2009/01/21 - 2009/01/25
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キューロクさん
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クブラバリに行った際に、遠方に見えたコロシアムのようなモノが気になったので
あいにくと小雨降る夕刻だったが、街外れまで探検に行ってみることにした。
コオロギの鳴き声だけが聴こえる誰もいない墓地をズンズン進むと・・・・・
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やがて例のコロシアムが見えてくる。
いまだに土葬で埋葬を行っている墓地群を、畏怖の念を抱きながらソット通過する。
小旗が立っている墓地は埋葬がすんだばかりの墓なので、視界から遠ざけようとするが
顔が勝手にその墓の方を向いてしまう。 -
手前には、墓穴が開いたままの墓石が1基,不気味に僕を出迎えてくれる。
中を覗いてみるが何も入ってはいなかった。 -
コロシアムには高波が打ち寄せており、寂寥感がザワザワと否応なしに背中をそばだてる。
製塩所だった施設は、火災でこのようなウラサビレタ外観になってしまった。 -
さらに、地の果てを目指すと、やがて電線も途絶える。
空を見上げると・・・・
西洋風に表現すれば、ヒッチコックの世界だ。
東洋風に語れば、虚無・虚空・大宇宙の世界。
そして、老子の哲学で、「万物の根源・本体は、はかりがたく無である」
かような境地に達することができたような気も、一瞬したのであった。 -
歳月を経た道をさらに歩を進めると
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街場に出てくるが、先ほどの製塩所の寮であり、現在は廃墟と化した住居にたどり着く。
遠く、西崎が望める。
「最果て」の「気」が僕を充足させてくれる。
こういうシュチエーションでは「おっかさーん」と叫ぶことになっている。 -
その役目を放終えたガードレールの足元には、そこかしこに長命草が自生している。
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赤錆びだらけのワゴン車が見えたら宿はもうすぐだ。
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心地よい疲れで自分の部屋にたどりつくと、虚脱感に囚われたのだ。
さ〜オリオンだ!
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