2010/05/17 - 2010/05/18
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costinさん
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偶然行ってみた桂林だった
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桂林市内の遊覧船で圧巻なのは最初の10分。
眼前に巨大な岩山が聳え立ち、河の行手を遮っている。
孤舟は、ただ釣り糸を垂らしている。 -
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カメラには極力ビルの影は写さないように努めたが、実際は・・隅田川遊覧とさして変わらないw
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かと言って・・がっかりしている訳でもない。
俺は同じツアーに、父親らしき年配の老人を労り、気配りする親孝行な娘の観察に勤しんでいたw
『なんて健気な娘だろう。感無量だ。』 -
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『ほぅ〜泳いどる・・・!!!』
俺は川風を受けながら、ひとりニヤリと微笑むのだった。 -
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ツァーはホテルの前で降ろしてくれた。
ありがとうね!
晩飯は、昨日と同じ小路の奥に出向く。
田螺は本場らしく、黒く丸丸と肥えている。
滋味に富んだ川の幸のエキスとして感じ取れる程に調理されている。泥臭さは一切無い。 -
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食後の散歩をしていると、・・聞き覚えのある単語が囁かれるw
「クーニャン●▼■%$〜!!」
どうやらこの近所らしいw
勿論、品行方正な俺はのこのこついてったりはしないw
帰りに見覚えのある壺蒸しスープ屋を発見。
『お! 明日の朝、寄ってみよう。』 -
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翌朝、罐煨湯屋に早速行く。
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店先のでかい壺の中に焜炉を入れ、時間をかけて大壺の中に並べられた子壺のスープを温めあげる手間暇のかかる料理だ。
瞬間的火力で鮮度を閉じ込める「炎の中華料理」とは、対極になるものかも知れない。
手羽先だろうか?
噛むと骨までボロボロになる。 -
周りを見渡すと、客は壺が3に炒飯が5の割合で食っている。それも観光客とかじゃなく、朝飯食い損ねた隣のパーマ屋のお姐さんとか、タクシーの運転手とかだ。
『ほほう、炒飯も試すか・・』
美味いのは今更言を待たない。
少なくとも俺の味覚からは、全く塩味を感じ取れなかった。
「御冗談を・・」
と思うかも知れないが、塩味は皆無。
「塩気のない炒飯って食えるの?」
と、俺も不思議に思うくらいパクパク食えるw
一昨日食べた物との違いは、こちらは幽かな香味野菜の香りがした。 -
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列車駅から5分ほど、駅を出て左に歩けばバスターミナルがある。
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チェック・アウトを済ませ、荷物を預ける。
小さいバッグに海パン・PCを入れ、昨日遊覧船から見えた河べりの公園に向かう。
適当に乗って、それらしき場所で降りたらそこは目指した目的地だった。 -
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バス亭の名前を見ると「解放橋」とある。
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河べりでぼんやり眺めていると・・
「お兄さん、日本から?」
と日本語で話しかけられる。
振り向くと、電動カートに乗ったおっさんが、
「どう?これから河の遊覧船に乗ってみない?」
「あぁ、それ昨日済んじゃったよw」
「じゃ、洞窟とかは?」
「それも昨日のツァーで廻ったよ。」
「そうですか・・じゃこんなのは」
開かれたパンフレットは・・確かに面白そうではあった。
『女人表演』
説明によると、何やらアクロバチックなショーらしいw
50元。
探究心旺盛な俺としては、行きたいのは山々だが、
「残念だ。実は待ち合わせしているんだ。」
「誰と?」
「●▼師範大学の女の子とw」
「いくら払った?」
「え?w いやいや、一緒に散歩して飯食うだけよw」
「・・・ほんとに? まぁ楽しんでね。」
「ありがと。ちょっと聞いても良いかな?」
「何?」
「河でみんな泳いでるけど、俺も泳げる?」
「・・悪いことは言わない。やめときなさい。」
「危ないのか、やはり・・」
「船が危ない。私嫌だよ、こんなに話しした人が明日の新聞に出てるの見るのは・・」
「ww」
このおっさん、この短い会話からは伝え難いが感じの良い方でしたw
「あ、ついでにもうひとつ。」
「何?」
「ちなみに、この車でここから駅までいくら?」
「6~7元かなぁ」
最後まで良いおっさんだったw -
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バス亭の眼の前がwifiレストランだった。
そこでアイスコーヒーを飲む。
そして女子大生に電話。
「試験どうだった?」
「大丈夫デシタ。トコロデ今ドコデスカ?」
「解放橋って分かる?」
「ハイ。シッテイマス。」
「その袂のwifiレストランに来れる?」
「ハイ。30-40分ホドデイキマス。モシバショワカラナカッタラマタデンワシマス。」 -
30分後、再び電話。
「ソコ、カイホウバシノドノヘンデスカ?」
「ちょっと待ってね。」
俺に説明出来る筈もなく、奥の店員に電話を渡すw -
女子大生は同じクラスの子と一緒に現れた。
「同じ日本語のクラスの子?」
「ソウデス。」
想定していた一般的な質問は少なく、ほとんどは彼女等に直接関係する日本語学習についての質問だった。
当然、旅やら趣味やらの話しも織り交ぜながら。
そして・・2時間が経った頃、
「実は俺、そこの河で泳ぎたいんだが。」
「え?w」
ふたり同時に声を上げた。
「それはやめてくださいw」
もうひとりも、
「わたしからもお願いします。やめて下さいw」
ふたりの真剣で、尚且つ珍獣を観るような眼差しに、噴くのをこらえるのがやっとの俺だった。 -
これで不機嫌になった俺は、我儘を連発するw
「これが食いたい!」
と餅を買ってもらい。
「啤酒魚が名物らしいじゃないか?美味い店に連れてってね。」
とプレッシャーをかけるw
彼女等もしきりに携帯で店の場所を聞いていたw -
「コノオミセ、ヒョウバンミタイデス。」
「おお! よしよし。」
「ナニカ、タベタイモノ アリマスカ?」
「啤酒魚以外は、君等に任す!」
随分偉そうだw
「ワカリマシタ。」 -
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【啤酒魚料理】
この日は、彼女等が選んだ「啤酒魚火鍋」を食う。
白身の淡水魚で、淡泊な味わい。
泥臭くは無い。
彼女等に聞くと、
「これって良く食べるの?」
「ハイ。ショッチュウデス。」
「レストランで?」
「マサカw ジブンタチデ ツクリマス。カンタンデスw」
と云う事らしい。
ビールと味付けで煮込むらしい。 -
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任せたは良いが、随分出てくる。
これが中国式の歓迎法なのだろう。 -
「ふう、もう食えんよw」
「ハイ、コレ モッテカエリマスカ?」
「いや、今日はこれ以上無理。」
「ハイ、ワカリマシタ。」
「あれ?友達は?」
「スグ キマスw」
正直、食い過ぎた感じだ。お勘定をしようとすると、店のおばさん きょとんとしている。
「ア、シハライ モウ オワリマシタ。」
「え?w それは無理。君等は学生だ。」
おばさんに、
「いくらだ?」
と聞くと、130元を見せてくれる。
同額を取り出し、支払った子に押し付ける。
「ありがとう。気持ちだけもらっとくよ。」
彼女等互いに顔を見合わせ、
「デモ ホント二 イインデス。 ワタシタチ タノシカッタシ・・」
「じゃあ、こうしよう。支払いは君等がした。そして俺の楽しかった分を君等が受け取った。どうだ? これで良いだろう?」
今日は最後まで我儘な俺だったw -
「そういえば、駅ってどうやって行けば良い?」
「ソコカラ 10バンノバスデス。」
「そうか、じゃここで良いよ。また電話するよ。」
「ハイ キヲツケテ。」
桂林の街中は屋台の時間規制でもあるのか?
車道にズラリと屋台が今や遅しとスタートを待っていた。 -
教えられた通り、10番の二階建バスに乗り込み、車内に示された行程表に目を向ける。
『散歩がてら、一個手前で降りてみよう。』 -
運河を渡り、バスターミナルが見えてくる。
近くに良さそうなホテルがある。
値段を聞く。
80元だと云う。
wifi出来るか?と聞くと、
ケーブルでなら出来ると云う。
部屋を見せてもらい、ちょっと古いが明日の移動を考えればバスターミナルに近いこちらが安くて便利そうだ。
そこに小荷物を預け、今朝預けた荷物を取りに行く。 -
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だが、これが恐ろしい事になろうとはこの時の俺には知る由もなかった。
前 55 中国 桂林の女子大生 1
http://4travel.jp/traveler/costin/album/10465850/
後 57 中国 広西省 龍勝の棚田
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