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 北海道上陸は三度目になる。<br /> 一度目は大学生の時。友人と三人で、ただひたすら宗谷岬を目指した貧乏アホ旅行だったがそこは北海道、そんな旅でも様々な風景や味、ハプニングの思い出が残っている。<br /> 二度目は2005年、東日本パスを使っての東北旅行で、魔が差して一日だけ北海道に上陸して静内を散策した。東日本パスを用いて北海道滞在一日、とはこれすなわち「二夜連続はまなす自由席泊」を意味しており、後の行程に体力的に支障をきたしまくって大後悔した。<br /> そしてこたびが三度目。念願の道東へはじめて足を踏み入れる。過去二回と同様に、今回も陸路で。<br /> 夜行という選択肢を除いても、東京から鉄道で北海道を目指すこと自体はそれほど珍しくないだろう。函館や札幌くらいなら普通に一日で行くと思われる。<br /><br /> アホは一日で釧路まで向かう。<br />

断固陸路で道東散歩(1) 東京−釧路強行軍

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2009/09 - 2009/09

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shiki

shikiさん

 北海道上陸は三度目になる。
 一度目は大学生の時。友人と三人で、ただひたすら宗谷岬を目指した貧乏アホ旅行だったがそこは北海道、そんな旅でも様々な風景や味、ハプニングの思い出が残っている。
 二度目は2005年、東日本パスを使っての東北旅行で、魔が差して一日だけ北海道に上陸して静内を散策した。東日本パスを用いて北海道滞在一日、とはこれすなわち「二夜連続はまなす自由席泊」を意味しており、後の行程に体力的に支障をきたしまくって大後悔した。
 そしてこたびが三度目。念願の道東へはじめて足を踏み入れる。過去二回と同様に、今回も陸路で。
 夜行という選択肢を除いても、東京から鉄道で北海道を目指すこと自体はそれほど珍しくないだろう。函館や札幌くらいなら普通に一日で行くと思われる。

 アホは一日で釧路まで向かう。

  •  始発の新幹線で八戸まで。前日は飲み会でかなり酔っていたこともあり、八戸まではまるで記憶にない。<br /> しかし東京-八戸は爆睡するにはやや短い時間で、中途半端に起こされてまだ酒が抜けきらないうちに到着。<br /> さてここからはは青虫列車で函館へってなんですかこれ。<br /><br /> 別に立つのはいい。壁に寄りかかることさえ許されないというのか。<br /> 念のためニンテンドーDSを持ってきておいてよかった。さすがに立ってバランスを保ったまま青函トンネル内の車窓を堪能させられるのは拷問。<br />

     始発の新幹線で八戸まで。前日は飲み会でかなり酔っていたこともあり、八戸まではまるで記憶にない。
     しかし東京-八戸は爆睡するにはやや短い時間で、中途半端に起こされてまだ酒が抜けきらないうちに到着。
     さてここからはは青虫列車で函館へってなんですかこれ。

     別に立つのはいい。壁に寄りかかることさえ許されないというのか。
     念のためニンテンドーDSを持ってきておいてよかった。さすがに立ってバランスを保ったまま青函トンネル内の車窓を堪能させられるのは拷問。

  •  トンネルを抜けて海。<br /> ちなみにこの時点ではうまいこと扉付近にポジションを確保。

     トンネルを抜けて海。
     ちなみにこの時点ではうまいこと扉付近にポジションを確保。

  •  終点函館に到着。とりあえず駅を出てぶらぶらしてみる。ここでの滞在は、気分次第で1時間または2時間。<br /> 当座の目的は昼飯と、開放感。それだけ。<br />

     終点函館に到着。とりあえず駅を出てぶらぶらしてみる。ここでの滞在は、気分次第で1時間または2時間。
     当座の目的は昼飯と、開放感。それだけ。

  •  いつか食いたいと思っていたラッキーピエロがどこにあるのか、実は事前に調べ損ねていたが、今や全国区になるくらいだから駅前をふらふら歩いておれば見つかるだろうと適当に歩く。そして文字通りラッキーなことに、ほぼ最短ルートで発見した。<br /> 写真は店内。ハンバーガー屋なんだからまずは肉で実力を見ないとな(ラッキーエッグバーガー)、でもせっかくだから北海道らしい食材も試したいな(土方歳三ホタテバーガー)、いや待てやっぱり一番人気も外せないだろう(チャイニーズチキンバーガー)、と3種類まで絞ったところで全部注文。胃袋的には2個で充分なのだが、こちとら東京から来ちょるよって「ホタテバーガーは明日にすっか」とはいかんのだから迷う余地はない。<br /> 出来上がって渡された紙袋が異常に重いのは気のせいか。<br />

     いつか食いたいと思っていたラッキーピエロがどこにあるのか、実は事前に調べ損ねていたが、今や全国区になるくらいだから駅前をふらふら歩いておれば見つかるだろうと適当に歩く。そして文字通りラッキーなことに、ほぼ最短ルートで発見した。
     写真は店内。ハンバーガー屋なんだからまずは肉で実力を見ないとな(ラッキーエッグバーガー)、でもせっかくだから北海道らしい食材も試したいな(土方歳三ホタテバーガー)、いや待てやっぱり一番人気も外せないだろう(チャイニーズチキンバーガー)、と3種類まで絞ったところで全部注文。胃袋的には2個で充分なのだが、こちとら東京から来ちょるよって「ホタテバーガーは明日にすっか」とはいかんのだから迷う余地はない。
     出来上がって渡された紙袋が異常に重いのは気のせいか。

  •  駅へ戻り、裏手のこんな場所で腰掛けて食す。やや風が強かったが食事を妨げるほどでもなし。<br /> ところでラッキーピエロよ。でけえよこれ。マ○ドと同じ感覚で買うと痛い目に遭う。というか遭った。<br /> 最後はコーラで流し込んでようやく完食。それにしてもウマかった。ホタテバーガーが特に気に入った。これはずるい。函館ずるい。<br />

     駅へ戻り、裏手のこんな場所で腰掛けて食す。やや風が強かったが食事を妨げるほどでもなし。
     ところでラッキーピエロよ。でけえよこれ。マ○ドと同じ感覚で買うと痛い目に遭う。というか遭った。
     最後はコーラで流し込んでようやく完食。それにしてもウマかった。ホタテバーガーが特に気に入った。これはずるい。函館ずるい。

  •  完食後、しばらく動く気が起きなかったので、消化のためにその場で飛び跳ねながら海を眺める。

     完食後、しばらく動く気が起きなかったので、消化のためにその場で飛び跳ねながら海を眺める。

  •  朝市にもかなり惹かれた。しかし「函館にしかないもの」と考えたら海産物よりもラッピに軍配があがってしまった次第。<br /> でも函館は、大沼公園を含めてゆっくり滞在する価値のある街だ。中途半端に半日や一日いるよりは、あっさり立ち去って次の機会にとっておくのが良かろう。<br />

     朝市にもかなり惹かれた。しかし「函館にしかないもの」と考えたら海産物よりもラッピに軍配があがってしまった次第。
     でも函館は、大沼公園を含めてゆっくり滞在する価値のある街だ。中途半端に半日や一日いるよりは、あっさり立ち去って次の機会にとっておくのが良かろう。

  •  「ようこそ函館へ」後、2時間足らずでさようなら。<br /><br /> ここから、スーパー北斗で南千歳まで、南千歳からスーパーとかちで釧路方面を目指す。ちなみに八戸から函館まではスーパー白鳥。後の話になるが、今回は期せずして北海道の特急乗り比べみたいな旅でもあった。<br /> で、外観はどうでもいいのだが乗り心地としてはスーパー北斗が圧倒的に悪かった。たまたま自分が乗ったのがそうだったのか、スーパー北斗全てがそうなのかは不明ながら、もし後者だとしたら、函館-札幌のドル箱路線だけに投資せんでも客はつく、という考え方だろうか。もうすぐ新幹線もできるし。合理的。<br />

     「ようこそ函館へ」後、2時間足らずでさようなら。

     ここから、スーパー北斗で南千歳まで、南千歳からスーパーとかちで釧路方面を目指す。ちなみに八戸から函館まではスーパー白鳥。後の話になるが、今回は期せずして北海道の特急乗り比べみたいな旅でもあった。
     で、外観はどうでもいいのだが乗り心地としてはスーパー北斗が圧倒的に悪かった。たまたま自分が乗ったのがそうだったのか、スーパー北斗全てがそうなのかは不明ながら、もし後者だとしたら、函館-札幌のドル箱路線だけに投資せんでも客はつく、という考え方だろうか。もうすぐ新幹線もできるし。合理的。

  •  南千歳からは車窓に釘付け。<br /> いつも撮っているような写真のはずなのに、本州とはなんかスケールが違う。

     南千歳からは車窓に釘付け。
     いつも撮っているような写真のはずなのに、本州とはなんかスケールが違う。

  •  追分あたりからは駅間が新幹線並みの距離で、この後ついつい停車駅毎に撮影。

     追分あたりからは駅間が新幹線並みの距離で、この後ついつい停車駅毎に撮影。

  •  新夕張。ちなみに夕張は今回の旅の有力な訪問地のひとつであったが、あまり欲張るといかんと自制して断念。またゆっくり訪ねたい。

     新夕張。ちなみに夕張は今回の旅の有力な訪問地のひとつであったが、あまり欲張るといかんと自制して断念。またゆっくり訪ねたい。

  •  占冠。<br /> もうひとつ、トマムという陸の孤島のような駅があったが、日が暮れてしまい撮影断念。<br /> というか写真で並べてみると別に大したことない気が。実地ではもっと感動した記憶があるのだが。

     占冠。
     もうひとつ、トマムという陸の孤島のような駅があったが、日が暮れてしまい撮影断念。
     というか写真で並べてみると別に大したことない気が。実地ではもっと感動した記憶があるのだが。

  •  スーパーとかちの終点帯広。<br /> すでに真っ暗。<br /> あれだけ食ったのにちゃっかり腹も減っている。

     スーパーとかちの終点帯広。
     すでに真っ暗。
     あれだけ食ったのにちゃっかり腹も減っている。

  •  帯広がとりわけ大きな駅なのか、あるいはこれが北海道の地方都市のスタンダードなのかはまだわからない。

     帯広がとりわけ大きな駅なのか、あるいはこれが北海道の地方都市のスタンダードなのかはまだわからない。

  •  帯広では晩飯。もちろん豚丼を求めて彷徨う。昼は函館でラッピ、夜は帯広で豚丼なんて、なんたる最高級のB級贅沢。<br /> で、結局適当に入った店で出てきた豚丼がまた見るからにB級。味はB級の特上。<br />

     帯広では晩飯。もちろん豚丼を求めて彷徨う。昼は函館でラッピ、夜は帯広で豚丼なんて、なんたる最高級のB級贅沢。
     で、結局適当に入った店で出てきた豚丼がまた見るからにB級。味はB級の特上。

  •  現在20時前。22時には釧路に着くだろうか。

     現在20時前。22時には釧路に着くだろうか。

  •  そういえば、エスカレーターが扉で仕切られているのも北国ならでは。<br /> 気付くのおせえ。ぼちぼち思考停止症状が。

     そういえば、エスカレーターが扉で仕切られているのも北国ならでは。
     気付くのおせえ。ぼちぼち思考停止症状が。

  •  しかし人がいない。何もなくて真っ暗なより、駅が稼動して灯りもたくさんあるのに人だけがいない、という状態は寂しさも倍増で旅情をうっすらと感じる。

     しかし人がいない。何もなくて真っ暗なより、駅が稼動して灯りもたくさんあるのに人だけがいない、という状態は寂しさも倍増で旅情をうっすらと感じる。

  •  一服。そういえば本日喫煙本数が極めて少ない。健康にいいっちゃいい。ひと吸いしたらクラクラしてホームから落ちそうになった。<br /> ここからは「スーパーおおぞら」で釧路へ。この特急の座席は素晴らしい。シートに沈むように眠れる。時間帯のせいもあるのか、乗客は一両に十人もいないし。<br />

     一服。そういえば本日喫煙本数が極めて少ない。健康にいいっちゃいい。ひと吸いしたらクラクラしてホームから落ちそうになった。
     ここからは「スーパーおおぞら」で釧路へ。この特急の座席は素晴らしい。シートに沈むように眠れる。時間帯のせいもあるのか、乗客は一両に十人もいないし。

  •  釧路到着。<br /> ふらふら。<br />「釧路まで来たか、今朝は東京にいたのに」などと感慨に耽る余裕なんてない。<br /> それにしても冷える。Tシャツで過ごす場所ではない。脳は働いていないが、冷気が刺さる皮膚だけが遠くへ来たことを実感させてくれた。<br /><br /> 本来、宿に着いて明日の計画を練るここからがお楽しみタイムなのだが、さすがにこの日は割愛。<br /> とりあえず根室へ向かう、途中で気まぐれに下車する、以上。<br /> シャワーを簡単に浴びてコンビニで買ったビールを一気飲みして即爆睡。<br /><br /> 心からのアドバイスですが、東京近郊から陸路で一気に釧路まで来てはいけません。間に休憩挟もうが特急のちょっといいシートだろうが疲労度がパないです。もうちょっと早めに疲れた信号を出してくれ、オレの体。<br />

     釧路到着。
     ふらふら。
    「釧路まで来たか、今朝は東京にいたのに」などと感慨に耽る余裕なんてない。
     それにしても冷える。Tシャツで過ごす場所ではない。脳は働いていないが、冷気が刺さる皮膚だけが遠くへ来たことを実感させてくれた。

     本来、宿に着いて明日の計画を練るここからがお楽しみタイムなのだが、さすがにこの日は割愛。
     とりあえず根室へ向かう、途中で気まぐれに下車する、以上。
     シャワーを簡単に浴びてコンビニで買ったビールを一気飲みして即爆睡。

     心からのアドバイスですが、東京近郊から陸路で一気に釧路まで来てはいけません。間に休憩挟もうが特急のちょっといいシートだろうが疲労度がパないです。もうちょっと早めに疲れた信号を出してくれ、オレの体。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • shioriさん 2010/05/08 07:48:01
    強行軍
    shikiさん、こんにちは。
    あいかわらず面白い旅行記で楽しませてもらいました!

    東京〜釧路強行軍、めちゃくちゃ大変そうですねー。
    青虫列車がこんな混むとは知りませんでした。
    私が乗ったときはガラガラだったので。
    スーパー北斗は乗り心地悪いですよね。え、これ特急?みたいな。
    新幹線・青虫列車・スーパー北斗と続けて乗ると
    だんだん乗り心地が悪くなってきて逆に面白かったり。

    ラッキーピエロで3つはすごい!(ていうか無謀すぎ笑)
    味の感想、参考になりました。
    私はとても真似できないのでホタテバーガー狙いでいってみます。
    帯広ではカレーショップインデアンに行って欲しかったですー。
    関西のインデアンカレーのパクリかと思うほど似てるので、
    shikiさんらしい旅行記のネタ的に(笑)

    この後は当然根室まで行きますよね。
    で、エスカロップが登場することを期待しつつ続きを楽しみにしてまーす。

    shiki

    shikiさん からの返信 2010/05/09 00:20:46
    RE: 強行軍
    姐様、ご無沙汰でございます。

    えすかろっぷ??? なにそれかたつむり???
    というマジリアクションで今調べてみたところ、やけに美味しそうな食べ、というかこれ完全にド真ん中ストライクのB級グルメではありませんか。

    どうしてそれを事前に教えてくれなかったのか、とshioriさんにクレームをつけつつ、先に明かしてしまうとそんなもの食べておりません。もう一回訪れるには根室はいささか遠いんですがどうしてくれるんですか!

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