ぐるぐるスカンジナビア　～白銀の丘の上～

2009/03 - 2009/03

★サーリセルカ滞在中スキーも楽しんで来ました!!スキー場ゆえに味わえるラップランドの姿…!!!
リフトを降りて広がる果ての光景に、立ち尽くしてしまいました…。
こちらはダウンヒルスキー編です！ダウンヒルなのに全く日本人がいない…



◎◎◎ぐるぐるスカンジナビア案内◎◎◎
　３月に２週間ほど、フィンランド・スウェーデン・ノルウェー・デンマークの北欧４カ国を駆け廻って来ました。
　順不同でマイペースに載っけようと思います。

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円

３月も折り返しの時期の、９：４５


部屋の外に取りつけられた気温はこんな感じ。
太陽にガンガン照らされてこんな温度！

実際はマイナス10℃位だったと思うけど、
これから気温どんどん上がるワ〜！って思って一度着こんだ服装から、ほとんど国内でスキーする位の格好に慌てて減量する。

サーメ教会より。

各ホテルからバスも出ているみたいですが（無料ではなくなったっぽい）、歩いてスキー場まで行こうと思います。

まだ右手はサーメ教会。

道の脇にこんな風に広い場所があって、ここでオーロラを待つ人が多かったです。
でも交差点がすぐそこなので結構明るい。（暗くて北方向の見通しが良い場所って意外に見つけづらかったです。適当に行きゃいいやーと思っていたら。。）

そこの橋をくぐって一本道を行けば、10分くらいでスキー場につきます★

曲がりくねって、歩くのに気持ち良い道です。



この辺りをオーロラ観測の候補に、何となく考えていたんですが…、カーブしていて見晴らせる分街灯も視界に沢山入り、丘に囲まれた場所でもあるので良ポイントとはならず。。(＋ω＋)ζﾑｽﾞｶｼｲｰ

こんな景色を見ながら。

スキー場に到着〜！


駐車している向こうにある建物でスキー板を借りてリフト券も購入。一日で合わせて8000円位。（１€=127円）２〜３時間、ちょっと借りることも可能。
サイズの単位はｃｍで頼んでもOKでした。

一番近くにあるコース（初級）。


左手は特に、上の方はずっと穏やかな斜面で、馴らしながら滑れるので、誰でも挑戦しやすいはず。

リフトにのってGOGO！


空や光の色が、日本とは全然違います！！
リフトに乗ってるだけでテンションが上がる〜！

ひとまず到着〜☆　（10:49）


この時期、日没は19時前、完全に真っ暗になるのは20時過ぎてから…と意外と昼が長いけど、でも太陽は低くてずっと夕方なりかけ、、、みたいな不思議なサイクルでした！　さすがラップランド…

到着した場所にある、レストラン。


あとで利用しよ〜っと。

何とここには、車やバスでやってくる事も出来る。


展望台的ポジション。


でも一番の絶景ポイントは反対側の、Ｔバーリフトでしか行けない丘（山）にある！と思っているので、出来たらスキーをおススメします〜　…Ｔバーが厄介だけど!!

サーリセルカの町を見下ろせる。

では一番簡単なコースから（笑）


でも景色が良いので楽しいです！！


奥に見えるのが、ベストビューのある“反対側の丘”。

しばしスポーツとしてのスキーを忘れる。

ふたたびリフト。


雪質は最高！！！だから最後は勢いつけないとリフトに辿り着く前に止まってしまう。


上級者には絶対もの足りないはずの斜度ばかりだけど、雪質と景色が良いのでやって損はない感じです。

因みにスキー中の気温は下−６℃、上−３℃でした、見た限り。（朝晩はマイナス23℃）

今度はさっきと反対のコースを降りてみます。

むむ…っ？

ひえージャンプ台。丘しかないから、こっちの人はこれを楽しんでいる模様。

何も読めません〜　コース名なんでしょうが。


でもどのコースも真っ直ぐ下に降りるだけなので、遭難の心配はなさそうです（笑）ヤバい傾斜もないし！

うへぇ〜　Ｔバーリフトだ。


子供の頃、もっと寒い所でこれをやる機会があったのですが、身長も体重も違う大人と一緒に乗ろうとしたのが余計難しかったのか、結局乗れなかったんですよね〜(*△*;

それでは…




向こうに行ってみますかな…（*?*;）ﾄﾞｷﾞﾏｷﾞ

どう考えても乗れる気がしないので、乗り場の逆側から少々視察する…(笑)


ふむふむ、バーを自分で取ってお尻のあたりに持っていく…（でもワイヤーでびよーんと延びるので、決して体重をかけてはならない／引っ張って貰うだけ。）

慌ててやらなくても、何秒かの猶予はある。（少しバーが行き過ぎたようにこっちが感じても、別になんてことなーいって感じで引っ掛けてらっしゃる＋△＋）


…よし！…あ、いやでも、うーん、、、よし！

いざ挑戦！
ドキドキ…

と。そしたら、ずっと観察してたのが功を奏したのか、乗り場のおっちゃんが「こいつ素人だな」と察してくれたみたいでＴバーをササッとあてがってくれました！！自分は突っ立ってるだけでＯＫ。…結局自力でやってないんかい！Σ（＋■＋

何本か手伝って貰って滑ってから、一回だけおっちゃんが「よし、自分で試してみろ…！」って感じで見守られながら、やってみたら……捕まえたバーがポーンと飛んでいってしまい、免許皆伝にはなりませんでした（汗）

最初さえ何とかなれば、あとは引っ張られるだけなんですがネ〜

降りる時はヒョイと取って前で手を離すだけ。前の人の見よう見真似で。

そうするとＴバーがビヨ―ーンと飛んであの赤いポールに激突しながら、元に戻ります。

さて…　上まで昇って来ましたが、



（左の端、向こうの丘には先ほどのレストランが見えます）



振り返ってみると…、

何もない、本当に何もない、

人の気配が感じられない世界が、、、


此処から目に見える、それよりも、この白銀の世界がずっとずっと永遠に続いているかの様に感じられて、ただただ圧倒…!!!!!

この日は、サーリセルカに滞在して３日目だったのですが、「うわぁ!!ラップランドってこういう世界なんだ！！」なんて思ったり。

リフトを降りた人々が、皆無言になって、
何にもない雪原を、ただジッと見つめる。


何もないのに、ずっと見ていたい、不思議。
見えない丘の先、想像力か膨らむ不思議な場所！




…えっと写真はもうゲレンデを見つめてますがとにかく！！

・・・ここはスゴイ…!!!!

私的には一押しの絶景スポットなんですが、沢山滞在してる日本人が全くいないのが寂しいですネ…


ホントこれだけで何もない。本気で何もないただの白銀の丘だけど。でもおすすめ！

そんでまた滑り出す。



よそ見しかしてない。

降りて、

登って

またウットリ…（*´_`*）

こんなのもありました！分かりますか？

少年が掴んでいるバー、今度はＴ字ではなくボタン式で、股で挟めばＯＫ！これは簡単です。斜面もキッズゲレンデって感じの短い浅いコースになってます。


…まぁ、簡単といいつつ、ナメてぼけーっとしてたらスポーンと抜けてしまい・・・でも腕力で引き戻せました!(笑)

ずっとＴバーをサポートして貰うのも何だか気まずいので、ある程度遊んだらチェアリフトのある側に戻る事にしました。

ついでにごはんでも食べよっと♪

そうそう、こんな恐ろしいジャンプ台もありました。


へっぴり腰で進入しようものなら、あの溝に落ちるやんけ！！！


無理無理チキンなあたいには無理さっ★

さ〜て、腹ごしらえっと。。

ホットチョコレートとサーモンサンド。
７€くらい??
悲鳴を上げるほどでは無かったと記憶する。

私にしては小食。。
今回の旅は「食うなら何か買う!!」方針なので、節約節約。


…まっ、そうじゃなくても普通にバクバク食べたら破産だけどさ！（；；）北欧プライス怖ぇぇ…

お花。

まどべ

鳥が飛んでる！！！！！！？

オーロラ観測の為に、がっつり滑るつもりなんか無かったのだけど、ついついあともう１本、あともう３本(笑)とたっぷり遊んでしまった。

16:13　


そろそろ戻んなきゃ

スキー板とブーツとストック、それにタッチ式のリフト券を返却。


あーー満足した！！

帰りもテクテク歩く。


うん！充分良い天気。

まもなくラップランドの素敵な時間が始まる。