2009年10月【アモイ・土楼】

2009/10/01 - 2009/10/04

国慶節の休暇を利用して、福建省の客家土楼を訪れました。今回も個人手配です。

■1日目■
空路でアモイ、高崎空港へ。当日バスチケットを購入して土楼を目指す予定でしたが、国慶節の混雑でチケットは売り切れ。仕方なく翌日出発のツアーバスチケットを購入し、この日はアモイ観光に。

■2日目■
バスで永定地区へ。ツアーバスで有名な土楼を見学した後、ツアーを抜けて塔下村に宿泊。

■3日目■
バイタクにて土楼を観光。夕方のバスでアモイへ戻りました。

■4日目■
アモイ市内を散策した後、空路で広州へ。

客家土楼は世界遺産に登録されてから観光客が激増したと聞いていましたが、ツアー客と時間をずらせば静かにのんびり観光することができます。

エリア 中国

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス 船 タクシー
• 航空会社: 中国南方航空

アモイ高崎空港。屋内にやしの木があってびっくり！
すぐに長距離バスターミナルへ向かうものの、当日の土楼方面行きチケットは売り切れ。仕方なく翌日のチケットを予約し、この日はアモイ観光へ。

時間はたっぷりあるのでバスで渡し舟のある鷺江エリアまで。近くのエコノミーホテル・如家快捷酒店にチェックインし、いざコロンス島へ！

渡し舟の中はこんな感じ。

10分ほどでコロンス島に到着。近い！緑がたくさんあって気持ちいい。小さな島なので、徒歩で一周してみました。

島の南方にはビーチが。海はなかなか綺麗です。

井戸の水を汲むおじいちゃん。島全体が観光地だけど、普通に生活している人もいるんだなと思い出した瞬間。

曇り空だったのであまり写真を撮らなかったのですが、こういった洋館が立ち並んでいます。

島内を走るバッテリ・カー。観光客向けです。

夕飯は鷺江賓館のレストランに行きたかったのですが、行列が出来ており断念。

海鮮好きの夫の希望でこのお店に。下調べせずに決めたお店ですが、立地が良いせいか、なかなか賑わっていました。

食べたいものを選んで調理してもらいます。

料理が美味しくなかった場合の保険としてオーダーした空芯菜の炒め物。これはどのレストランでも外れなしだから安心。

ゲソとセロリの炒めたの。味付けもGOOD！

牡蠣！生もOKらしいけど、一応加熱してもらいました。

お店の中はこんな感じ。よくある中国のレストランです。

食後はふらふらと街を散策。遅くまで賑わっていました。

市場を発見してテンションが上がる私達。地元の人で賑わっています。

月餅屋さん。

たくさん歩き回ったのでもう一杯。ビールが美味しい！

ビールにはやっぱり羊肉串。

マーラータン。辛いものが苦手な夫は食べられないので、私が一人で平らげました。食べすぎ！？

翌日時刻どおりバスに乗っていざ土楼へ！途中の休憩所で小腹が減ったので干し芋を。美味しいけど、ちょっと甘すぎ。

最初に観た土楼は有名な田螺坑土楼群。

この時団体客と一緒だったので実際はこんな感じ。

こんな長閑な山奥に土楼が点在しています。

次は裕昌楼へ。

この角度から眺める土楼、素敵です。

柱が斜めになっているのがこの土楼の特徴。崩れそうで崩れない、絶妙なバランス！

土楼の中には神様が祭られています。

続いて塔下村へ。静かで雰囲気がある町です。

メインロード沿いでは野菜等を売る人たちも。

四角い土楼もあります。

土楼の入り口にある脱穀機（？）で遊ぶ子供。笑顔が素朴でかわいい。

孫の髪を洗ってあげているおばあちゃん。

夕食は宿で、夜空の下で頂きました。この日の宿は二人で120元（約1500円）。

近くの土楼の中がバーに改装されていました。赤いライトが土楼に似合います。ビールを頂いて、宿に帰って就寝。

翌日はバイタクで土楼巡り。バイタクを1台、宿で手配してもらいました。1日100元だったかな？

まずは土楼の代表、承啓楼へ。

とにかく大きい！

二重に円楼が建てられています。

小さい部屋が並ぶ様子を見ると、つい土楼での生活を想像してしまいます。

こんな野路を通って次の土楼へ。空気が美味しい！気持ちいい！バイタクはのんびり運転なので怖く無かったです。

次に向かったのは順裕楼。

あまり人の手が加わっていない、そのままの土楼を観ることができます。

次は和貴楼。この周辺は散歩にぴったり！バイタクのお兄さんと待ち合わせ時間を決め、のんびり散策しました。

こういう雰囲気、落ち着きます。観光客にはほとんど出会いませんでした。

立派な門構えのお宅。

静かな場所です。

土楼が一番の目的だったけど、この景色を見ることができてなんだか得した気分。

川で洗濯する人々。

また訪れたい場所が一つ増えました。

土楼が風景に馴染んでいます。

土楼の窓からの眺め。

洗濯場。

バイタクの運転手さんと一緒に昼食を。地元で採れた魚を調理してもらいました。

こちらはお豆腐の炒めたの。美味しかった！

あっという間に時間が過ぎ、この大自然ともお別れです。

バスは満席の為、通路に小さな椅子を置いて座りました。

アモイまでのバスは満席だったので、南靖で下車させられてしまいました。こちらの写真は南靖バスターミナル。2時間後のチケットしか購入できなかったので、暇つぶしに南靖の街に出てみることに。

ちょっと疲れていたのでマッサージに。なかなか気持ちよかったです。

その後無事バスに乗車でき、アモイへ戻り、ホテルを探して宿泊しました。

ホテルでアモイの観光名所を尋ねたら、怪坂を紹介してくれました。写真ではわかりにくいけど、上り坂に見えるけど、実は下り坂。逆に下り坂に見えるのが、実は上り坂。自転車に乗ると、上りに見える坂は楽々進み、下りでは強くペダルをこがないと進まないのです。不思議！

怪坂の後は街をふらふら。

乾物屋さんの赤ちゃんがかわいかった！

ドーナツ・シュークリームを食べ歩き。美味しかったです！スイーツのレベルが高いのは、台湾が近いから？？

この後空港に向かい、広州に戻りました。短い旅行でしたが、アモイの街と土楼＆自然を満喫でき、充実した4日間でした。

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2010/05/31 21:56:01

  おなじ時期に土楼めぐりをしました

  misoさん、はじめまして。Q&Aで貴州の質問を見て飛んできました。
  
  貴州にはいつ行かれるのでしょうか？ずいぶん弾丸ですが、私はそれに劣らず弾丸で（笑）7月に行ってきます。misoさんが先に行かれるようでしたら日程等参考にさせていただきたいです。
  
  ちなみに私もちょうど去年おなじ時期に土楼めぐりをしました。確かに混んでました。そのときも弾丸だったんですが、バスに乗れてラッキーでした。
  
  misoさんは北京語ができるとのことうらやましいです。言葉ができるとずいぶん旅も楽だし楽しいんでしょうね。私は先日もまた中国に行ってきたところですが、全然ダメです。
  
  また遊びに来ますね。よろしくお願いします。
  
  Wakabun

  misoさん からの返信 2010/06/01 00:06:35

  ありがとうございます

  Wakabunさんへ
  
  はじめまして！書き込みありがとうございます。
  随分様々な場所を旅行されているのですね！
  旅行記一覧を拝見するだけで、ワクワクしてしまいました。
  
  貴州は6月中旬に訪れる予定です。
  気づけばあと2週間後に出発です！早く航空券買わなければ…
  今回下調べをする時間があまり取れていないので、
  参考にして頂けるような旅程を組む自信があまりないのですが…
  とりあえず、帰ったらまた旅行記UPしますので、よろしければご覧下さい。
  
  昨年同じ時期に土楼めぐりをされたんですね。
  今回また同じような時期に貴州に訪れるとは、
  なんとなく縁を感じてしまいます。
  
  北京語ができると確かに便利ですが、旅行記を拝見する限り、
  Wakabunさんも十分中国を楽しんでらっしゃるように感じましたよ！
  貴州旅行に関しても、何か有益な情報があればまた教えて下さいね。
  
  今後ともよろしくお願いします。
  
  miso