九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山大仏　世界遺産大自然紀行８日間・・・⑨6/11黄龍・その２

2010/06/11 - 2010/06/11

九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山大仏　世界遺産大自然紀行８日間
中国四川省の代表する世界遺産4か所を中心に自然美を求めて訪れました
中国の代表的都市成都を基地に九寨溝・黄龍・峨眉山・楽山大仏の世界遺産を駆け巡りました。
この8日間で中国の発展途上の状況や広大な大地・自然環境のチベット族の置かれている立場など見るところ、感じるところ満載の旅でした。
取りあえず一日単位でまとめ黄龍はその1～その2でまとめる。

黄龍は・・
四川省松藩県境内、山脈の南部にある黄龍景勝区は、彩色池、雪峰、渓谷、森林民族風情の「五絶」で広く知られ、「人間界の仙境」と称えられている。
四川省北部高原に位置する黄龍は世界自然遺産にランクされた。

トラパーチン地形は、最も特色を持つ景観で、規模の大きさと様々な形は世界でも有数のもの
トラパーチン地形によって形成した彩りの池と灘は、雪山、渓谷、瀑布、高山湖、森林と写り映えて、幻のような絵巻、ユニークな景色を織り成した。

長さ７ｋｍの渓谷黄龍溝は、山の主峰宝堺山の麓にある。
主な黄龍景勝区は、海抜3145～3575ｍで、幅1ｋｍ～2ｋｍの渓谷いあり、4.7ｋｍと長いトラパーチンに覆われる広い谷間になっている。

陽射しに照らされて、巨大な金色の龍のように、森林と雪山の間に走っているから、黄龍と名付けられた。谷間には、様々なトラパーチンの池、灘、瀑布、洞窟、堤などが散在する。
８か所の階段に分布する3400の池がある。

⑨6/11黄龍・その２
五彩池・蓮台飛瀑・争艶彩池・盆景池・洗身洞・迎賓彩池・九寨溝

エリア 黄龍(中国)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 中国国際航空

黄龍　後半は分岐点から黄龍最深部の黄龍寺から五彩池に向かいます。

蓮台飛瀑（れんたいひばく）

高低差45ｍ。石灰岩の滝つぼが黄金色に輝き、仏像の連台のように見えるのが名の由来。

　蓮台飛瀑

夏場は水しぶきが爽快。

黄龍寺は分岐から400ｍ程度ですが・・
高度が高いために急いだりすると高山病にかかってしまいます。

注意すること。

黄龍寺

3500ｍを超える位置に建っている。

黄龍寺を中心に左回りで五彩池を散策することに。

五彩池下部の池。

池の中の島には花が・・。

箱庭のような佇まいに・・。

赤いポピーが・・。

周囲の緑を映す湖面。

黄龍寺の屋根が映り込み・・。

水が少ない部分が・・。

こんな風景も見られて・・。

山側には花の群落が・・。

滝も流れ込んでいます。

五彩池（ごさいち）

黄龍の最深部にあり最大の見所。

数ある彩池群の中でも最も規模が大きく、池の上部には展望台がある。

五彩池

左回りで散策したので・・
光の当たりぐをいから面白い写真が・・。

五彩池石塔鎮海


歴史が感じられる石塔。

石塔鎮海

石塔がトラパーチンに埋められていく過程で年代がわかると言われています。

五彩池石塔鎮海

地元の人でしょうか・・。

チョッと失礼・・絵になります。

五彩池

マリンブルーと云うのか
トルコブルーと云うのでしょうか素晴らしい彩色。

五彩池展望台。

五彩池

トラパーチン毎に色が違います。

五彩池

トルコブルーに歓喜。

五彩池

色々重なり合って。

五彩池

五彩池

五彩池最深部

五彩池全景

五彩池

トルコブルーの素晴らしい景観。

龍王廊と五彩池

五彩池

トラパーチン毎の色のコントラストが・・。

五彩池

五彩池

上方に展望台が・・。

中寺・ビジターセンター

高山植物。

残雪が・・。
高度が高いことを物語る。

高山植物。

高山植物。

樹木の中を流れます。

樹木の中を流れます。

樹木の中を流れます。

幅が広がって・・。

石灰で固められたトラパーチン。

争艶彩池（そうえんさいち）

山々の緑と池の水色が絶妙のコントラストを描く彩池群彩。

争艶彩池

争艶彩池の池の数は約６５０に及び、幻想的な世界が広がる。

争艶彩池

幻想的な世界が広がる。

争艶彩池をゆっくり見ていただきます。

争艶彩池

絶妙のコントラストを描く彩池群。

争艶彩池

絶妙のコントラストを描く６５０もの彩池が・・。

争艶彩池

盆景池（ぼんけいち）

３００を超える彩池で構成されている。

盆景池

自然の木や草花、石などが点々とする様がまるで盆栽のように美しいことから盆景池と名付けられた。

盆景池

自然の木や草花が・・。

盆景池

盆景池

深いブルーに神秘性を感じる。

高山植物。

荒々しい流れになるところも・・。

高山植物。

流れの中の高山植物。

洗身洞（せんしんどう）

谷の下流に位置する。黄色の岩肌がいかにも龍といった趣で、棚田が多い黄龍の中では一際目を引く景観。

洗身洞

サクラソウ

洗身洞

黄色の岩肌がいかにも龍といった趣。

ここは水不足。

洗身洞

黄色の岩肌がいかにも龍といった趣。

洗身洞

洗身洞

東屋。

洗身洞

洗身洞（せんしんどう）

チベットアツモリソウ

チベットアツモリソウ

チベットアツモリソウ

ツツジ。

迎賓彩池（げいひんさいち）

迎賓彩池

サクラソウ

登山口に戻ってきました。

黄龍登山口。

上から眺めると黄色い龍が横たわっているように見えることから黄龍の名がついたようですが、最深部の五彩池3556ｍから登山口の3150ｍまで幻想的な彩池群を散策した。

若干、高山病の症状になった人もいたが無事全員集合時間までには到着した。

黄龍を予定通り１６時５０分に出発。

途中トイレ休憩の場所で・・。

帰り道は・・
軍隊の移動と遭遇して交通渋滞で・・。

相当大きな移動で・・このありさま。

４００７ｍの雪山峠を下るころから少しづつ霧が晴れだし、遠くに高山がみられるようになる。

世界遺産、黄龍の自然美を堪能して満足の一日でした。
高山植物も沢山ありましたが全てを載せられませんでしたので、最後に高山植物特集を予定していますので見てください。


　　　　　　　　つづく

この旅行記へのコメント （2）

• シベックさん 2010/07/23 16:05:14

  九寨溝から黄龍まで・・

  いっちゃんさん、こんにちは！
  
  ８日間の内、九寨溝から黄龍まで見せていただきました。
  大作の中国・世界遺産の旅でしたね。
  お疲れになられたことでしょう。
  黄龍は、トラパーチンの独特の色合いの堰がうねうねと見え、正に黄色の龍のようですね！
  トラパーチンとお聞きすると、建物の壁や床に使われている大理石を思い出します。
  石灰が多いと言うことは、太古の昔、このあたりは浅い海だったのでしょうね。
  そんなことを思いながら拝見しました。
  
  九寨溝の澄み切ったエメラルドグリーンも素晴らしですが、
  黄龍のミルクを混ぜたような淡いブルーが実に綺麗で神秘的な眺めですね。
  自然豊かな中国の風景や花を、楽しませていただき有難うございました。
  また、後半の旅行記も見させていただきます。
  
  　　　シベック

  いっちゃんさん からの返信 2010/07/23 18:34:21

  RE: 九寨溝から黄龍まで・・

  シベックさん　こんにちは
  何時もお気遣いありがとうございます。
  
  > ８日間の内、九寨溝から黄龍まで見せていただきました。
  > 大作の中国・世界遺産の旅でしたね。
  > お疲れになられたことでしょう。
  
  シベックさんのように上手い写真が撮れませんので枚数でごまかしてしまい反省しています、枚数を多く使わないと表現できないことえの悩みです(>_<)
  ツアー行程は高山条件を含めて少しハードでした。
  家内は黄龍では酸素ボンベを使用しました。
  
  > 黄龍は、トラパーチンの独特の色合いの堰がうねうねと見え、正に黄色の龍のようですね！
  > トラパーチンとお聞きすると、建物の壁や床に使われている大理石を思い出します。
  > 石灰が多いと言うことは、太古の昔、このあたりは浅い海だったのでしょうね。
  > そんなことを思いながら拝見しました。
  
  峨眉山麓などチベットよりの山の石灰華を含んだ水が長い年月を費やし枯葉や小枝などを石灰で包みトラパーチンは出来たと聞いています。
  ヒマラヤも嘗ては海底にあったと聞いておりますのでシベックさん推測の通りだと思います。
  五彩池の灯篭がトラパーチンの一部に埋められて頭が残っている風景を見ましたが歴史を感じました。
  
  > 九寨溝の澄み切ったエメラルドグリーンも素晴らしですが、
  > 黄龍のミルクを混ぜたような淡いブルーが実に綺麗で神秘的な眺めですね。
  
  この神秘的な色彩は造って造れるものではないですね
  神秘的な吸い込まれるような色彩に最初目を疑いました。
  天候にも恵まれ太陽の強い光や風がなかったことがこのような素晴らしい光景を生み出してくれたものと思っています。
  
  > 自然豊かな中国の風景や花を、楽しませていただき有難うございました。
  > また、後半の旅行記も見させていただきます。
  
  素晴らしい自然の造形は何物にも替え難い景観でした
  さすが世界遺産を実感して堪能いたしました。
  
  
  　　　　　　　　　　いっちゃん