2007/05/26 - 2007/05/29
15392位(同エリア27510件中)
ニッキーさん
三日目は一日フリータイムです。
妹は私の「ソウルへ行ってみたい」という希望につき合って旅行に来たようなものなので、計画はほとんど私が調べて立てました。
ところがこの日、私の大雑把な計画のせいで大変な思いをすることになってしまいます。
私が考えた三日目のプランは、漢江クルーズとヨイドの63ビル展望台、そして明洞(ミョンドン)での買い物です。できれば江南のコエックス辺りも少し見られたらと思っていました。
漢江遊覧船は、片道便や、辺りを一周して戻って来る周遊便などがいくつかの船着場から就航していますが、できれば蚕室(チャムシル)船着場から汝牟島(ヨイド)まで移動を兼ねて片道の船に乗りたいと考えていました。そうすれば江南をちょっと見た後クルーズをしながら移動、汝牟島(ヨイド)の63ビルへと効率よく回れるからです。
遊覧船の正確な運行スケジュールは間際にならないと発表になりません。
朝、調べてから出発することにします。
~*~*~*~*~*~*~
一日目 成田~ソウル仁川空港、夕食後ホテルへ
二日目 清渓川、昌徳宮、仁寺洞、梨泰院、Nソウルタワー
★三日目 COEXモール、漢江遊覧船、63ビル、明洞
★四日目 帰国
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
-
朝、漢江遊覧船の出発時刻を確認したくてホテルのフロントから電話をかけてもらいましたが、営業時間前で誰も出ませんでした。
そこでホテルのビジネスセンターのインターネットで調べました。
韓国語が読めて良かったです。
この日は蚕室(チャムシル)船着場から汝牟島(ヨイド)への便は11時30分、15時、18時30分の3便出航です。
地図を見ると蚕室船着場へは蚕室より新川(シンチョン)で地下鉄を降りて歩いた方が近そうです。
これが実は大誤算になるのですが、出発時刻がわかっただけですっかり安心してしまい、落とし穴があることに気づきませんでした。
時間があるので、その前に三成(サムソン)まで行ってモダンなコエックスモールをちょっと見てみることにします。
地下鉄4号線から2号線へ乗り換えた後、乗った列車が回送電車になってしまうというハプニングがありましたが、なんとか三成駅までたどり着きました。
地下鉄三成駅を出るとすぐ横に巨大なコエックスビルディングがそびえ立っていました。
全面ガラス張りの美しいビルです。 -
グラスタワー
こちらも美しいビルです。
昨日観光した江北地区とはまた違うモダンな雰囲気。
コエックスモールはこの辺り一帯の地下に広がるショッピングエリアです。
中には水族館もあり、ショッピングモールとしてはアジア一の規模を誇ると聞いたことがあります。
朝ごはんを食べていなかった私たちはコエックスモールのフードコートでキムパプ(韓国海苔巻き)を食べることにしました。
キムチ・キムパプととんかつキムパプを注文したところ、おかずやスープまでセットになって出てきました。
3000ウォンずつ。得した気分です。
やっぱり一日目の冷えていない缶ウーロン茶3000ウォンは高かったことがわかります。
キムパプの具には最初は苦手だったエゴマの葉が入っていましたが、慣れておいしく食べられるようになっていました。
あまりゆっくりしていると船に乗り遅れます。そそくさと食べて地下鉄で新川(シンチョン)の駅へ向かいます。 -
新川(シンチョン)の駅前
出口を間違えないように駅地下の売店のおじさんに道を尋ねました。「道をお尋ねします」。
おじさん、にっこり笑って「道」に当たる韓国語「キル」の発音を「キL」と直してくれます。どうも私は「L(エル)」の発音がだめみたいです。2〜3回その場で発音練習をさせられました。どうもどうもご親切に(汗)。韓国人はどうも発音にうるさいようです。
出口を確かめて地上に上がります。地上に出た所でまた方角がわからなくなりました。今度は道を行くOL風の女性に聞きました。教えてもらったとおりに進みましたが、まったく方向違いの総合運動場に突き当たってしまいました。こんなことをしていては間に合いません。走ります。
私も妹もこの歳になってこんなに走るとは思いませんでしたし、こんなに走れるとも思っていませんでした。そのぐらい走りました。11時30分のを逃すと午後3時まで船はないのです。
走って走ってようやく川沿いと思われる所に出ましたが、今度は一段高い川の土手が邪魔をして河川敷に出ることができません。土手の上には高速道路が走っています。いくらなんでも高速道路を歩いて横断は無謀です。逮捕されるかもしれません。仕方なく高速道路をくぐるトンネルを探してまた走ります。ようやくトンネルを見つけて河川敷に出、船着場を目指してまた走ります。ビーチバレーをしている人たちがいましたが、眺めている暇はありません。
船が桟橋に横付けされているのが目に入ります。
もしかしたら間に合うかも。
私たちがまず目指すはチケット売り場です。
はあはあ息を切らせてチケット売り場に着き、「大人2枚くださいっ」と叫ぶと、売り場のおばさんがふん、といった顔をして黙って川の方を指差しました。ゆっくりと船が桟橋を離れて行くところでした。間に合わなかった・・・
それにしてもおばさん、ちょっと冷たくありませんか?慰めの言葉も無く「次は3時です」のひと言だけでした(涙)。
私の大失敗です。どうしようもありません。ごめんね、妹。
そんな訳で新川は走っただけのつらい思い出の街となってしまいました。 -
午後3時まで待つ手はありませんから、考えた末、汝牟島(ヨイド)まで地下鉄で移動、ヨイドの船着場から一周してまたヨイドへ戻る周遊コースに乗船することにしました。ヨイドへ移動するだけでも地下鉄を乗り継いで大変な距離です。もうへとへとですが、本来船で移動するはずだった「チャムシル〜ヨイド間」を地下鉄で移動することになっただけだと自分に言い聞かせます。
漢江は悠然と流れています。私たちにはさんざんな自由観光になってしまいました。
改めて「ドアto ドア」で運んでくれる貸切バスのありがたさを実感しました。
道を教えてくれた人たちも決して間違った方向を教えた訳ではないのでしょう。私が地下鉄出口を出た向きを勘違いしたために大きくずれてしまったのだと思います。そもそも新川からチャムシル船着場を目指す人はいないのでしょう。
ソウルは車社会ですから、観光地といえども歩いて簡単に行き着くようにはできていないのです。チャムシル駅からタクシーに乗れば良かったのです。私たちが得た教訓です。 -
汝牟ナル(ヨイナル)駅まで地下鉄で移動、汝牟島(ヨイド)船着場から今度は無事に遊覧船に乗ることができました。一人9900ウォンです。
漢江から見た63ビル。
後で展望台に上るつもりです。
私たちが乗った船は600人乗りの大きな遊覧船でした。そこに乗客は日本人観光客数人と韓国人の子連れの夫婦、そして韓国の田舎から来たおばあさんたち20人ほどの団体のみです。
船はがらがら、「どこにでも座れます」状態で出発しました。
船会社側の配慮でしょう。船内の観光案内の放送を日本語→韓国語の順に船内に流してくれました。ちょっとうれしくなりました。 -
漢江の流れは穏やかで波一つ立っていません。
岸辺には高層アパートが立ち並んでいます。
ソウルには人口の4分の1が集中していると聞きます。
人々の住まいも一戸建てより圧倒的にアパート(日本で言うマンション)が多いということです。
田舎から出て来た様子のハルモニ(おばあさん)達はとても陽気で楽しそうにはしゃいでいます。
そのうちに誰からともなく甲板で歌い踊り出しました。
船上が歌と踊りのパーティーのようになっています。
見ているこちらもつられて心が明るくなります。
やっぱりここでも韓国パワーを感じます。 -
漢江にかかる大橋。
夜になるとそれぞれ違う色にライトアップされるそうです。 -
工事が続く高層アパート群
ソウルの中央を広々とゆったりと流れる漢江は大都市に潤いを与えています。
河川敷や中洲の島には公園あり、散策路あり。恋人や家族連れのデートや憩いの場になっています。
でも、流れが穏やか過ぎるせいか船が大きいせいか、波・風・揺れといったクルーズのスリルはあまりありませんでした。
実際にクルーズしてみた漢江より、昨日Nソウルタワーの上から見たゆったりうねる漢江の方が遥かに魅力的に感じました。
でも、念願の漢江クルーズができて納得、満足しました。 -
小一時間のクルーズを終えて次はソウルで一番高いビル、63ビルに登ってみます。展望台入場料は一人7000ウォンでした。
建物の中は冷んやりと冷房が効いていて汗がさーっと引いていきます。
展望台へは高速エレベーターで一気に上りました。 -
展望台から見下ろした高層アパート群
大規模です。
ヨイドに住める人たち。
敷地に駐車場や公園、テニスコートらしきものも見えますからハイレベルな暮らし振りなのでしょう。 -
やっぱり漢江は高い所からの眺めがすばらしいですね。
川に幾つもの橋がかかっています。
ヨイドは韓国の政治・経済の中心地。
写真中央に見える緑のドームの建物が国会議事堂です。 -
イチオシ
川沿いの高速道路
いい眺めです。
63ビルはさすがの高さです。
真下を見ると背筋がぞくっとします。 -
イチオシ
わあ、この眺めいいですねー。
-
高層ビルの群れ
ほとんどがアパート(日本のマンションに当たる)だと思います。 -
63ビルの一階にあるカフェで少し遅いお昼を食べることにしました。
お洒落なカフェにはインターネットができる席もしつらえてあります。客層はビジネスマンが多いようです。中には商談をしている様子のグループもありました。
注文する際、若い店員さんが私たちを外国人だと見て、韓国語で「ヨンオロ ハシミョン デヨ(英語でいいですよ)」とか何とか言いました。その韓国語を聞き取って私が英語で注文したことから、「あっ、韓国語がおわかりなんですか?私も今、日本語を勉強してるんですよ」と笑顔で店員さんが話しかけてきました。急に場が和みました。
やっぱり言葉って大切です。急に親しみがわいてきます。ここの店員さんたちは皆親切で気持ち良かったです。
サンドイッチとアイスコーヒーを注文し、居心地の良いイスに座って一息つきました。サンドイッチもとってもおいしかったです。 -
せっかくヨイドまで来たので周辺を少し歩いてみました。
小学校の前には高級車が乗りつけ、お母さんが子供を迎えに来ています。塾か習い事へ送って行くのでしょうか?
お母さんはワンランク上の服装にアクセサリー、サングラス姿で、ひと目でハイソサエティの人だとわかります。さすがヨイドの小学校に通わせる人は違います。
また別の学校の前では制服姿の男子生徒たちが車にクラクションを鳴らされながらも堂々と通りを渡って行きます。
韓国のドライバーは結構なスピードで運転するので、下手に道路を渡ると危ないのですが、クラクションを鳴らされても生徒たちは気にする様子もありません。
中高生はどこの国でも同じだなぁ、と思いました。
ハイソなヨイドの人たちの生活を見た後、地下鉄で明洞(ミョンドン)へ行きます。
少し買い物をするつもりです。 -
明洞(ミョンドン)は観光客の多い街です。
商売のスタートが遅いのか、この時間からやおら露店の準備をしている人もいます。
露店で売っている唐揚げやトッポッキ、おでんなど食べてみたかったのですが、さっき食事をしたばかりでお腹がいっぱいの私たち。喉だけがやたらに渇きます。買い物の合い間にバーガーキングでスプライトのラージサイズを飲み、明洞や、明洞地下商店街を歩き回りました。
日も暮れて、夕食は例の韓国通のご夫婦に教えてもらった全州中央会館という全州ビビンバで有名なお店に入りました。
ビビンバは激しくかき混ぜて食べるのが韓国流。かき混ぜかけたところで写真を撮ることを思い出し撮ったのがこの写真です。おいしかったです。
隣のテーブルで30代のカップルがとても二人では食べきれないほどの量の豪華な焼肉を注文して食べています。お洒落でほっそりしたカップル、かなり残していたようでした。そうでしょう。それは二人では無理でしょう。
お店を出ると、明洞は大変な人込みになっていました。
この後東大門などへ繰り出す手もありましたが、朝から走りに走り、明洞でも歩き回ってもうかなり疲れていた私たち、これでホテルへ帰ることにします。
自由観光の今日一日は、大失敗もありましたが、苦労した分、逆に私たちには思い出に残る一日となりました。 -
最後の朝は6時20分出発。
韓国食料品店に立ち寄ってから空港へ向かいます。
10時15分発の大韓航空KE703便で帰国です。
最後に現地ガイドさんにシンセガ マナッスムニダとお世話になったお礼を言ったところ、そういう言い方はあまりしないらしく、「シンセ マーニ ジョッスムニダ(お世話になりました)」とまた直されました。これからも韓国語の勉強、励みます。
失敗もしたけれど、考えてみれば世界遺産を見てNソウルタワーにも登って漢江クルーズもしました。Tマネーカードを使って地下鉄・バスにも乗り、韓国料理もたくさん食べ、少しだけれど韓国語も話しました。一般市民の人の生活も少し見ることができ、初めてにしては盛りだくさんの旅行だったと思います。
ソウルはエネルギッシュな街でした。
古いものと最先端の新しいものが混じりあった不思議な魅力のある街でした。
また、来ますね。ありがとう。さようなら。
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