1997/05/01 - 1997/05/07
3015位(同エリア4184件中)
北風さん
「ロス・アンジェルス」、通称「ロス」と呼ばれるこの街は、東海岸のニューヨークとツートップとなってアメリカを引っ張っている街だった。
しかも、ここにはあの有名なハリウッドもある。
非常に好奇心一杯で乗り込んだのだが、あの人口過密状態のニューヨークに比べてロスはあきれるくらいだだっ広かった。
一つ一つの街の区画自体がデカイ!
道幅も渡るのに息があがるほどデカイ!
何処までも続く常夏の大地に、スーパー、本屋、デパート、があちこちに点在している街中で、デカイサイズの人間が、ばかデカイ車に乗ってうろちょろしている。
「必要ですか?その広大さ?」
移動手段が限られる観光客としては、何度心で問いかけただろうか?
この街は車無しでの生活など考えられなかった。
- 同行者
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- 交通手段
- 高速・路線バス
-
旅日記
『リトル・トーキョー』
人の気配がまるでしない交差点には、「Little Tokyo」のサインボードが立っていた。
アメリカではなかなか感じられない整然とした街並みは、まるでゴーストタウンの様に静まり返っている。
確かアメリカ最大の日本人街だったはずだが・・・
聞けば、あまりの治安の悪さに住民はほとんど引っ越してしまったらしい。
俺はここに1週間ほど滞在するつもりなのだが・・・
ロスは、完全に人種が分かれてコミニュティを形成していた。
イエロー、ブラック、ブラウン、それぞれの共同体が、まるで外敵から身を守るように固まっている。
そして、メキシカンがめちゃくちゃ多かった。
多分メキシコから、職を求めて不法入国した人間も多いのだろうが、元来この街はアメリカがメキシコから戦争でぶん取った土地との事。
「Los Angeles」とは、まんまスペイン語で、「天使」を意味する名前らしい。 -
映画の都「ハリウッド」は、なんとも殺風景な場所だった。
日本ならば、一大アミューズメントパークが隣接されて、有名デパート、ホテル、出店と乱立するはずなのだが、・・
これなら、日光江戸村の方がよっぽど楽しめそうだ。
目だった建物と言えば、「チャイニーズ・シアター」という中華系の映画館と、その前の歩道に刻まれたスターのタイルだけ。
アメリカらしいというより、おもいっきり中国なんだが・・・ -
さすが、ハリウッド!
路地裏では、さりげなく撮影が行われていた。 -
ロスから、バスで3時間、
俺の旅の移動時間としてはチョイ乗り程度の時間で、とうとうアメリカ最後の街「サンディエゴ」に到着した。
ここからメキシコ国境までは、市内を走るちんちん電車で行けるらしい。
サンディエゴは、港町、軍港、として有名だった。
ロスからそれ程離れてもいないのに、とても穏やかな雰囲気の街だった。
人も優しい。
吉野家の牛丼も美味い! -
旅日記
『アメリカ』
5月7日、アメリカを出国した。
思えば、4月15日にカナダ・ナイアガラから入国して以来3週間が経つ。
地図を見れば俺はアメリカを東海岸ニューヨークから、西海岸サンディエゴまで斜めに横断した事になる。
アメリカ旅行前、アメリカに対するイメージはそれ程良くはなかった。
世界中を巡り、アメリカ人のバックパッカーに会う事は稀な事だった。
世界のリーダーシップを自負する国のくせに意外と若者は外国に出ない。
(実はこの国、意外と世界で嫌われており中東ではなかなかVISAがもらえないらしい)
そして、たまに会ったアメリカンは最悪だった。
うるさいし、礼儀知らずで、態度がでかい!
現在、俺のアメリカのイメージは全く違うものになっている。
理由は、アメリカは白人だけでは考えられないからだった。
巨大な移民国家であるこの国は、黒人、白人、東洋人、とあらゆる人種が入り乱れていた。
言葉でさえ、黒人は、ブラック・イングリッシュ、中華系は中国語、メキシカンはスペイン語と、コミニュティにいるかぎり別段英語をしゃべる必要はなかった。
この国の英語の文盲率は3割を越えるらしい。
「アメリカ」
世界のリーダー、世界の警察、世界経済のトップ、そして、エイズ、宗教、差別という、世界のワースト国でもある。
この国は、一つの色では語れないらしい。
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