルベル（ミントティー）を貰い、一服した後アブデュルの家に行き、家族みんなでまたウイスキーベルベットを飲み、マラカ（お肉や野菜が入ったカレーみたいなソースにパンをつけて食べるモロッコ特有の料理）を食べ、家族みんなでメロドラマみたいなのを見て部屋でマッタリ過ごすという日々を過ごしている。

旅を始めて以来、毎日毎日移動と観光の繰り返しでかなり疲れ果てていたのに追い撃ちを掛けるようにバルセロナで盗難に遭い、身も心も結構ヘロヘロになっていたなみお。物価の高いヨーロッパを抜けたら居心地の良さそうな街でなーんもしないでぼっーとしたいと思っていた。そんなときここモロッコでA男に出会った。彼の家族にも気に入られ、家族同様に扱われ、本当に人との出会いに恵まれているなみお。

エルフードに1週間程ステイしようと思ったのは、A男に妹サファの結婚式に出席しないかと誘われたからだ。モロッコの結婚式を見れるチャンスなんてきっと一生ないだろうから少しエルフードでのんびりしながら結婚式まで待とうかと思ったのだ。

結婚式の日取りというのが、モロッコらしく5日か、6日か、もっと後というようにとってもテキトー（苦笑）彼女の婚約者がイタリアでコックをしているらしく、彼の到着を待たなければいけないのと、モロッコでは新郎の親が式の日取りを決めるらしく、まだハッキリとした日にちが分からないのだ。ってなワケで予定より長くなーんもないエルフードにステイしている。

最近は、結婚当日みんなで食べるガトー（お菓子）作りを手伝っている。日本のように豪勢な料理や引き出物などはなく、全て手作りなのだ。大変だけど手作りの方が心が篭っていて温かい感じがする。

A男の家族は、ビックファミリーだ。いつもキュートな帽子をちょこんと被ったパパと笑顔がステキなママ。ユーモアたっぷりで優しいフジヤ、ダンディで紳士なラルビ、いつもケラケラ笑っているアブデデイム、ひょうきんで面倒見のいいマリアン、凛々しいお顔のジャミーラ、最近言動が怪しいA男、そして超美人の末っ子のサファだ。

A男も基本的にいい奴なんだろうけど、イマイチ完全に信用出来ない感じがする。彼のお陰で優しい家族にも出会え、ウルルンな日々を送っているけど、お金のことになると信用が出来ない感じがする。

結婚式までは準備で忙しくて仕事に行けない、と言う割には結婚式の準備の手伝いは一切しないし、殆ど友人と時間を過ごし家にいないし、家族を支えなければいけないのにお金がない、と言う割には、タバコもかなり吸うし、裏で家族に隠れてコソコソしている。

彼に出会えて本当によかったし、感謝しているけれど、最後の最後にお金をせびられそうな気がしてならないのだ。砂漠ツアーも普通のツアーより割高の割には、全て中途半端だったし、彼を信じてあげたいけどボラレたんじゃないかとずっと感じている自分がいる。全てただの思い過ごしであって欲しい。

ついこの間も、なみおが普通の短期旅行者ではなく、タイトな旅をしていると分かっているはずなのにお金を貸して欲しいと言われ驚いた。よい形で出会ったから別れもよい印象のままにしたいだけに複雑な気分なのだ。

エリア

エルフード(モロッコ)

マリアンのお姉さんのフジヤとその子供。
いつも明るく、笑顔が絶えないマリアン。
おとうちゃんとおかあちゃん。
なみおも結婚式のクッキー作りお手伝いしたよ♪

みんなで作った結婚式ようのクッキー♪
マリアンがヘナをやってくれたよ♪
初めてするヘナは、不思議な感じだった。本当にマリアンは、何でも器用にこなすからビックリだ。普段の彼女は、内職＆家事をこなすよき母というカンジ。なみおが下痢でお腹が痛かったときには、お医者さんのようにクリームをお腹に塗ってマッサージをしてくれた。なみおは素人でよく分からないけど、今回のヘナも綺麗に花のような模様にしてくれた。

ヘナは、出来あがっても、すぐに剥がすことが出来なく、１日乾かす必要があるらしい。今夜は、両手に袋をかぶせて寝た方がよさそうだ・・・。
フジヤもマリアンもとってもひょうきんでいつもなみおを笑わせてくれた。
手のひらの方の模様。
こっちが手の甲の模様。
ジェラバを着て♪
マリアンとフォトスタジオで写真を撮ってもらったよ♪

マリアンにお出かけ用の茶色のジェラバを着せて貰ったなみお。マリアンは、水色のジェラバで一緒に記念撮影♪
トゥクシータを着て♪

2枚目の写真は、なみおはトゥクシータと呼ばれる白い結婚式用の伝統的ウェアに身を包み、マリアンはカフタンと呼ばれるウェアに着替えた。

プロフェッショナルのカメラマンのはずなのにデジカメで撮ってもらった写真も出来上がった写真もイマイチ焦点がズレてて笑えた。でもいろんなムスリムウェアを着れて楽しかった♪
マリアンの親戚の子供達♪　とってもキュート♪
安宿でお世話になったこれまたマリアンと一緒に♪