オーストリアの味

2025/11/23 - 2025/11/24

三度目（実質二度目）のオーストリアは、また１泊。（初回１泊、二度目は数時間）
引き続きドネルケバブの店が多く、トルコ系の人が多いのはドイツだけではないんだなぁと思う。
今回はクリスマスマーケット開催時期だったので、マーケットで何か食べようと考えていたけど、歴史的な対ユーロ円安を記録した時期、かつ物価高。フライドポテト千円？ホットドッグ2千円？寒い中立って食べるのに？、、、ということで断念。

ウィーンというと、友人達が口を揃えて「ザッハー・トルテは？」と言ったけれど、数少ない経験者は「おいしいけど、別に普通だよ」と言うし、あの手のケーキがそんなに好きでもないのでパス。

写真は初回で訪問したナッシュマルクトの食堂街（？）。
すぐ横の通りが食料品市場で食材も新鮮そうだし、中心部より安いので、仲間がいたらここで食べたかったたなぁ。

訪問３回（１０年、１１年、２５年）

エリア オーストリア

駅の売店＠ウィーン
１０年４月

食べる間を惜しんで．．．というより、到着が午後微妙な時間で、しっかりランチを取って夕食が入らなくなるのを懸念して、ここは軽食で。
何がはさんであったか忘れたけど、パンはドイツ風のしっかりしたパンで美味しかった。
ジュースはビオ（日本でいう”バイオ”。有機栽培とか無農薬とか、そういう系統のもの）のレモンソーダ。
ウィーンでもずいぶん「ビオ」が多く、いろんな商品が普通のとビオのと選べる感じだった。

カジュアル系レストラン＠ウィーン
１０年４月

ザッハー・トルテをパスした分というか何というか、夕食は基本のウィンナ・シュニッツェルで！
ポークとビーフが選べて、ポークの方が７ユーロ近く安かった。
揚げ物は本来好きじゃないのだが、衣が非常に薄くて軽いので平気。イタリアで食べたミラノ風カツレツも好きだったし、まあ、同じものだしね（笑）。
飲物はラドラー。
フランスで気に入って何度も飲んだパナシェ（ビールレモネード割り）と同じもので、オーストリアではレモネードの他、なんとファンタオレンジで割ることもできた（メニューにちゃんとある！）。
私は試してないけど。

普通のカフェ＠ウィーン
１０年４月

西駅近くのカフェ。
何かケーキを食べようと思い、店のオヤジに「これ何？」と聞いたら「ローカルなケーキで、フィリングは．．．えーと、ポムと．．．おぅ、もうひとつは英語でなんて言うか判らない」と。
いや、そもそもポム（りんご）からしてフランス語ですが。
温めてくれて美味しかった。
食べた感じとしては、多分リコッタチーズかな？

庶民的なカフェ＠ウィーン
１０年４月

ウィーンの伝統あるカフェは、テーブルが大理石と決まっているそうだが、ここは地方都市の喫茶店風で、もちろん大理石ではなかった。
朝食セットを頼んだらパンが２個と、映ってないけどゆで卵と、カフェラテみたいなものがきた。
５．５ユーロ。パリよりは安いか。

ウィーンでは、コーヒーの類を頼むと必ずコップ１杯の水がついてきた。
水道水が飲める国なので、もちろん無料。

普通のレストラン＠ザルツブルク
１０年４月

あちこちの店で麗々しく「○○あります！」みたいな貼紙を見て、何だろうと思っていたのだが、正体はホワイトアスパラであった。
そう、ヨーロッパの春の味覚。
日本で主流の缶詰が好きではなく、まず食べないのだけど、いや〜、これは美味しかったなぁ。オランデーズソースとの相性抜群。付け合せのポテトも美味しかった。

ナッシュマルクト＠ウィーン
１０年４月

おまけ。
ナッシュマルクトは食材豊富で活気もあり、散策が楽しい。
すごく目を引いたのは、種類も豊富で色とりどりのオリーブやチーズ。
美味しそうだったなぁ。

同上

バクラヴァもけっこう売られていた。
ドイツにトルコ系の人が多いのは知っていたけど、ウィーンもそうなんだろうか？

同上

かと思えば、こちらはアラブ世界でポピュラーなホンムス！
ひよこ豆のペーストなんだけど、ここには「カレー・ホンムス」「ワサビ・ホンムス」なんていう、本場では見たことも聞いたこともないバリエーションが。びっくり。

駅前のスタンド＠ウィーン
１１年５月

ターメイヤのサンドイッチ。
ターメイヤはエジプトのものだけど、ドネルケバブとユフカもあり、むしろトルコ系スナックの店だったと思う。
美味しかった。

ショッピングセンター＠ウィーン
１１年５月

カプチーノ、確か２ユーロ。
大きくてびっくり。もちろん美味しい。

2025年11月
ベーカリーに併設のカフェテリア@ウィーン中央駅

鶏肉のシュニッツェルとレタスを挟んだパン。
ソースなどはないんだけど、シュニッツェルの味付け（といってもシンプルな塩味）が絶妙でとても美味しかった。
このプルメリアみたいな丸いパンは、ドイツやオーストリアでよく見る形。

2025年11月
ローカルなカフェ@ウィーン

ホテルに朝食をつけなかったので、近所のカフェへ。
観光地スポットに近いせいか、ローカルながら英語メニューがあった。
こちらはスモール・ブレックファスト。これで6.5ユーロ。飲み物付きじゃないんですよ。
右上の赤い物は、パプリカメインと思われる、ラタトゥイユみたいな野菜の何か。めちゃ美味しくて、お店の人曰く、オーストリア東部の物らしい(ウィーンがそもそも東部だけど)名前は聞いたけど聞き取れず。

2025年11月
空港ラウンジ@ウィーン空港

街中で食べ損ねたアプフェルシュトルーデル（上段）。
オーストリアおよびドイツでよく食べられる伝統的なリンゴのケーキ。ラウンジにたんまり並んでいたのが、さすが本場。
酸味の強いリンゴを使っていると思われ、甘酸っぱさがポイント。

2025年11月
スーパーで購入

チョコチップ入りのヨーグルト。
日本ではチョコ入りってまず見ないので、え？という感じだけど、ヨーグルトに酸味がほとんどないので、違和感なく食べられる。

2025年11月
クリスマスマーケット@ウィーン市庁舎前

ここから食べてない系（笑）

本場のクリスマスマーケットは、もう少し厳かだったりするのかと思いきや、観光客が多いこともあり、かなりの観光イベント感。
財布を開く人が多いのは圧倒的に飲食店の店（特にホットワイン。かなり寒いので）。メインと思われるクリスマスの飾り類はキョーレツに高いせいか、買ってる人はあまり見ず。飲食店も高いけど。

2025年11時
クリスマスマーケット@カールスプラッツ広場

こちらではビオとつく商品（いわゆるオーガニック製品）が幅広く存在するので、ホットワインにもビオがある。

2025年11月
クリスマスマーケット@小さな教会の前

午前10時頃で、まだ全部のお店が開店していなかったマーケット。
こちらはバウムクーヘンのお店らしいけど、日本よバウムクーヘンとは雰囲気が違う。むしろコロネとかに近い印象。

2025年11月
スーパー

写真では伝わりにくいけど、板チョコが巨大でびっくり

同上

ポテトチップスも巨大な

同上

パン売場。こちらも大きパンはかなり大きい。
乾燥していて、食べ切らなくてもカビたりしないんだろうなぁ、とか思う。

同上

レモンがこんな風に袋で売られているのって、見たことないかも。普通そんなに何個もいるもんじゃない気がするけど、オーストリアではレモンてよく使うのかな？

同上

クリスマスの伝統的なケーキ、シュトーレンが普通にというか無造作にというか、特別館ゼロで売られていた。
これだけは日本と同等か安いくらいだった。

この旅行記へのコメント （4）

• バートンさん 2010/05/16 23:42:29

  美味しそう〜♪

  telescopioさん、こんにちは！
  
  ウィーンはザッハトルテが有名だけど私も食べませんでした。
  日本でオーストリアのザッハトルテで有名なケーキ屋で食べたことがあるけどあまり好みじゃなかったんですよねぇ。
  でもウィーンで食べたケーキは甘さ控えめでかなり美味しかったです。
  
  名前は違うけどウインナーシュニッツェルは近隣諸国で食べられるますよね。
  そういえばグーラシュも近隣で食べれるのは
  嘗ては同じ国だったからかしら。
  
  ＞「カレー・ホンムス」「ワサビ・ホンムス」なんていう、
  ＞本場では見たことも聞いたこともないバリエーションが。
  
  しょうゆ味やたらこスパゲティと同じですね。
  ワサビって日本固有のものかと思っていたけど
  ヨーロッパにまであるとは思いませんでした。
  本場にないホンムスを試してみたいです。
  
  ばーとん
  
  

  telescopioさん からの返信 2010/05/17 07:56:46

  RE: 美味しそう〜♪

  バートンさん、おはようございます。
  
  > 日本でオーストリアのザッハトルテで有名なケーキ屋で食べたことがあるけどあまり好みじゃなかったんですよねぇ。
  
  私もあの系統、そんなに好きじゃないです。
  美味しいのに当たることもありますが、けっこう厳しいですね。
  
  > でもウィーンで食べたケーキは甘さ控えめでかなり美味しかったです。
  
  あ〜、私が食べたのも甘さ控えめで、ホームメイドな味わいでした。
  でも、私が見た限り（ガイドブックも含めて）見た目が昔風なのが多かったです。日本の可愛くてきれいなケーキを見慣れていると、えっ、って感じでした。あれもホームメイドっぽさを押し出してるのかなぁ？
  
  > 嘗ては同じ国だったからかしら。
  
  そうかもしれませんね。
  グヤーシュ、私はプラハで食べた記憶が（笑）。
  しかし、ミラノ風カツレツとウィンナ・シュニッツェルは、両方地名を冠してますが、どっちが先なんでしょうね。
  
  > ワサビって日本固有のものかと思っていたけど
  > ヨーロッパにまであるとは思いませんでした。
  
  ウィーンは日本人も多いから、在住者の発明かもしれませんが。
  そのうち、コチジャンホンムスとか現れるかも？

• Krisflyerさん 2010/05/16 00:38:08

  ウィーン

  Krisflyerです。
  
  僕は過去3回、ウィーンに上陸しておりますが、初回は学生貧乏旅行故、安くて量の多いことで有名なNORDICA、2回目は風邪でダウン、3回目も風邪でダウン・・・・、で近場のなんちゃってイタリアンという悲しい思い出を持っています。
  
  ザッハートルテはもちろん話のネタに食べておりますが、確かに普通です。というよりあの値段ではコストパフォーマンス悪すぎです。
  
  でも2回もホールでお土産に持って帰ってます。
  
  次回こそは必ずオーストリア料理を楽しむぞ!!と強く誓ったのでした。

  telescopioさん からの返信 2010/05/16 00:44:36

  はやっ！

  こんばんは。
  
  ザルツブルクの写真を追加して戻ってきたら、もはやコメントが（笑）。
  
  >近場のなんちゃってイタリアンという悲しい思い出を持っています。
  
  思うに、イタリアンてイタリアと日本以外ダメなこと多くないですか？
  アルデンテって他の国ではほとんど守られていないような．．．もちろんイタリアンのシェフがいれば別ですが。
  
  > ザッハートルテはもちろん話のネタに食べておりますが、確かに普通です。
  
  そうなんですね。良かった無理に試さないで。
  札幌の（というか日本の）ケーキはけっこう水準高いので、外国で食べると「？」となることが多いんですよ。
  ウィーンで見たケーキ類は、どれも案外昔風と言うか、素朴と言えば聞こえはいいが．．．という印象でした。ニュルンベルクの方が今風のオシャレ系ケーキ多かったような。
  
  > 次回こそは必ずオーストリア料理を楽しむぞ!!と強く誓ったのでした。
  
  私も下調べ全然する暇がなく、現地で「そうか、ウィンナ・シュニッツェルって手があったな」と思ったんですよ。
  違うもの食べにまた行きたいです。ラドラーもあったし（笑）。