2010/03/29 - 2010/03/29
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wwitssさん
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3月29日(月)今日も快晴。
ホテルを8:30出発し、約3時間の11:40客家円楼の「承啓楼」に到着した。
客家は4世紀の初めに中原・華北に住んでいた漢族が、戦乱や自然災害を避けるため南下し、唐代末から宋代はじめにかけて福建省南東部などに住み着いた。その子孫として、他の漢族や少数民族とは区別されてきた集団のことだ。
教育に熱心なこの民族は、優秀な人物を多数排出し、海外へ出て行った人も多い。
しかしその魅力的な土楼の存在についていつ、そしてなぜ知ったのかは定かではない。
漢民族の子孫たちで、異民族から身を守るために砦と住居をかねた土楼(囲屋)を建てたのである。
これは一種の城の様な砦であり、敵の攻撃を受けても2ヶ月程度は持ちこたえることができる規模や食糧保管になっている。
形は方形(四角)と円形の2種類がある。
福建省永定県には、現在最古にして最大の円形土楼が残っている。
この土楼は直径30〜40mはあるであろうか、3階建てとなっており、約50世帯の家族が暮らしている。
外形は漆喰で塗り固められ、ちょっとした砦の形を成し確かに守るのに適した形をしている。
(永定民俗文化村)-承啓楼(最も有名かつ今も人が住む巨大な円楼、土楼王とも言う。)
「承啓楼」の建築は1709年で、古建築と呼ばれる。一方、振成楼(1913年)は近代建築に当たる。
円楼の中は吹き抜けになっており、中央の広場には井戸や小屋、または大小のお堂(観音様や祖先をまつる)が建っている。楼は3階〜5階建てで、木の階段を登り、木の廊下をぐるりと歩いて、内部を一周できるものが多い。ひとつの家族はいくつもの部屋を所有し、1階は炊事場で、2階は倉庫、3階以上で就寝するというパターンが多いようだ。
「承啓楼」「振成楼」の順に見学し、楼長の家で民家料理をやっている。ここで昼食をとり帰路へ。
ホテル到着後晩飯はどうしよう。
ガイドは帰し、今日は自分たちだけで街を散策し、途中のファストフードに入ってみた。
地元の人々の食生活を垣間見るいい機会である。
個人個人で好きなものを拙い中国語を使って注文したり、良い経験だったろう。
食後土産を求めに厦门站前の超市ウォルマートで自由に買い物。中国語の勉強勉強。
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ANA
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