「優駿・美しきサラブレッドたち」“特待的”ＫＥＩＢＡ体験ツアー　ーその２−

2010/05/16 - 2010/05/16

さて、いよいよ「ゲストルーム」に移動して、
競馬講座を受けた後、レースの観戦です。
ＴＶでは見たことがありますが、実際のレースを
目の前で見るのは初めてで、テンションが上がります。
きょうのメインレースは、Ｇ１の「ヴィクトリアマイル」
という４歳以上の牝馬だけのレースです。

エリア 国立・府中・稲城(東京)

本日の「東京競馬場」への入場料は、
ツアー料金に含まれているのですが、
きょうのは、特別の記念入場券が
発売されているというので、係りの方に
買っていただきました。
これが、その記念入場券（表）です。

で、これが裏面。
昨年の「ヴィクトリアマイル」の優勝馬
『ウォッカ』の写真が使われています。
強い馬でしたね〜！
騎手は、武豊さん。
現在は、残念なことに、負傷療養中です。
早く復帰されることを祈っています。

来賓用の特別の入り口から入ります。
チェックは厳重で、ディズニーランドのように、
手の甲に特殊なスタンプを押されました。
ここの入場には、ドレスコードがあります。
男性はジャケット・ネクタイの着用、女性も
それに準ずる服装を規定されます。

７階の「ゲストルーム」。
ガラス張りの大きな窓から、馬場が
見下ろせます。

まだお昼前なので、観客はそれほど
多くありません。

ちょうど、４レース目が始まったので、
さっそく外廊下？から見学です。

ゴール前。
正面スクリーンに、レースのもようが
大きく映し出されます。

目にしみるような緑の芝生に、
人馬一体となって疾走する光景は、
なんて美しいのでしょう！
感動です。

本日の「競馬講座」の講師は、ＴＶで
おなじみの原良馬（はら　りょうま）氏と
水野由加里（みずの　ゆかり）さん。
ビギナーにもわかりやすく、丁寧に、
基礎知識を教えてくださいました。

お昼のお弁当。
彩りも美しく、豪華です。

手まり寿司とお吸い物と
・・・。

カボチャのプリンまで、ついています。
おいし〜♪
このお弁当だけでも、ツアー代金くらいは
かかっているのでしょう。　(^-^)
ＶＩＰ待遇ですね！　（笑）

メインレースの前に、いったん
（７階の）屋外に出て、パドックを
見に行きました。

出走馬たちが次々に出てきて、
お披露目です。

こんなふうに、パドックを一周します。

画像が小さくてわかりにくいのですが、
パドックの向かって左隅の屋根の下に、
すごく華やかな装いの一団が。
皆さん、思い切りドレスアップして、大きな
帽子をかぶっています。
ＪＲＡ関係の方によると、そういう特別な
催しをやっているのだとか。

競馬の基礎講座がすんで、いよいよ
実践編です。
普段は、ＫＥＩＢＡが嫌いなほうではないオット
つき合って「ＷＩＮＤＳ」（場外馬券売り場）
に行っても、傍観者を貫いていた私ですが、
ここは、ＪＲＡさんの顔を立てて（笑）、
少しは投資してみます。
馬券の買い方は講義で教えていただいたし、
個人的にもオットから、購入に必要なマーク
シートの記入法とか、購入機の使い方を
レクチャーしてもらっていたので、
わりあいスムーズにできました。
７階の購入ブースはすいていて、後ろの人を
気にせず操作できるのもありがたいです。

まずは、「第８レース」から。
講師の原良馬さんのアドヴァイスを
参考にして、決めました。
これが、私の買った馬券（正式には「勝ち馬投票券」）です。
カワイく、「枠連」の人気サイドで。
「１−４」的中しました。
配当もカワイかったけど。（笑）
でも、とりあえず当たって、嬉しい♪

「第９レース」「第１０レース」は、
ダメでした〜！

メインレースのゴール前です。
きれいなピンクのドレスの女性と、黒い
スーツで正装した２人の男性が乗った白馬が、
出走馬を先導してきました。

さすがに、観客が満員になりました。

内馬場のほうでは、ピクニック・
シート持参で楽しんでいる人たちも。
これも、気持ちよさそうです。

メインレースの終盤、直線コースの
ゴール間近です。
この時点では、２番の『ヒカルアマランサス』
がトップに立っています。
二番手以降は、競リ合い。

１着は、本命の１１番『ブエナビスタ』！
２着が２番『ヒカルアマランサス』、３着は
１０番の『ニシノブルームーン』でした。
優勝インタヴィウを受ける、横山典弘騎手
です。
私、このジョッキーが好きなのです♪
きょうの横山騎手は、ヴィクトリー・ランの時、
観客席に鞭とゴーグルを投げ入れました。
わりとクールな人なのに、珍しく喜びを
いっぱいに表現していましたね。

２着と３着に人気薄の馬が入ったことで、
かなりの高配当が出ました。
講師のお２人を含めて３０人ほどの
参加者の中で、的中舎は、たったひとり
でした！
（公表しなかった方がいる可能性はありますが。）『ブエナビスタ』と並んで本命と目されていた
『レッドディザイア』が鼻差の４着に沈んだ
のが、番狂わせというところでしょうが、
これが勝負事のアヤというものでしょう。
もし、『レッドディザイア』が『ニシノブルームーン』に競り勝っていたら、私も「３連複」を当てて
いたのにな〜、惜しい！！
ま、講師の先生も、ほとんどのトラックマンも
はずしたのだから、仕方ないですね〜。

メインレースも終わったところで、
競馬場の裏側見学の続きです。
エレベーターで１階に下りて、
一般の人が立ち入れない「口取り経路」
（というのかな？）へ。
スタッフの人たちが集まって、何やら
お仕事中です。

本日の講義をしてくださった原良馬
さんと、司会の水野由加里さんに
記念に１枚撮らせていただきました。
水野さんはおきれいだし、原さんは
ダンディーな紳士で、実年齢を聞いて
驚きました。
十歳くらいは、お若く見えます。

おしゃれなユニフォームの、おねーさん
たち。

「検量室」の前。
関係者とマスコミの人たちでしょうか。
画面の右側廊下には、大きなガラス窓が切って
あって、見物の人たちがこちらを覗いて
います。
検量室を見学している私たちも、
見物されてしまいました。
あちらも、見たくはなかったでしょうが。
（笑）

先ほど出走馬のお目見えがあった
パドック。
馬たちが通るところなので、普通は
こちら側には入れません。

パドックの大きな電光掲示板。
ちょうど、最終１２レース「東京ロイアル
プレミアム（ダンスインザムード・
メモリアル）」の出走馬とオッズ
（馬券の売れ行き状況）が表示されています。

馬場へ出るために、ふたたび「検量室」前を
通ります。
１２レースが終わったところらしく、
後検量のための馬とジョッキーが
行き来していました。
（撮影モードを間違ったのか、変な
写真になってしまいましたが、珍しいので
ＵＰしておきます。）

同上。
この馬はたぶん、２番の『レッドシューター』
でしょう。
本命馬と見なされていたのですが。

今、もう一頭、コースから帰ってきました。
走ったばかりで、興奮しています。
これが、優勝馬（のはず）です。
この通路は、馬たちに圧迫感を与えないように、
天井も幅も広く取ってあります。
また、レースを終えたばかりの馬は、
気が立っていて壁を蹴ったりすることも
あるため、馬が傷つかないような素材が
使われているそうです。

１２レースの結果は見ていないので、
あとで競馬新聞で調べたら、３番の
『ルールプロスパー』という馬のようです。

コース脇の「ウィナーズサークル」にて。
優勝した三浦皇成（みうら　こうせい）騎手が
ファンのサイン攻めにあっています。

引き上げるところを、一瞬
キャッチ！
この三浦皇成騎手は、デビューの年に、
“あの”武豊騎手の初年度記録を破ったことで
一躍有名になったものの、今年は今ひとつ
成績が良くない、とのことでしたが。
２番の馬券は売れていなかった（らしい）ので、
高配当になったっことでしょう。

おめでとう！

上階の「ゲストルーム」からでは
わかりませんでしたが、ここ「東京競馬場」
は最後の直線コースが長く、しかもかなりの
急勾配になっているそうで、そのぶん、
力のない馬はスタミナ切れになるとか。

全レースが終わって、無人になった
観覧席。
「兵（つわもの）どもが夢の跡」
という風情？

これで、ツアーの全行程も、めでたく終わり、
講師のお二方ともお別れです。
「ありがとうございました。
これからも、ますますのご活躍を。」（礼）

陽が傾いてきました。
きょうは、ほんとうに良いお天気で、
「競馬日和」でしたね♪

最後にもう一度、ゴールの写真を。
きょうの日付と「ヴィクトリアマイル」の
レース名が入ったゴールは、もう二度と
見られないわけですものね。

ここへ来て知ったのですが、競馬場
から徒歩数分で、ＪＲ「武蔵野線」の
『府中本町』の駅に行けるのです。
ツアーバスで渋谷まで戻って、そこからまた
家まで１時間半かけて帰るよりは、電車の
ほうがずっと近そうです。
ツアー参加者にも、そういう人が少なからず
おられて、その方たちと一緒にバスの権利を
放棄して、駅へ向かいました。

『府中本町』駅の通路。
小ぎれいです。

壁には、競馬のレースの写真と、
「ＷＥＬＣＯＭＥ」の文字の書かれた
大きなパネルが。

天井近くにも、禁煙マークと並んで、
以前のレースの動画が放映されていました。

そして、本日のレースの大広告。
競馬でもっている？駅なのですね。

「ご来場ありがとうございました」
と、お礼を言われてしまいました。（笑）

ーおまけー

これがＪＲＡからもらった記念グッズです。
クリアファイル、競走馬のイラスト
つきのメモ帳、『ダイワスカーレット』の
ポストカード（牝馬なのは、女性参加者を
意識して？）、マークシート用赤ペン。
それに、「東京競馬場」のきれいなパンフと、
競馬新聞。
この「競馬新聞」が、バカにならないお値段で、
買えば、一部４５０円ですって。
馬券購入の参考資料としては、必需品とは
いわないまでも、かなり重要ですものね。
もうひとつ、「ターフショップ」で使える
金券５００円分。　　
以上。

で、最後にショップに案内されて、
お買い物タイム。
せっかくもらった金券ですから、
やっぱり使いましょう。（笑）
ここでしか買えないものを・・・と、
家で留守番している約一名に、お菓子を
買って帰ります。

『レーシングサラブレッド』という名の
「サブレ」です。
馬蹄形に馬の顔が描かれた、いかにも
「らしい」形。
１０枚入り、７００円です。
とてもおいしかった、です♪

店内をなんとなく歩いていたら、
見つけてしまいました。
本日のメインレース「ヴィクトリアマイル」の
優勝馬『ブエナビスタ』のぬいぐるみ！

この手のモノは、増やさないように
しようと心がけていたのに・・・。
かわい〜〜♪
買わなかったら、きっと後まで後悔する
だろうな〜、と思って、買ってしまいました！
小さくて邪魔にならないし、値段も高くないし、
と、自分に言い訳して。（笑）

今、この『ブエナビスタ』は、我が家の
サイドボード内に、おとなしく鎮座しています。
オットも、べつに文句を言わなかったし。　（笑）
結論：「やっぱり、買って正解♪」

あとで、ゆっくり競馬新聞を見直したら、
「来週はオークス、再来週はダービー」と、
大きな字で書いてありました。
う〜ん、これに味をしめて、毎週、府中通いを
始めたら、どうしましょう・・・。（笑）
そこが、テキの狙いでしたか！？　（笑）
　

　　　　　　　　　　　　　　ー完ー
　
　　　　　　　

この旅行記へのコメント （4）

• まもちんさん 2010/06/08 23:04:07

  競馬！

  にゃんこ姫さん、こばわ＆予想的中でおめでとうございまーす！
  
  競馬の旅行記を興味深くみさせてもらいました〜。競馬っつうと、休日に酒臭いおっさんがレース終わりにワァ〜って電車に乗ってくる（in大宮公園）イメージが強いんですが（笑）、来賓用のほうは全く逆の紳士・淑女しか入れないスペースになってるんですねぇ〜。
  
  おっしゃるとおりコース内の芝生の緑がきれいで、外も公園みたいになってるんですね。ちょっと意外・・。ワタシも実は、馬券も買ったこと無ければ、競馬場に行ったこともないんです・・。
  
  ほんでもって、メタモルフォーゼの時空を越えるたびってのも、また考えましたね♪　にゃんこ姫さんのアイディアにはいつも脱帽です。夏休みの宿題シリーズ、時空を越える旅の次はなんでしょうかぁ！楽しみにしていまーす(^o^)/
  
  まもちん
  
  
  

  にゃんこ姫さん からの返信 2010/06/13 20:34:09

  RE: 競馬！

  まもちんさん、今晩は。
  
  > 競馬の旅行記を興味深くみさせてもらいました〜。競馬っつうと、休日に酒臭いおっさんがレース終わりにワァ〜って電車に乗ってくる（in大宮公園）イメージが強いんですが（笑）、来賓用のほうは全く逆の紳士・淑女しか入れないスペースになってるんですねぇ〜。
  
  私は、休日の電車には朝早く乗ることが多いので、
  おじさん方も競馬新聞を手に、試験直前の
  学生のごとく真剣な目つきでチェックしている
  姿の印象が強いのですが。
  時間帯により、がらっと変わるのですね。　（笑）
  ゲストルームの観客は、まあ、マナーよく
  観戦していました。
  それでも、ゴール近くなると、我を忘れて、
  大声で声援を送るのは、「いずこも同じ」なようです。
  普通席で観戦したこともないので、比較できませんが。）
  
  > おっしゃるとおりコース内の芝生の緑がきれいで、外も公園みたいになってるんですね。ちょっと意外・・。ワタシも実は、馬券も買ったこと無ければ、競馬場に行ったこともないんです・・。
  
  ご同様です。
  でも、今回初めて行ってみて、この次は
  ダンナと一緒に、内馬場でピクニック気分の
  観戦もいいな〜なんて、思ってしまいました。
  桜の季節には、お花見もできるそうですので、
  花見酒でも持参して・・・♪　（笑）
  
  > ほんでもって、メタモルフォーゼの時空を越えるたびってのも、また考えましたね♪　にゃんこ姫さんのアイディアにはいつも脱帽です。夏休みの宿題シリーズ、時空を越える旅の次はなんでしょうかぁ！楽しみにしていまーす(^o^)/
  
  お褒めにあずかって、光栄です。
  このところ、野暮用で忙しくて、
  「４トラ」ともご無沙汰してしまいました。
  じつは、けっこう面白い経験もしたのですが、
  主催元から「ブログに書くことは禁止」と言われたので、
  公開できないのです。(>_<)
  いわば「守秘義務」です。
  残念！
  （例の「裁判員制度」ではありませんが。）
  そんなわけで、旅行もしていないので、
  次のネタは、どうしましょ？
  
  そのぶん、まもちんさんの旅行記を
  楽しませていただきますね。
  
  ありがとうございました。
  
  　　　　　　　　　　　　にゃんこ姫
  
  
  

• みにくまさん 2010/06/01 13:48:32

  こんにちは〜

  みにくまです。
  
  特別室からの競馬観戦、凄く羨ましいです。
  私は馬券には興味がありませんが、馬と騎手が人馬一体となって走っている姿を見るのが好きなので。
  パドックも特別室から観覧できるなんて、優雅でいいなー（*^_^*）
  
  通常は入れないような裏側にも行けたみたいですねー。
  私もこういうイベントがあったら行ってみたいです。
  
  三浦騎手、ファンサービスをしっかりしてくれて好感がもてますね。
  他の騎手がウイナーズサークルからさっさと奥へ帰ってしまう中、三浦騎手だけは長い時間、嫌な顔ひとつせずサインをしてくれます。
  彼が人気があるのもうなづけますね。
  
  
  では〜(^O^)／
  

  にゃんこ姫さん からの返信 2010/06/03 15:00:00

  RE: こんにちは〜

  みにくまさん、こんにちは。
  いつも、ご訪問ありがとうございます。
  
  > 特別室からの競馬観戦、凄く羨ましいです。
  
  素晴らしかったですよ〜♪
  （羨ましがらせて、すみません。）
  
  > 私は馬券には興味がありませんが、馬と騎手が人馬一体となって走っている姿を見るのが好きなので。
  > パドックも特別室から観覧できるなんて、優雅でいいなー（*^_^*）
  
  同感です。
  ギャンブルよりも、馬そのものが好きですね。
  ほんとうに、美しい動物です。
  
  > 通常は入れないような裏側にも行けたみたいですねー。
  > 私もこういうイベントがあったら行ってみたいです。
  
  はい、お奨めですよ〜。
  今回は女性限定でしたが、ＪＲＡも経営が
  苦しいようで、またこんな企画があるかもしれません。
  乞う、ご期待（？）
  その時は、ぜひご夫妻でどうぞ。
  
  > 三浦騎手、ファンサービスをしっかりしてくれて好感がもてますね。
  > 他の騎手がウイナーズサークルからさっさと奥へ帰ってしまう中、三浦騎手だけは長い時間、嫌な顔ひとつせずサインをしてくれます。
  > 彼が人気があるのもうなづけますね。
  
  私は、初めてお見かけしましたが、
  爽やかな好青年という印象でした。
  
  毎回、魅力的なレストランやホテルのご紹介、
  楽しく拝見しております。
  近い距離なら、即、飛んで行くところですが。
  また見せていただきに伺います。
  
  　　　　　　　　　　　　　　にゃんこ姫