1997/01 - 1997/05
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zoo94さん
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短期留学に味をしめた私は、さっそく帰って、スペインに留学すべく、しかも、今度は一年で、教授に交渉。あっさり玉砕。
理由は、あなた英語もろくにしゃべれないのに、また行くの?
まあ、そうなんですが…。
そして待つこと半年。というか、次の秋の学期をかけて交渉し、無事成功。今度は姉妹校でもなんでもないので、誰も一緒に旅立つ人もおらず、とはいえ、好奇心と興味が勝ちつつ、心細さなんて微塵も感じないまま、
両親にはいつもの通り事後報告。
「スペインに留学することに決めたからよろしく。」
姉妹校とかいうくくりがなかったせいなのか、いわゆるマドリッド大学と提携していた語学学校だったせいなのか、集まったアメリカの学生たちは非常に優秀だった。出身校の名前もそうだけど、やっぱりその名に恥じない脳みその良さが語学力にあらわれていた。
今度は、イギリスのように適当でもなく、きっちり。ついでに、単位を稼ぐべく、提携している大学にも通わせてもらい、写真とスケッチを選択。
いつもの私立大学での、のんびり、先生と会話しながらの授業とはうって変わって、何十人も?100人くらいいたかな〜?の生徒と並び、ひたすら作業。先生に授業中声をかけてもらえればラッキーくらいの環境。そして、スペイン語でレポート提出…
「内容も重要だけど、文法もう少し、ましにね」by教授
で、旅行はもちろんしっかり。
グラナダ
セビリア
バルセロナ
トレド
コルドバなどなど
中でも素晴らしかったのは、アルハンブラ宮殿。初めて装飾の美しさを実感した。というか理解した。
それまでは、Simple is the best.というか、ミニマリズムの過程の中での近代アートの美しさにしか興味がなかったのが、この宮殿のタイルを見て、世界が変わった気がする。
そして、もうひとつ印象的だったのが、アルカサルの地下。とにかく空気が重く、本当に怖い場所だった。そして、進むうちに出会ったのが、かつては野戦病院だったという説明書き。
何の霊感もない私でも、あの空気の重さのただならない感じは間違いないと思っている。というわけで、それ以来、そういう場所にはなるべく近寄らないようにしている。
全体的にはスペインは明るくて楽しい場所だった。行ったのは一人だったけど、偶然パリで出会った高校の同級生も遊びに来たし、同じ時期にイギリスに留学していた友達もいたし、イギリス留学で出会った友達が二人が留学と帰国でマドリッドにいた。そしてそのうちの一人は、本当に偶然にも、ホストファミリーと血縁関係にあった Que casualidad!!
そんなわけで、素敵な偶然がこの時はいっぱい重なっていたように思う。世界は狭いのかも(笑)
- 一人あたり費用
- 100万円以上
- 航空会社
- エアカナダ
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