下田・石廊崎1泊2日のんびり旅行

2010/06/05 - 2010/06/06

6月はじめの土日、踊り子号に乗って伊豆の下田と石廊崎に行ってきました。季節柄雨を心配していたのですが、当日は抜けるような青空で、むしろ長袖では暑いくらいの陽気。Ｔシャツ一枚になって観光を楽しんできました。

【ルート】
東京駅―特急踊り子―伊豆急下田駅―寝姿山―ペリーロード―犬走島−安直楼―八幡神社―宝福寺―白浜海岸―宿

宿―伊豆急下田駅―（バス）―石廊崎―石廊崎灯台―石室神社―（バス）―伊豆急下田駅―特急踊り子―東京駅

エリア 下田(静岡)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄

9時東京駅発の踊り子号に乗って下田に向かいます。伊豆急下田駅まで直通で、時間はだいたい2時間半あまり。列車は太平洋に沿って西行・南下してゆきます。

下田駅に到着。駅前に黒船（サスケハナ号）の模型が飾られています。NHK大河ドラマ『龍馬伝』に合わせた観光イベントが行われており、右下の2頭身龍馬像もたぶんその一環。街中のいろいろなところに設置されていました。

駅前の土産物屋の烏賊の一夜干し。漁師町という風情です。

観光イベントのひとつ、龍馬コイン。観光協会の事務所で900円で購入できるこのコイン、町内にある協賛店で千円分の現金代わりに使うことができます。色々なお店でサービスを受けられる特典付きマップも配布しているので、下田に着いたらまずは観光協会へ。

寝姿山。ロープウェイに乗って山の中腹あたりまで登ります。

寝姿山からは下田湾と……

下田市街を一望することができます。

寝姿山には、幕末当時見張り所が設置されていたそうで、今でも大砲のオブジェ（？）が設置されていました。

駅前に戻り、ペリーロードに向かって歩きます。途中でなまこ壁のきれいな家がありました。

吉田松陰が拘禁されたところらしい。でも、松陰って自首したんじゃなかったっけ？ 拘禁？

ペリーロードは思ったより短い通り（というより、下田自体がコンパクトな街でした）でしたが、小川も流れる涼しい通り。

お洒落なカフェもいくつかあります。

ペリー来航の地。ペリーの像が建っていました。

いわゆる観光ゾーンはこのあたりで終わりなのですが、さきほど寝姿山から見えた、下田湾の真ん中にある島（犬走島）に言ってみようとどんどん進みます。

防の上を歩き犬走島へ。堤防はたくさんの釣り客で賑わっていました。

犬走島にはこんな洞穴が。

安直楼。唐人お吉が一時期開いていたというお店です。当日はあいにく閉まっており、中を見ることはできませんでした。

八幡神社。下田の街中にあります。

お吉の菩提寺でもある宝福寺。中には入りませんでしたが、商魂逞しいというか、ビジネスセンスがあるというか。

この看板もたぶん新しいものでしょう。龍馬が完全に福山顔をしています。

白浜海岸そばに宿泊。

砂浜にも行ってみました。当日はライフセイバーの大会があったそうで、たくさんの人がいました。

翌日、下田駅前からバスに乗って石廊崎に向かいます。

石廊崎までは40分程度。まずは遊覧船に乗って、海から石廊崎に向かいます。

切り立った岩が林立する奇観。

石廊崎灯台を海から眺めます。

大根島には台湾猿とかいう猿が離されているらしく、船から猿を見ることができました。

つづいて陸上から石廊崎灯台へ。ちかくには石室神社という、千石船の帆柱を元にして建てられたといわれる神社。縁結びの御利益があるそうです。

空気が澄んでいれば伊豆七島が見られるそうなのですが、当日は大島と利島がうっすらと見えただけでした。

バスに乗って下田に戻り、再び踊り子号に乗車、帰京しました。隣に見えるのは黒船号。