1995/05/25 - 1995/05/26
29位(同エリア32件中)
北風さん
ADIYAMAN(アディヤマン)にたどり着いたのは朝9時だった。
標高が高い為か、かなり肌寒い。
ホテルを探そうと歩き出すと、ネムルトダァへのツアーの呼び込みに止められた。
「今日のツアーは人が足りないので2割引(1200円)だぜ!」
との事。
「あんたツイてるよ!今だけよ!」
・・・世界中を旅行してこの言葉に何度だまされただろう。
明日の朝も同じ事を言っているのはわかりきっているのに・・・
どうしても「今だけよ!」に反応してしまう自分がいる。
バックパックを担いだままツアーバスに乗り込む俺がいた。
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旅日記
『NEMRUT DAGI(ネムルトダァ)の遺跡』
ツアーバスは、多分毎日登っているであろう山道を、今朝も朝霧をかき分ける様に進んでいる。
「ちょっと休憩」と一息つきそうなエンジンを、ドライバーがアクセルを蹴りこみながら一喝!
かなり高い所まで来たようだ。ガイドブックにはこのネムルト山は2000mもあると書いてある。
かなり見晴らしのいいガレ場?が見えてきた。
あの宮殿の柱みたいな物に乗っかっているのは、鷲だろうか?
バスが、持ち望んでいたブレーキの音を響かせた。 -
この遺跡は、紀元前1世紀にこの地を支配していたアンティニコス1世の墓らしい。
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本来は神殿を囲むようにワシとライオンと神像が並んでいたとの事。
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標高が高い上に急な勾配が続く遺跡だった。
心臓がバコバコ音を立てる中、山頂には荒れ果てた神殿らしきものが出現! -
トルコ観光パンフレットに載っていた「アンティコオス1世の神像」の首がゴロンと転がっていた。
でかい!
そして、寒い! -
アンティオコスの像はよく見ると、髭の細部まできっちり彫られていた。
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見回すと、まるでギリシャ神殿の飾っている様な彫像があちこちに散らばっている。
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これはアポロンの像なのか?
ギリシャの遺跡は実はトルコのほうが多いらしい。 -
神殿は度重なる地震により、ほとんど崩壊していた。
さらに、この神殿、崩壊して転がる神像より、それに群がるツーリストより、トルコ兵の方が多い状態。
しかも少年兵だ。
この山頂より、この辺一帯のクルド人ゲリラの行動を警戒をしているらしい。 -
いつしか、遠くの山々に厚い雲が広がっていた。
これほど標高が高い所にいると、雲のスピードが恐ろしいほど速く感じる。
はるか彼方で重い空の一箇所が破れて何かが噴出していた。
あれは雨なんだろうか?
あまりのスケールの大きさに現実感がないのだが・・・
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