2010/06/26 - 2010/06/26
815位(同エリア1266件中)
ビケ♪さん
いよいよ演奏会当日となりました。
午前中はだらだら過ごし、
Reikoさんのご主人・Tilakさんに車で送ってもらい、
午後4時に、会場のSt. Mark's Episcopal Churchに到着。
写真・車窓から見えたキャピトル
-
4時にはまだ、その前に会場で行われていた
ワークショップが終わっていなかったので、
終わるのを待って、
音楽祭チーフのConstanceと4年ぶりの再会!
彼女は中世からルネサンス時代のハープ奏者で、
この音楽祭のオルガニゼーションを殆ど一人で担う、スーパーウーマン。私が尊敬する女性、またまた登場! -
4時45分頃から30分遅れでリハーサル開始。
コンサートで使うチェンバロのタッチが、固いー!重いー!(泣)
前の日に、Joeの家で弾いた同じ製作者の楽器では、完璧だったのに。。。
これでは、リハ時間内でJoeの楽器と同じレベルまで慣れるのは無理と判断。
この楽器なりのベストをつくすことにシフトチェンジ。
写真中央・Constanceと受講生のみなさん。
背景のステンドグラスは、ティファニー作。 -
そのうち、オハイオからこのコンサートのために帰って来た
Joeが到着。再会を喜び合う。
久々に会った家族と一緒だった彼に、先にリハーサル時間を譲る。
前日会えなかったElenaとも会えて、嬉しかったけれど、
Momとパワーストーンの話で大盛り上がりしたことを聞いたらしく、
「どこで習ったの?」「どうしてそんなに興味があるの?」と質問攻めに。。。(笑)
Joeのリハが終わって、また少し指慣らしをしていたら、
チェンバロのオーナー、Stevenがやって来ました。
Stevenはピアニストでもあり、調律が苦手と言っていたので、
本番調律を私が、休憩時間の手直しをJoeがすることに決定。
Stevenがリハしている間に、持って来たおにぎりを食べ、6時30分から調律開始。
下鍵盤の調律が終わったところで、
このコンサート唯一のオルガニスト、Keithが到着。
「2分だけ、楽器触らせて!」と言うので、先に弾いてもらうと、
ほんとに3分でリハ終了!さすが。できる人は余裕があるわー。。。
奏者が全員そろったので、チーフのConstanceと軽く打ち合わせ。
私はその後も、調律を続けて、開場後に調律終了。
調律の途中で、最初の演奏者のJoeが
「大丈夫?ナーヴァスになりそうだったら、僕がかわるから」
と言いに来てくれました。
そういう心遣いをしてくれるだけでも、こちらは結構気が楽になるものです。。。
みんなそれぞれ、演奏前はナーヴァスになるし、できれば何もしたくないはずなのにね。。。
写真は、別のステンドグラスです。 -
さて、開場時間前から多くのお客様が並んでいらしたらしく、
ドアが開くと、会場はすぐに、かなり埋まった印象になりました。
開演時間10分前くらいまで調律していました。
Gパンとブラウスというラフな格好で。。。
こんな格好で、あまり人前に出たくはなかったのだけれど、しょうがない。
そこにいた人たちは、絶対スタッフの一人だと思ったに違いない。。。
その後私も着替え、メイクを済ませて、
そーっと会場の後ろの席へ。
Joeの演奏の途中から、前半の終わり、Keithのオルガンの演奏までを聴きました。
Joeはダングルベールとフォルクレ、Keithはグリニーやバルバストルなどの作品を演奏。
私は、後半初めのStevenの演奏の間に、
控え室で集中する時間が持てるかな、と思っていたのですが、
休憩時間が終わるころ、Constanceが呼びに来て、
「アツコ、会場内で待ってて!」と。
いそいでトイレに行って、再び会場の後方の席へ。
Stevenは、クープランの第8組曲を演奏しました。
この曲は何度も弾いていて、隅々まで知っており、
もともと私も、このコンサートで弾きたかった曲でした。
で、当たり前のことながら、Stevenの演奏は
私のスタイルとは全く違ったので、
この演奏を30分フルに、自分の演奏前に聴き続けるのは、
正直、ちょっとしんどかったな。
まあ、オルガナイザーに従うしかなかった訳ですが。
さて、コールされて舞台へ。
舞台は、360度オーディエンスに囲まれる形で作られていました。
石造りの教会は、響きが良いものですが、
この会場、St. Mark`sは、
チェンバロの蓋側に座っても、正面側と殆ど変わらない音響だったのは驚き!
だから、チェンバロをぐるりと囲むセッティングができたのですね。
ちょうど2曲目を弾き始めた時、ふっと足下を見ると、
直径2センチくらいの大きさの黒い甲虫が、
私の右足に向かって歩いてくるのが見えてしまった。。。(アンタどっからきたのー!?)
その曲の前半は、甲虫のことで頭がいっぱい。。。(怖)
でも、3曲目まで弾き終わった時に拍手を貰って、
次を弾き始めようとしても、拍手が鳴り止まなかったので、
もう一度立ち上がって、それに応えなければなりませんでした。
こういう反応、日本ではあまりないので、嬉しかったですね!
一曲ごとに、ため息をつく人がいて、ちょっと気になったけれど、
あとで聞いたら、「それは、演奏が良かったから」と言われて、安心。
取り越し苦労だった。
デュフリの最後の曲「三美神」が終わった時も、
なかなか拍手が鳴り止まなくて、
アメリカ人の気持ちの表し方の大きさにこちらも感動しつつ、
最後のロワイエ作曲の「スキタイ人の行進」へ。
この曲は、始まればもう一気に弾き切ってしまうしかないようなテクニカルな曲。
どんなチェンバロに当たっても、
とりあえずうまく行くように選曲した作戦が当たって、
お客様には、とっても受けたようでした。
客席で聴いていた友人から聞いたところ、彼女の後ろに座っていた人が
「速いパッセージの部分になると、身を乗り出して、
目をまんまるに見開いていたわよー。」
コンサートの最後に、演奏者4人が舞台に出てカーテンコール。
その日が音楽祭の最終日だったので、
チーフのConstanceと特に貢献したスタッフへの花束贈呈があり、
コンサートと音楽祭が幕を閉じました。
写真は、左から、Joe, 私, Kieth, Steven。
ちっこいぞ、私・・・(笑) -
舞台がはけた直後やレセプションでは、友人だけでなく、
初めて私の演奏を聴いて下さった全く知らない方々にも、
たくさん声をかけていただきました。
Constanceからも、
「あなたの演奏はいつも素敵だけれど、今年は特に良かったわ」と言ってもらえました。
とりあえず、役目は果たせたのではないかと思い、ほっとしました。。。
夜中12時近く、車の中まで降り注ぐ満月の光をあびながら、帰途につきました。
写真は、演奏後に撮って頂きました。
カーテンコール以降の写真は、Joe Hiller氏撮影 -
先日お宅で練習させて頂いた、チェンバリストVeraさんと。
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Reikoさんと。
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レセプションにて、音楽祭チーフConstanceさんと。
-
Veraさん、
この日の演奏者で唯一のオルガニストKeithと。
JoeとStevenとも写真撮りたかったな。。。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- むんさん 2010/07/04 10:39:32
- ワシントン古楽祭!
- ビケ♪さん、こんにちは!
ワシントン古楽祭での演奏。
それも音楽祭のフィナーレを飾る大トリという重責。
大・大・大成功おめでとうございます♪
たくさんの素敵な方々との久しぶりの再会という喜びも満載。
素晴らしいワシントン訪問になられましたね。
- ビケ♪さん からの返信 2010/07/04 23:17:41
- むんさん、ご無沙汰しています!
- こんにちは!コメントありがとうございました!
> それも音楽祭のフィナーレを飾る大トリという重責。
そうなんです! 実は1ヶ月前に、
演奏者の一人が出られなくなって、別の人に換わったため
私が最終演奏者に決まったのが、なんと
渡米の2週間前だったのです。
すごいプレッシャーはかかったけれど、
まあ、主催者側の決めたことですし、
こんなこと、もう私の一生の中で起こらないかもしれないと思って、
受け入れました。
結果、楽しくできたので良かったです。
> たくさんの素敵な方々との久しぶりの再会という喜びも満載。
そうですねー。誰が欠けても、私にとっての
今回の旅行の意義が薄くなってしまうくらい、
みんな、会いたかった方々です。
また、新たな出会いもあって、うれしかったです。
しかしこの旅行記、まったく個人的な旅行ブログと化していて、
観光の参考にはぜんぜんなりませんので^^;
4トラベラーのみなさま方には、申し訳ないです・・・
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