1997/06/27 - 1997/08/16
110位(同エリア176件中)
北風さん
とにかく、スペイン語をどうにかせねば!
スペイン語無しに南下は辛すぎる。(メキシコでトコトン肌身にしみた)
情報では、南北アメリカ大陸で最も安価でスペイン語が習える所は、「ガテマラのアンティグア」or「エクアドル」との事。
俺は、この街でスペイン語を習う事にした。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
-
アンティグアは多分、中米一観光色が強い街だった。
しかも、民族色はさらに強い!
バスを降りると突然目が痛くなるほどのカラフルな民族衣装に囲まれた。
矢継ぎ早に「スーベニア(土産物)、スーベニア!」と叫ぶ土産物売りは、インド並みのアグレッシブ・スタイルだった。(うーん、観光地だなぁ)
そして、さすがにスペイン語学校が密集しているだけあって白人の姿も多い。 -
<十字架の丘にて>
アンティグアの街を一望できる小高い丘の上には、大きな十字架が建てられていた。
ガテマラの旧首都でもあったこの街は、最盛期には人口60000人もの大都市だったとの事。 -
街は旧植民地らしく、教会を中心として碁盤の目のように整然と広がっている。
-
アンティグアの街並みは確かに美しい。
植民地風の建物と年月を経た石畳が静寂に花を添えている。
どことなく、日本の城下町に似ているのは、白い塀と屋根瓦が織り成す風景のせいだろうか?
一つだけ異なる事は、「静けさ=強盗出没」の公式がここでは成り立つ事だろうか? -
<ラ・メルセー教会にて>
中米一の規模の噴水がある教会は、街の中に埋もれるようにひっそりと建っていた。 -
<ガテマラの「光」>
学生の街でもあるアンティグアでは、毎週何かしらのフェスティバルが開かれていた。 -
<ガテマラの「影」>
ガテマラで一番安く最もアルコールが強い酒は「ラム」。
スペイン語で「ロン」と言われるこの酒は、安価なものになると一口で脳みそが溶けそうなほどの頭痛がおまけでついてくる。
かなりの量の合成アルコールが混ぜられていた。
職にあぶれた男達は昼間からロンをあおり、次々にアル中へと堕ちていく。 -
一つ路地裏に入ると静寂が支配するこの街も、中央公園だけは様子が違っていた。
人々の憩いの場であるはずなのだが、ここでうろついているのは、お土産売りのおばちゃん、少女、子供で溢れていた。
ツーリストと見ると、まるでピラニアが溺れる牛を見つけたみたいな勢いで強引なセールスが始まる。
どう見てもツーリストの数より、物売りの人口の方が多い気がするのだが・・ -
地元の人々の派手派手ファッションは、別にセールス衣装ではなく普段着の民族衣装。
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こんな子供でも、立派に売り上げていた。
いや、稼ぎ頭との噂も・・・ -
これだけ土産物売りがいれば、中にはかなり変わったものを売っている人間もいる。
カラフルなスポンジを切り貼りして作ったトカゲを針金の先につけ、日がな一日猫じゃらしのようにトカゲを動かしている「トカゲ屋」。
・・・俺がこの街にいた間にこのトカゲを買ったのは、ラムでぶっ飛んでいたフランス人のおっちゃんただ一人だった。 -
旅日記
『スペイン語学校入学』
この街に数あるスペイン語学校の中で、俺が選んだのは「カバディール」なる学校だった。
ホームスティ込みで1週間US$100の授業料の安さもさることながら、この学校のルイス先生の評判を聞いたから。
だが、この先生、教え方はうまいが、信じられないぐらい宿題を出した!
入校2日目で学校でマンツーマンで4時間、自宅で2時間!
こんなに勉強したのは大学入試以来だろうか?
なんと、錆付いた機能をいきなり全開で振り絞った結果、知恵熱&不眠症発症!
(昔乗っていた750ccが暖機運転無しにアクセル全開した結果、黒煙を吐き出して永眠した事を思い出した) -
「VACA」・・スペイン語で「牛」の事らしい。
アンティグアに着いてすぐの頃、洒落たかばん屋があったのでのぞいてみた。
店番のかわいいセニョリータに「Que materia?」(どんな素材でできているの?)と尋ねると、考え込まれてしまった。
頭に指で角を立てて、「牛革なの?」なるジェスチャーをして見せると、いきなり「バカ」と言われた。
「何だとぅ、確かにいい年こいて子供じみた仕草をしたが、バカとは何だ!」と逆上しかかる俺に、背後から麻男君が「やはり、牛革ですね」と答える声が聞こえてきた。
ちなみに、「猿ぅー」は「乾杯」、「阿呆」は「にんにく」の意味らしい。
スペイン語は日本人をなめているのか! -
旅日記
『ホームスティ』
中米と言えば暑いイメージがあるが、高地に位置するアンティグアは意外と肌寒かった。
意外と新しいこの部屋から連想できるのは、快適な住み心地のはずだったが、これもイメージとは裏腹のものだった。
スペイン語学校入学初日、俺は学校が契約しているホームスティ先を訪問した。
しかし、いくつかの家を見て回るのだが、なかなかピンとくる家庭がない。
そして、最後に案内されたのが、この中庭つき、改築済みの部屋だった。
日本で言えば、8畳のワンルームぐらいの広さだろうか?
部屋の中には、ダブルベッドにトイレ、シャワーつき!これで迷う馬鹿はいないだろう。
「ここだ!」と喜びはしゃぐ俺を、けげんな瞳で見つめる学校の案内人。
その時は、別に意に介さなかったのだが・・
翌日、その意味が早くも理解できた。
待てど暮らせど、水が出ない!
シャワーどころか、トイレの水さえも出ない!
昨日、部屋に入り、早速マーキングした物体が現在も、白い便座の奥に鎮座したままだ。
俺は、この環境で2週間を過ごした。
水は、中庭の魚が泳いでいる池からくみ上げた。
シャワーは、魚と一緒に浴びた。
・・・人は、あらゆる意味で進化する。
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