台湾一周　いろいろの旅　その８　烏来温泉　作成中

2010/02/04 - 2010/04/04

1月27日から2月6日で春節間際の台湾をゆっくり周遊してまいりました。
　旅の目的は温泉。台湾にはあの狭い国土にたくさんの温泉があります。それのどれもとても個性的な泉質なので、それを巡ってみる事にしました。
　だけど、温泉意外にも楽しいことがたくさんあって結局何でもの旅になっちゃいました。
１月２７日　台北
１月２８日　台北→礁渓温泉→瑞穂温泉
１月２９日　瑞穂温泉→台東→知本温泉
１月３０日　知本温泉→高雄→台南
１月３１日　台南
２月１日　　台南→台北（陽明山温泉・北投温泉）
２月２日　　台北→金山温泉・基隆
２月３日　　台北
２月４日　　台北→烏来温泉
２月５日　　台北
２月６日　　北投温泉→帰国

烏来温泉は個人風呂で源泉に入ろう。

エリア その他の観光地(台湾)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー
• 航空会社: エバー航空

今日は烏来温泉へ行ってみよう。しかし、朝御飯は宿の近所で毎朝昼までやっている麺線をトライ。鰹出汁の効いたスープに腰はまったくない素麺みたいな麺が入っております。唐辛子が入っていてピリッと辛いです。毎朝いろんな人が買っていくので美味しいのかと思いましたが、迪化街の老舗の美味さに比べたら拍子抜けでした。しかし、朝から安い値段でこういう食品が食べられるというお国柄は心底羨ましい。３０元なり。

　まずMRT新店駅に行き、そこから新店客運の烏来行のバスに乗ります。たしか４０元。バスはあっという間に田舎の細道に入り、４０分ほど走ると温泉へ到着です。近いなあ。近いけど、台北市内と風景はまったく違います。

　終点のバス停を降り、橋を渡ると烏来の唯一の商店街が見えてきます。ここで、日帰り入浴や食事、お土産を買うことができます。平日に行ったので人もまばらで歩きやすいね。

　商店街を抜けるとつり橋があるのでそれを渡る。この先にも温泉施設があるのだが・・・。

　すぐに温泉に入らなくても、まずは自然を散策しようと、恋人の道なる道を歩くことに。独りで・・・。しかし天気はいいし、川は綺麗だし、言うことなし。

　ちょっとのつもりだったのに、道はぜんぜん終わらない。横を見るとこんな渓谷になっておりました。この奥に温泉施設があったんですが、つぶれて廃墟になってたのが惜しい。実は、道沿いに観光トロッコが走っていて、ここに来る客はほぼ１００パーセントトロッコに乗ります。私もこれ以上気温が上がったら気が狂うでしょう（笑）しかし、歩いているからこそ見える風景を堪能することも出来たのであります。

　４０分ぐらい歩いたでしょうか。観光名所の滝に着いてしまいました。来る予定なかったのに（笑）川の水量が少ないのか、滝もいまいち迫力がありませんね。しかし、花をなめて撮れる、写真的には良い滝です。

　ここには、滝の上にある公園に行けるロープウェイがあります。どうせ上には何もないだろうなと思いつつ、せっかくだから乗ってみることに。結構な角度ですね。周りに独りで乗っている人が一人もいないので、微妙に浮いてました。

　ロープウェイの先は、ホテルと自然を生かした公園になってました。公園とはいえ山の斜面に作られているので、どこへ行くにも坂を上ったり降りたり。運動不足にはとてもつらい場所でした。

　烏来はタイヤル族の住む地域なので、こんな像が建っていました。なかなか勇ましい民族だったとお見受けします。ウーライもタイヤル語なんですぞ。

　涼しくて気持ちいいが、食べるところもないし歩くのがきついしで、さっさとロープウェイで下界へ戻ってしまった。そして帰りはもちろんトロッコに乗るのだ。猿が運転してそうなくらい小さい。５０元。

　トロッコは、花やしきのジェットコースター並の速さで来た道を戻ります。いろんな乗り物に乗れるのも旅をしているから。ああ楽しい。

　汗もかいたし、いよいよ温泉に入らねばなるまい。またつり橋を渡り商店街まで戻ろう。ここはつり橋の入口。立派な門が出来ている。観光地だねえ。

　色々ある中で、一番手軽に入れそうだった国際岩湯をチョイス。ここは店のオーナーが日本の温泉を参考にして作ったところなので、抵抗なく入れるつくりになっている。男女別に分れ、裸で入れる。半露天の大浴場には、ぬるめのお湯からあつ湯、滝湯などがあって、テラスからは川を眺めながらのんびりごろごろしたりも出来る。