夕日は見えなかったけど

2010/06/18 - 2010/06/19

梅雨入り宣言してからの旅なので、
海に沈む夕日は見えなくても仕方ないと思っていた。
雨に降られることなく、散策できてよかった。

ずっと気になっていた瀬波温泉。
帰りの列車で一緒になった御家族も言ってらしたが、
お宿は今まで行った中で一番よかったですねーと。
大観荘瀬波の湯。

確かに、部屋から海一望、
露天風呂の眺め、泉質、
食事に至っては、メイン料理を選べるし、
お肉も村上牛、お魚は新鮮、お米はおいしいコシヒカリ、
お茶は北限の村上茶。
文句なしのおいしさでした。

おまけに女性は、色ものの浴衣か、ムームーを選べる。
わたしはついつい浴衣を選んだが、
同行の母は、ムームー。
着やすくて楽ちん！買って帰りたいくらいとご機嫌であった。
みなさん平日の宿泊で高齢の方が多かったが、
おおむねムームーを着ていらした。
普段は着ない鮮やかな色柄を着られるのも魅力のようだ。

エリア 瀬波温泉(新潟)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: タクシー 新幹線 JR特急

朝の東京駅。
いよいよ出発。
午後は雨の予報なので、傘は必携です。

新潟駅で羽越線に乗り換えます。
なつかしいような特急列車です。
車内販売は無いので、とアナウンスがありました。
最終到着地の酒田到着はお昼を過ぎるので、お弁当か何かを買う必要があると言うことでしょうか。

ホームにあった駅蕎麦のメニュー。
ここで買って、おそばを車内に持ち込んでる人がいました。
社内ではかなりだし汁が匂いますが・・・。

村上駅到着。
階段を上り下りしないと改札には行けない駅です。
ベビーカーのお客様には駅員がお手伝いに走っていましたが、我が家のような高齢者で足の悪い老人は、ひたすらゆっくり歩くしか方法がありません。
他にもそういう高齢者のお客様がいらしたのですが、
エレベータ設置があるなしは大きいです。

石田屋旅館さんです。
ここのはらこ丼がおいしいと評判らしいので、行ってみました。
駅からすぐ！地元の人らしい男性客２名、私たち、そのあと入ってきたのは、女性ひとり。
もっと混雑するかと心配していましたが、金曜のお昼だし、空いていました。

石田屋定食　１，６００円。
お刺身と焼き魚の両方がいただけます。

はらこ丼にしようか迷った挙句、海鮮はらこ丼１，６００円にしました。
ご飯がすくなめかな？男性なら物足りなくて大盛りにするかも？と思いました。

村上駅のコンビニには、こんなポップが・・・。
サラダホープって？？？

本日のお部屋、５２３号室です。
７階まであるうちの５階。
なかなかゆったりして使い勝手のいいお部屋です。

一段下がったところの応接セット。
このほかに、足の悪い母のために回転の座椅子を持ってきてくださって、重宝しました。
心配りがうれしい宿ですよ。

路線バスに乗って、お宿から数分で、古い街並みにたどりつきます。このとき、路線バスはあまり本数がなかったのですが、歩くと小一時間、4キロくらいはあるだろうと言われ、断念しました。
路線バスの運転手さんは、乗客が2名だったのもあって、親切に道案内をしてくださって、とてもありがたかったです。

ここは酒屋さんですね。ただいま配達中、となっていて、なかには入れませんでした。

こちらが、あの有名な吉永小百合さんも来られたお店。
村上の町おこしの発端ともなったそうです。

雰囲気が素敵でしょう？こちらが外観です。

おなじくお店のなかです。
懐かしいでしょう？わたしなんかは自分の田舎を思い出します。

ここで実際に生活されているそうです。
そういうのがいいですよね？

横から見た外観です。

その少し先のはす向かいの和菓子やさん。
試食の最中をいただいたら、上品な味わいで思わず声をあげたほど。
大量生産ではなく、ちゃんと手づくりしているとこんなにおいしいんだと改めて感じました。
一つからでも買えるので、何種類も買うことができました。
観光案内書の人は、日持ちがしないので帰る日に買ったほうがいいと教えてくださったのですが、数日持つものもあって、私は明日の時間に余裕がないので買いました。

このあたりが黒塀の通りのようです。
ふらふら歩いてたら、偶然ここに来ました。

こちらが、鮭料理などの料理屋さんです。
新多久さん。
いいロケーションですよね。

こちらも和菓子やさん。
ここでも買ってしまいました。

結局、降りたバス停に戻ってきていました。
このあたりが、安良町。

お茶やさんが続きます。
おみせのかたがいらっしゃるところでは、こうしてお茶をいただけるので、味見ができます。
こちらではお菓子までいただきました。

新茶の上等のもの、ほんとうに味わい深いです。
日本茶大好きな私には、たまりません。

お値段と味、それと村上で取れたお茶だけを使っているということで、こちらで買いました。
新茶と茎茶、ほうじ茶です。
今年は天候不順で、お茶の収穫も遅れているそうで、
ほんとうなら茎茶も新茶が取れているころだそうです。
うーん、残念。

宿に戻って、お風呂に入って、夕食です。

どう？

なにもかも、おいしいのです。

まんぞくー！

これが源泉ですね。
宿から海と反対側に見えます。

もうひとつの源泉。

一階からは、海への散歩道へ出られます。

一階に大浴場もあります、そちらに向かう廊下です。

ここにも、鮭。

ここに、小百合さんのポスターが・・・。

このお湯がまた素晴らしいんですよ。

浴室、入ってすぐです。吹き抜けになって外の光が入ってきます。

広々としています。

外に広がる露天風呂が、窓越しに見えます。

お天気がいまいちですが、開放感たっぷりの露天です。
海からの潮風が・・・。

朝食は、一階の広間でバイキングでした。
平日と言うのにすごくたくさんのお客様が泊まってらしたようで、満室だったのかも？

ロビーはこんな感じです。
海一望。

ふれあい市　瀬波店へ。
宿から歩いて数分。

こういうのもあります。

さすがに重いものは買わなかったけれど、
きゅうり150円、さやえんどう100円、さやいんげん150円、トマト300円。
以上、お買い上げ。

車だったら、もっと買うのに！

お隣の市場では、やっぱり鮭が・・・。

旅の締めくくりは、新潟駅で、小嶋屋のへぎそば。