1996/04/01 - 1997/04/01
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添乗員の世界紀行さん
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初の海外でのダイビングの仕事先がその時代ダイバーならだれでもあこがれる、マレーシアのシパダン。
そこにダビングを初めてまだ2年の私がダイブマスターとして仕事のオファーがきた!なんてラッキーだったのでしょう!
ここにはかの孤島シパダンに1年仕事で?滞在した私のシパダンへの熱い思いをつづりました。
まだデジタルカメラもなかった?ので写真が少ないのが残念、、、、、今度日本に帰ったら、昔の写真をデジタル化してアップします。いつになるのやら、、、
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お恥ずかしながらシパダンのことは何も知らずに応募、、、なにしろ自然がいっぱいであまり日本人のいないところ!と思い応募したのです。
その後シパダンのことを調べるが、さほど情報もなく、ただ、海外でダイビングの仕事ができる!!!その嬉しさで日本を出発。
初の海外移住ということで、しっかり一年間の保険に入り(笑)スーツケースはなにしろ30キロを超え、背中にも20キロほどしょっての出発。もちろん空港で超過料金をとられました。
だって、ダイビングの器材だけですごい重いんだもん、、、、
そうそう、なんか仰々しい予防接種もしていきました(笑) -
コタキナバルの到着。そして初めて社長、David Gho にあい、SKに会い、そしてシパダンへ出発。
コタキナバルから飛行機でタワウへ。そこから今度はバンにのって3時間くらい?センポールナを目指す。
センポールナからはダイビング船に乗り込みやっとシパダンへ!さあ!これから2時間近い船の旅。
まずはマブール島を超え、するろもう見渡す限り海海海。
本当に孤島。
すると遠くーにサリーちゃんのパパのような頭が見えてくるのです。目を凝らすと小さな小さな島。 -
降り立つときにはもう靴を脱いではだしでビーチにおりたつ。
そこからビーチ沿いに数分歩いて目的地シパダンロッジに到着!
ここが私がこれから1年間生活するロッジ。
その時代島には5つのリゾートがあり、私のリゾートは一番はしっこ。
しかしオーナーはとても賢い人!なんと海水を真水にすることに成功?して島では唯一真水のそれも温水シャワーを浴びることんできるリゾートだった。 -
そして汚物はすべてリゾートの下に大きなタンクがあり、そこに微生物がいて?分解する?
そのころの私の英語力ではそのようにしか理解できなかった、、、、
なにしろ、英語もろくにしゃべることのできない、自己紹介しかできない程度のレベルだったのです、、、、
しかし私はここで素晴らしい友達に出会う。
イギリスオックスフォード大学で海洋学をまなび、その研究のためにこの地をおとずれ、ここが気に入って、そのままイントラとして住み続けている私と同じ年のジュリアン!!
彼女が、英語から、マレー語から、仕事からすべてをおしえてくれた。
おやつでプトゥー(マレーシア版おもちのようで私たちの大好物)がでると、昼寝をしている私の部屋の前においておいてくれて!!これがおいしいんだ本当に!
そして夕方は夕方で、グラスにウイスキーをいれて、またはヤシの実から作ったまるで泡盛のような味のココナッツウイスキーをいれて、桟橋までいき、太陽が沈むのを見ながら、ほかのリゾートのスタッフとのひと時をすごし!
仕事は?といえば朝は5時半ころに起きて、そのまま水着をきて、ウエットを来て、お客様の部屋を周りモーニングコール。
そしてみんなで器材をセッティングして、ブリーフィングして船に乗り込みほぼ3分!どぶーーんと海に入り、はい!これで朝の洗顔と目覚めはOK(笑)
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カンムリブダイの行進をたのしみ、そしてリゾートに戻る。
するとキャンティーン(ダイニング)では名シェフのアーチンがおいしい朝食を用意してくれている!
私たちはウエットを脱ぎ、水着にパレオをまいてそのまま朝食!ミーゴレンがうまいうまい!!!島一のいやいやコタキナバル一の名シェフよ!
そのごしばらくビーチで日焼け。そして10時にまたウエットを来てボートで出発。はい、また3分。
カメと、鮫と、バラクーだと、ギンガメと、マクロに、そして素晴らし透明度!もうなにからなにまで最高の海!を堪能してリゾートに戻り、そして次はおひるごはん。
そのごまたビーチでお昼寝。
そして3時にまた出発。
帰ってきたら今度はおいしーーーーーおやつ。
そして今度はサンセットダイビング。そして帰ってきたらやっとシャワーを浴びておいしい夕食。
そしてまたナイトダイビング!とまあ、私は一日毎日5ダイブしていたのです。
そして夜は夜で飲み会!
こんな毎日です。
楽しみは、たまーのジュリアンとのフリーダイブ!
そしてセンポルナへのお買い物。もちろん目当てはプトゥー(笑)
そしてビーチにはオオトカゲ、アリクイ、そしてカメの産卵、小亀の放流。ヘリポートに寝転がり、眺める夜の空は、私のその後の感覚を変えてしまう。
あれ以上の満点の星は絶対どこにもない。
夜はマレーシアの軍隊が銃を持ってビーチでパイレーツ(海賊)の見張り。
カメ担当の役人?が島に駐在し、カメの産卵の管理。
波が荒れているときにはセンポルナへいくな!なぜなら、波の向こうから突然パイレーツがあらわれる!とか。
島で出た生ごみの処理であったり、初めて味わうラマダンであったり。
フリーの日にダイビングして、調子にのって深ーーーーく潜り、窒素酔いにかかってクラブのように大音響が私の周りをつつみ、楽しくて楽しくてしょうがなく!死にかけて(笑)二回もジュリアンに命を救ってもらい、そしてめちゃ怒られたり(笑)、、、、
なにしろ絶対に味わうことのできなかった経験をたくさんさせていただいたシパダン。
最後に私の人生最高のダイビングのお話を!
それもやはり、フリーの日に起きた。
ジュリアンはお客さんと一緒に20メートルほどのところを泳いでいた。
私はさらにその下を一人でのんびりと泳いでいた。
すると!突然ドスン!!!とスンゴイ音が水中に響いたのです。
それは大きな魚が突然移動したときに発する音。
私は上を振り向くと、そこには何千ものバラクーダ。
しかし、これはシパダンではいつものこと。
しかーーーーし、なんとそのバラクーダの群れの横に5メートルはあろうであろう、大きなカジキマグロがいるーーーーーーみんなから離れて泳いでいる私は、きっとこのカジキは今度は私に突進をしてくるーーーーとおそれおののき、すかさず壁にへばりつきながら泳ぎ、そしてジュリアングループに合流すべく極力ゆっくり、でも早く?浮上していきながら、さらに!ジュリアンがまだマーリン(カジキ)にきづいていないかもーーーと思い、カンカンとタンクを鳴らしまくりながらの移動!
これが私の人生最高のダイビング!
太陽をバックに泳ぐバラクーダの群れとマーリンの姿。今でもわすれられない。
こんな素晴らしいシパダン。
今は国立公園になったとのことで、リゾートはすべて撤退。みなほかの島からシパダンへダイビングにくることのみ許されたらしい。
きっと近年世界遺産になるでしょう。
私はこの素晴らしい海を見てしまったおかげで、その後の人生、さほど感動しなくなってしまった、、、というか、あれ以上の海、ビーチ、透明度、環境にはであえていない???
私が私の人生で、これだけ多くの国を見て回った後でも、もう一度行きたい、そして友達家族に見せたいと思うのはやはり、シパダン。
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