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2008年、富山県は砺波平野の散居村に沈む夕陽を撮りに行きました。<br />といっても、中途半端な日の入りだったのですが。。<br /><br />昨年は時間の都合がつきませんでした。。。<br />いや、時間はつくるものなのだと、二年振りの散居村の夕陽を見にこの地を訪れました。<br /><br />さて、今回は前回の鉢伏山とは違うところに行ってみました。<br />さて、結果はいかに〜!<br /><br /><br />----------------<br />再度、散居村のご説明を。<br /><br />富山県、砺波平野。県の西部に小矢部川や庄川のつくった扇状地〜平野が広がります。<br />散居村とは、その広大な田園地帯には家屋が分散して立地する集落形態です。<br />この集落形態のメリットは耕作の利便性、災害時の防火(延焼を防ぐ)ことが挙げられます。<br /><br />点在する家々を囲んでいるのが、防風、日よけや目隠しなどの目的のために植えられた屋敷林。<br />この地域では「カイニョ」と呼ばれます。このカイニョの植え方に住人の知恵、工夫が表れます。<br /><br />この風景は古くから人々の生活に密接しており、<br />周囲の田畑と合わせて日本の原風景を現しており、<br />四季を通じて私たちに懐かしさを思い起こさせてくれるのです。<br /><br />5月のこの時期は田植えで水田に水が張られます。<br />夕陽で水田が輝く様は砺波平野の風物詩となっています。<br /><br />

二度目の砺波平野、散居村の夕陽を見に行きました。 / 富山県南砺市

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2010/05/09 - 2010/05/09

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kuropiso

kuropisoさん

2008年、富山県は砺波平野の散居村に沈む夕陽を撮りに行きました。
といっても、中途半端な日の入りだったのですが。。

昨年は時間の都合がつきませんでした。。。
いや、時間はつくるものなのだと、二年振りの散居村の夕陽を見にこの地を訪れました。

さて、今回は前回の鉢伏山とは違うところに行ってみました。
さて、結果はいかに〜!


----------------
再度、散居村のご説明を。

富山県、砺波平野。県の西部に小矢部川や庄川のつくった扇状地〜平野が広がります。
散居村とは、その広大な田園地帯には家屋が分散して立地する集落形態です。
この集落形態のメリットは耕作の利便性、災害時の防火(延焼を防ぐ)ことが挙げられます。

点在する家々を囲んでいるのが、防風、日よけや目隠しなどの目的のために植えられた屋敷林。
この地域では「カイニョ」と呼ばれます。このカイニョの植え方に住人の知恵、工夫が表れます。

この風景は古くから人々の生活に密接しており、
周囲の田畑と合わせて日本の原風景を現しており、
四季を通じて私たちに懐かしさを思い起こさせてくれるのです。

5月のこの時期は田植えで水田に水が張られます。
夕陽で水田が輝く様は砺波平野の風物詩となっています。

同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
自家用車

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  • 太陽が沈みゆく。<br /><br />ちょっと、雲が多い。。<br />雰囲気的にはいいんだけれど、<br />水田の輝きはイマイチかぁぁぁ。<br />

    太陽が沈みゆく。

    ちょっと、雲が多い。。
    雰囲気的にはいいんだけれど、
    水田の輝きはイマイチかぁぁぁ。

  • 太陽はその後、見え隠れしながら沈みました。<br /><br />空に茜色の残照が綺麗です。<br />ここは鉢伏山よりも標高が高く、<br />日本海が広く見渡せます。<br /><br />イカ釣り漁船の漁火が多く見えます。

    太陽はその後、見え隠れしながら沈みました。

    空に茜色の残照が綺麗です。
    ここは鉢伏山よりも標高が高く、
    日本海が広く見渡せます。

    イカ釣り漁船の漁火が多く見えます。

  • 日はとっぷりと沈みましたが、<br />空の色で水田は青みを帯びて写ります。<br /><br />漁火も輝きを増し、散居集落内の道路には<br />あちらこちら流れ星のように自動車の光跡が光ります。<br /><br />不思議なことに、この日はこの光景を独り占め。<br /><br />稲が育てばこの光景はなくなり、<br />光り輝く水田はまた来年までのお預けです。<br /><br /><br /><br />おわり<br /><br /><br />

    日はとっぷりと沈みましたが、
    空の色で水田は青みを帯びて写ります。

    漁火も輝きを増し、散居集落内の道路には
    あちらこちら流れ星のように自動車の光跡が光ります。

    不思議なことに、この日はこの光景を独り占め。

    稲が育てばこの光景はなくなり、
    光り輝く水田はまた来年までのお預けです。



    おわり


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