2010/04/27 - 2010/04/29
5位(同エリア179件中)
Mirabellaさん
- MirabellaさんTOP
- 旅行記317冊
- クチコミ221件
- Q&A回答15件
- 879,048アクセス
- フォロワー99人
ポンフェラーダでは友達が案内してくれるので、下調べをしていなかった。地名を教わっても全く覚えられないので、日本に帰ったら調べようと標識を見つけては記録していました。
大自然の景色を楽しみながら向かった、Pen~alba de Santiago(ペニャルバ・デ・サンティアゴ)には、Mozarabe(モサラベ)様式の教会があります。
Mozarabeとは、8~15世紀のイスラム支配下におけるスペインのキリスト教徒を意味します。
昼食は、友人宅に戻りタコの名物料理を御馳走になりました。
夕方はお散歩とバル巡り♪友人のお兄さん&その友達も加わって一緒に楽しい夜を過ごしました。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- KLMオランダ航空
PR
-
朝食には、バターと大好きなメロコトン(黄桃)のジャムを塗ったトーストを食べて、今日も元気に出発〜!
毎日、快晴が続きます。
こうして車で走っていると、友人が「あっ、今通り過ぎたのはいとこ」とか「あっ、おじさん」と、世間は狭い。
ネットが見れない友人宅、まずは図書館に行ってメールのチェック&VUELINGのチェックインを済ませた。 -
金鉱山跡が世界遺産に指定されているLas Medulas(ラス・メデュラス)と、Mozarabe様式の教会が残るペニャルバ・デ・サンティアゴのどっちに行きたいか聞かれた私。
どっちもよく分からないので、アラベの言葉に魅かれた教会をお願いした。
気分爽快のドライブコースでした。 -
地名を聞いても全く頭に残らないので、写真に残すのが確実。
-
-
到着しました!
ちなみに、ここはValle de Oza(オサ谷)のペニャルバ・デ・サンティアゴ村。 -
名前は分からないけど、可愛い花も咲いてます。
-
-
こんなに晴れてるのに、遠くの山にはまだ雪が残ってる!
-
左下が煙っていますが、本当に煙ってたんです。
焚き火?そんなハズないか。 -
向こうに見えるのは、Montes de Valdueza。(バルデュエサ山脈)
おそらく、その山の麓にValle de Silencioという谷があり、そこにCueva de San Genadio(サン・ヘナディオ洞窟)があります。
分かりにくいですね。
今から見学するサンティアゴ教会を建てた、サン・ヘナディオ司教が余生を過ごしたと言われる洞窟。
私が写真を撮ってた場所から、徒歩約2時間のようです。 -
石積の壁、木製のバルコニーが個性的な街並。
日本のアスファルト舗装の道路って本当に味気ない。 -
Casa Rural、ホテルです。
どんな内装なのか気になる〜。 -
-
-
崩れかけの家までも、格好良く見えてしまう。
-
手作り感いっぱいの家が並んでます。
-
少しかわいそうな、わんちゃん。
自由に口が開けられなくて、つらいだろうね。 -
これが、ペニャルバのサンティアゴ教会。
-
10世紀頃、この辺りにはSan Genadio(サン・ヘナディオ)司教が設立した修道院がありました。
しかし残念ながら、現存しているのは937年にAbad Salmonにより建設が完成した、この教会だけ。
ちなみに、このヘナディオさん、ビエルソの地で生まれ、後にアストルガ司教となった人です。 -
&ちなみに
修道院というスペイン語はConventoとMonasterioとあるのですが、
Convento=托鉢修道会の修道院で主に都市部にある。
Monasterio=創設時期の古い修道院。自給自足的な生活を送り、主に人里離れた所にある。
こんな違いがあるみたい。
「家畜を育てる牧草を求めて、こんな北部まで辿りついた」そうですが、ここがMonasterioなのも、なんとなく納得。 -
Mozarabe様式のサンティアゴ教会は、こんなアーチ型だけど、あくまでカトリックの教会。
そこが貴重なのでしょうね。 -
教会内部は撮影禁止。
外から望遠でこっそり撮影した写真がありますが、UPは控えます。 -
-
墳墓-死体や遺骨を葬った場所のようです。
-
裏側(北側)のアーチ
-
裏門のアーチに刻まれていた文字。
ラテン語でしょうか、全く分からない。 -
-
さほど歩いていませんが、休憩します! (^^♪
-
おそらく全て、ご主人の手作りなんでしょう。
-
「リモナーダ」があると書いてあったので、てっきりレモンソーダだと思い、たまにはソフトドリンクにしようと思って注文したら
-
結局、アルコールINだった。(^o^)
赤ワインにフルーツ等を混ぜたものを「リモナーダ」と呼ぶそうです。
お皿にのってるのは、生ハムではなく「ロモ」。生ハムより少し硬い、でも美味。自家製だろうな。 -
-
こんな景色の美しい所に連れて来てもらえて大満足♪
さて、そろそろ帰る時間。
今日は、友人宅でお昼ご飯。
お母さまが、タコ料理を用意してくれています -
きれいなスポットを見つけては、車の中から撮影。
-
ここからの3枚は、友人によるもの。
-
こんな景色が続くので、ドライブが楽しい♪
-
-
町に戻ってくると、今日も巡礼者に出会う。
「Buen Camino!」 -
家に到着。写真はタコを切る父さん。
(でも、その後すぐにお母さんがハサミを取上げてた。)
昨日、「日本ではイカもタコも生で食べる」と言ったら、お母さまが「Nooooo!スペインでは調理しないと!」と反論(笑)
で、今日は「PULPO COCIDO(プルポ・コシード)」。
PULPO GALLEGOが有名ですが、友人の住むポンフェラーダはガリシアに近いけどガリシアではないので、ガジェゴと呼んで良いのか分からない。 -
タコの奥は、茹でたじゃがいも。
タコと一緒に茹でるから、タコ色に染まってる♪
味がしみて美味しい。
オリーブオイルをたっぷりかけて頂きます! -
VINO de CABANAS 地元カバーニャス・ララスの金賞ワイン。
深いルビー色。味はしっかりだけど、嫌な酸味や苦みが無い。私好みでした。ビエルソのワインなので、もちろんブドウ品種はメンシア。
お土産に1本貰ったので、新聞&洋服で、グルグルまきまきで持って帰りました。 -
デザートは、甘さ控えめの手作りプリン。
食後は、18時頃まで家で休憩。
私は、もう少し早く出掛けても良かったのですが、一度外に出ると夜遅くまで出歩くことになるので(だいたい夜中の1時頃)、慌てて出掛けないのがスペイン風の過ごし方。 -
ここからは友人のお兄さんと、その友達も一緒です。
日本だと友達が来たからといって、自分の兄弟・妹を誘って出掛ける事って稀ですよね。
でもスペイン・ラテン人と一緒に行動すると、いとこ・親戚も一緒に出掛ける展開って、よくあります。 -
小さな町なので、この辺りを散歩すると、どうしても友人の知り合いに遭遇する。
当然、ご挨拶のキス&お喋りのスタート。 -
Basilica de la encina
ルネッサンス様式の教会(礼拝堂と呼ぶのが正式かも?) -
-
-
-
Casa de los escudos(エスクードの家)
藤の花が綺麗だった。
建築様式は異なるけれど、咲く花は日本と同じだなぁ、と思った。 -
-
-
Castillo de los Templarios
おそらくポンフェラーダで一番有名なのが、このテンプル騎士団の要塞跡。
現存しているのは本来の姿の一部だそうなので、昔はもっと巨大な城だったんだ。 -
巡礼者の安全を守るのが、テンプル騎士団の使命でした。
-
既に閉まっていた門。いつものパターン (-.-)
お城の様子は2011年のビエルソ再訪旅行記で
http://4travel.jp/traveler/dobleluna/album/10573047/ -
このすぐ近くを、シル川が流れています。
11世紀頃、サンティアゴ巡礼者のためにシル川に橋を架けるよう命令が出されました。
ポンフェラーダの名前の由来は、『強固な橋』または『鉄の橋』を意味する「Pons Ferrata」から生じたという説があるそうです。なんだか、フランス語っぽい。
ふと、ポンヌフの橋を思い出した。 -
観光は早々に終了。
バルへGO! -
好みの曲が流れる度に、歌手名を質問してメモってました。
翌日、友人のお兄さんセレクトのCDをプレゼントしてくれました。優しい♪ -
-
この人達は、テンプル騎士団?
-
お次は、左側の角のバルで二杯目のワイン。
おつまみはピザでした。 -
その後、再び4人で大画面があるお店へ移動。
→バルセロナとインテルのサッカー観戦が目的。
2点ゴールを決めるのが必須だったバルサ、この日は選手の動きが悪かったそうで、1点しか取れず残念な結果に終わりました。
結局、2010年チャンピオンズリーグはインテルが優勝しましたね。 -
実は、サッカーの試合観戦中に女性が1人加わったのですが、彼女が操るスペイン語には参った。聞き取れない。。。
どうやって会話に入り込んだら良いのか分かず、だんだん無口になっていた私。挙句の果てには、「どうしたの?疲れた?」と聞かれるありさま。
あんな機関銃トークは、どうあがいても私には太刀打ちできないなぁ。 -
パタータス・ブラバスが美味しい「ボデゴン」という店に連れて行ってくれる予定だったのですが、
こちらも既に閉まっていた。またしても・・・・・。(-_-;) -
なので、この市庁舎広場にあるイタリア料理のレストランで夕食となりました。(友人曰く、ポンフェラーダで一番美味しいイタリアンの店)
そろそろ、夜の12時も近かったでしょう。 -
遠く日本から遊びに来ているから、賑やかに過ごせるようにと気を使ってくれた友達。
だから、お兄さんも一緒。色んな友達にも声を掛けてくれていたようです。
平日の夜だから、あんまり集まらなかったと言ってました。
両手を広げて待っててくれる友人が住むビエルソ、大好きになりました。
ボデゴンのパタータス・ブラバスを食べそびれたから、また行かなきゃ!
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (4)
-
- たらよろさん 2010/05/30 16:22:46
- レンガの積み方が素敵
- こんにちわ〜〜
スペインにお友達がいらっしゃるなんて
心強いですね〜〜
やっぱり、海外に1人で行った時、現地に知り合いの方がいらっしゃるほど強みになることはないですものねっ。
ところで、こちらの町並みはレンガが積み上げられているというよりも
薄っぺらいあレンガが乗せられていっている風な外壁に妙に感動しちゃいました。
本当に崩れかけているおうちでさえ、絵になりますね〜〜
そしてお花や木々がいっぱいで美しい町ですね。
ところで、旅行記に登場のわんちゃんは、どうして口を閉じられているんですか??
確かにかわいそうですよね。
たらよろ
- Mirabellaさん からの返信 2010/05/31 01:05:25
- RE: レンガの積み方が素敵
- たらよろさん、こんばんは。投票ありがとうございます!
> スペインにお友達がいらっしゃるなんて
> 心強いですね〜〜
> やっぱり、海外に1人で行った時、現地に知り合いの方がいらっしゃるほど強みになることはないですものねっ。
>
友達がいなければ、1人でスペインには旅行しないように思うんですよ。話し相手がいる方が食事も楽しいし。でも1人旅を繰り返していくと、自分のペースで好きに行動できる旅が少しづつ癖になっていくんだろうな、と感じてはいます。
> ところで、こちらの町並みはレンガが積み上げられているというよりも
> 薄っぺらいあレンガが乗せられていっている風な外壁に妙に感動しちゃいました。
>
ここの家の造りは、手作り感がたまらなくステキでした。石というのか、レンガというのか、均等に並んでない所なんかも魅力がある。
実際に暮らすと不便な点もあるんでしょうけど、外観のかもし出す雰囲気には魅かれますよね〜。
> ところで、旅行記に登場のわんちゃんは、どうして口を閉じられているんですか??
> 確かにかわいそうですよね。
>
>やっぱり、人を噛まないようにでしょうか。凶暴な犬には見えないんですけどね。
スペインって、犬を散歩させるにも首輪つけないし自由にさせる印象があるので、珍しいと思いました。
口開けられないってストレス溜まりますよね。やっぱり、かわいそう。
Mirabella
-
- ホーミンさん 2010/05/28 12:23:10
- 歩けばどんどんと仲間が増えていく
- ミラさま
こんにちは。
よいお天気ですね。やっと、スカッと晴れましたね。
昨日また、山に行ってきたので洗濯物がいっぱい。
晴れて大助かりです。
スペインを旅していると、どんどんと仲間が増えていくんですね。
楽しそう。
もてなしの心がそうさせるのか、集まってわいわいをおしゃべりするのが楽しいのか、どちらにせよ明るい人たちです。
梅みたいな花や桃みたいな花や藤、日本とよく似たのが咲くのですね。
生か加熱するかの違いはあっても、イカにタコも食するのですから、親近感がわきます。
タコとイカにオリーブオイル、合いそうです。特に、茹でたタコに。
今度試してみます。
バルは、農家の小屋を改造したようなつくりですね。
手作り感たっぷり。
裸電球が梯子のようなものにぶら下っていて、柔らかい光で落ち着きます。.ストーブは現役なのかな?
雰囲気のいいお店ですね。
テンプル騎士団ときくと、なんだかワクっとします。
謎めいていて、神秘的。
ちょっと血生臭くもあるけれど。
全員修道士だったんですよね。
日本の僧兵とはイメージがかけ離れていますよね。
あくまでも個人的な意見ですが、テンプル騎士団のほうがオカルトチック、僧兵は弁慶のイメージです。
「バルへGO]のお写真に、ミラさんの影が写っていて、嬉しくなりました〜。激写中!
- Mirabellaさん からの返信 2010/05/29 10:11:10
- RE: 歩けばどんどんと仲間が増えていく
- ホーミンさま☆おはようございます♪
> よいお天気ですね。やっと、スカッと晴れましたね。
> 昨日また、山に行ってきたので洗濯物がいっぱい。
> 晴れて大助かりです。
>
今日も引き続き良い天気、洗濯日和 (^o^)
またまた登山されましたか!私も明日は久しぶりに貴船に出掛ける予定です。旅行記作成で疲れた身体を癒してきます。
> スペインを旅していると、どんどんと仲間が増えていくんですね。
> 楽しそう。
> もてなしの心がそうさせるのか、集まってわいわいをおしゃべりするのが楽しいのか、どちらにせよ明るい人たちです。
>
そうそう、旅行中に何度か日本人の方とお話する機会がありました。私にみたいにスペインに知り合いがいて、「友人を訪ねる&1人旅」形式の女性が多いように思いました。旅行の後は、こうして4traでスペイン話ができるのも嬉しい事。スペイン語がらみの友人は皆んな明るい人ばかり、特に大阪の方のパワーは「さすがに私も負けるかな?」ってほど強力。
そんな人達がスペインを好きになるの分かります、おおらかな国なので開放されるんです。
> 梅みたいな花や桃みたいな花や藤、日本とよく似たのが咲くのですね。
> 生か加熱するかの違いはあっても、イカにタコも食するのですから、親近感がわきます。
> タコとイカにオリーブオイル、合いそうです。特に、茹でたタコに。
> 今度試してみます。
>
花の名前はさっぱり分からないですが日本と似ていますね。同じ時期に藤も綺麗に咲いていましたし。
スペインでは、イカもタコもよくメニューにあります。イベリコのハムが絶品ですが、魚介料理も美味しいです。
茹でたタコにパプリカ&バージンエクストラオリーブオイル&塩をかけて食べる料理「PULPO GALLEGO」で検索すると色々出てきますが、岩塩があるとより良い。茹でる際に、酢を入れるレシピもあれば、白ワインやローリエを入れて煮込むレシピもあります。
じゃがいも無しでも美味しいですが、一緒に茹でたじゃがいもはタコの味がして私は好きです。
> バルは、農家の小屋を改造したようなつくりですね。
> 手作り感たっぷり。
> 裸電球が梯子のようなものにぶら下っていて、柔らかい光で落ち着きます。.ストーブは現役なのかな?
> 雰囲気のいいお店ですね。
>
あの辺り、冬は非常に寒いと思うのでストーブは現役なように思います。
ああいうトーンダウンした光は落着いて、のんびり気分に浸れますね。
週末はパーティ等に利用されるようです。
> テンプル騎士団ときくと、なんだかワクっとします。
> 謎めいていて、神秘的。
>
この辺りの歴史に詳しくなると、ヨーロッパの観光が面白くなりますよね。建物をただ眺めるだけじゃなくて、時代背景が見えて感じるものが増える。
テンプル騎士団を扱ったゲームソフトもあるのだったかな?
中世の修道士は、強くなければならなかったんだ!
> 「バルへGO]のお写真に、ミラさんの影が写っていて、嬉しくなりました〜。激写中!
>
すごい、影にまで気付いてもらえて嬉しい♪そう、こっそり私も登場してたんです。( ^^)
また、ホーミンさんの登山旅行記にお邪魔しますね。ありがとうございました!
Mirabella
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
Mirabellaさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
4
65