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 2008年5月1日に発生したウユニ塩湖での車両の正面衝突、爆発炎上事故により、13名の尊い命が失われたことには衝撃を覚えました。当時、日本におり、ネットでボリビアのメディアの報道ぶりを調べました。<br /><br /> 2010年1月、ウユニ塩湖を再び訪れる機会がありました。そこで、なぜこのような信じられない事故が起きたのか、現地で確認しました。<br /> <br /> このような痛ましい事故が二度と起こらないように、なぜ、起こるはずのない事故が起きてしまったのかを書きたいと思います。<br /><br /> このニュースをネットで見たとき、スクレからウユニに行く途中の事故だと思いました。狭い険しい道で私も怖い思いをしたので。でも、まさか広大なウユニ塩湖の湖上で、しかも正面衝突するなど想像もできませんでした。<br /><br /> このため、なぜこのようなことになったのか、現地に行って確認したいとずっと思っていました。このような話を聞くには、現地のガイドがうってつけです。現地の状況に精通している上に、自分の同業者が亡くなったということで高い関心を持っているからです。<br /><br /> ガイドから聞いた事故の模様は次のようなものでした。<br />(聞き取った内容を正確に書きますが、ガイドの勘違い等により内容に誤りがある可能性もあることをご了解ください)<br /><br /> 事故は、2008年5月1日、午後3時頃、ウユニ塩湖湖上で発生しました。場所は、塩のホテルと魚島の間で、塩のホテルから10分くらいのところです。<br /><br /> ウユニの町側からウユニ塩湖に入る場合、入口から数キロの所にある塩のホテルが基準となり、そこから魚島までは3つのルートがあります。ルートといっても、一面平坦な湖上です。多くのタイヤの跡があるという程度のルートで、特にそこを走らなければならないという分けではなく、全くタイヤ痕の無い場所もガイドは平気で走ったりします。<br /> 事故は、魚島に向かって右側のルートで発生しました。塩のホテルから10分くらいの所です。<br /><br /> 湖上に車を乗り入れるには、燃料を満タンにします。何が起こるか分からないからです。3日間のツアーの場合には、車の上のキャリーに燃料ポリタンクを2つくらい乗せます。途中で給油できる場所はありません。また、煮炊き用にプロパンガスを積み込み、料理人が同行する場合もあります。このような状況で、2台のジープが正面衝突したのなら、爆発炎上は避けられません。高地のため、ジープの燃料はディーゼルではなく、ガソリンです。<br /><br /> 日本人観光客が利用した旅行会社は、「Ciertos旅行社」です。日本人5名、運転手、ガイドの7名が乗っていました。運転手はウユニ最古参のベテラン運転手でした。しかし、遺体からアルコールが検出され、酒気を帯びていたことが分かりました。これが居眠り運転につながったものと考えられています。この車両の搭乗者は全員死亡しました。<br /><br /> イスラエル人観光客が利用したのはPukara旅行社でした。イスラエル人5名、運転手、料理人の7名が乗っていました。この車両は3日間のツアーを終え、ウユニに帰るところだったようです。この長距離運転の疲れから、運転手は居眠り運転をし、それが事故につながりました。この車両の搭乗者は、衝突の衝撃で車外に投げ飛ばされ重傷を負ったものの奇跡的に助かった運転手以外全員死亡しました。<br /><br /> この続きにご関心のある方は、ブログでご覧ください。<br /> 現地の慰霊碑等の写真も掲載しています。<br /><br />http://hokanko2008.seesaa.net/article/137608594.html

2008年に発生したのウユニ塩湖での13名の死亡事故の原因

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2010/01/02 - 2010/01/03

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Nekoshi

Nekoshiさん

 2008年5月1日に発生したウユニ塩湖での車両の正面衝突、爆発炎上事故により、13名の尊い命が失われたことには衝撃を覚えました。当時、日本におり、ネットでボリビアのメディアの報道ぶりを調べました。

 2010年1月、ウユニ塩湖を再び訪れる機会がありました。そこで、なぜこのような信じられない事故が起きたのか、現地で確認しました。
 
 このような痛ましい事故が二度と起こらないように、なぜ、起こるはずのない事故が起きてしまったのかを書きたいと思います。

 このニュースをネットで見たとき、スクレからウユニに行く途中の事故だと思いました。狭い険しい道で私も怖い思いをしたので。でも、まさか広大なウユニ塩湖の湖上で、しかも正面衝突するなど想像もできませんでした。

 このため、なぜこのようなことになったのか、現地に行って確認したいとずっと思っていました。このような話を聞くには、現地のガイドがうってつけです。現地の状況に精通している上に、自分の同業者が亡くなったということで高い関心を持っているからです。

 ガイドから聞いた事故の模様は次のようなものでした。
(聞き取った内容を正確に書きますが、ガイドの勘違い等により内容に誤りがある可能性もあることをご了解ください)

 事故は、2008年5月1日、午後3時頃、ウユニ塩湖湖上で発生しました。場所は、塩のホテルと魚島の間で、塩のホテルから10分くらいのところです。

 ウユニの町側からウユニ塩湖に入る場合、入口から数キロの所にある塩のホテルが基準となり、そこから魚島までは3つのルートがあります。ルートといっても、一面平坦な湖上です。多くのタイヤの跡があるという程度のルートで、特にそこを走らなければならないという分けではなく、全くタイヤ痕の無い場所もガイドは平気で走ったりします。
 事故は、魚島に向かって右側のルートで発生しました。塩のホテルから10分くらいの所です。

 湖上に車を乗り入れるには、燃料を満タンにします。何が起こるか分からないからです。3日間のツアーの場合には、車の上のキャリーに燃料ポリタンクを2つくらい乗せます。途中で給油できる場所はありません。また、煮炊き用にプロパンガスを積み込み、料理人が同行する場合もあります。このような状況で、2台のジープが正面衝突したのなら、爆発炎上は避けられません。高地のため、ジープの燃料はディーゼルではなく、ガソリンです。

 日本人観光客が利用した旅行会社は、「Ciertos旅行社」です。日本人5名、運転手、ガイドの7名が乗っていました。運転手はウユニ最古参のベテラン運転手でした。しかし、遺体からアルコールが検出され、酒気を帯びていたことが分かりました。これが居眠り運転につながったものと考えられています。この車両の搭乗者は全員死亡しました。

 イスラエル人観光客が利用したのはPukara旅行社でした。イスラエル人5名、運転手、料理人の7名が乗っていました。この車両は3日間のツアーを終え、ウユニに帰るところだったようです。この長距離運転の疲れから、運転手は居眠り運転をし、それが事故につながりました。この車両の搭乗者は、衝突の衝撃で車外に投げ飛ばされ重傷を負ったものの奇跡的に助かった運転手以外全員死亡しました。

 この続きにご関心のある方は、ブログでご覧ください。
 現地の慰霊碑等の写真も掲載しています。

http://hokanko2008.seesaa.net/article/137608594.html

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