2010/04/21 - 2010/04/21
1385位(同エリア1784件中)
LaLaさん
造幣局と言えば『桜の通り抜け』が有名ですが...
人に酔うので行ったことがありません^^;
そこで思いついたのが“通り抜け終了直後”に工場見学
すること^^* 見学と同時に終い桜を静かに拝見できます♪
ガラス張りの工場内では製造工程を見せて頂けます^^
しかも無料で!! 併設の造幣博物館は予約不要で楽しめ
ますょ。 夏休みなどにお子達と訪ねてみませんか?
■大阪市北区天満1-1-79
06-6351-6150(造幣局広報室)
■工場見学の申込み
予約制で、2カ月前の月初め~10日前受付
■造幣博物館は予約不要9:00~16:45(入館は16:00迄)
■休館…土・日曜、祝日、年末年始
■入館料…無料
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-
大阪造幣局の正面入口 -
正門を入ると警備の方に行先を聞かれます
工場見学の場合は工場見学確認書を提示
博物館見学は氏名を記入して入館証を受取る -
欽明門
明治天皇が行幸の際、視察に立ち寄ら
れたときに造幣局の桟橋に到着され、
上陸された場所にあった門 -
雰囲気のあるガス燈♪ -
藤棚
明治天皇が行幸されたときに生け花として
使ったものを“挿し木”として育てたもの。
樹齢100年を超える古木ながら、桜が散った
あとに白く可憐な花を咲かせるとか。 -
明治4年に造幣局が創業した当時の正門
菊花と大の字形を交互に配置された門柱
八角形の建物は英国の建築家ウォートルスの設計で
正門の衛兵の詰所として使用されていた -
工場入口前にはドイツ製圧印機が展示 -
溶解→熱間圧延→冷間圧延までの工程は
現在広島支局で行われています。
大阪では“圧穿”と言われる貨幣の厚みに
仕上げた圧延板を貨幣の形に打ち抜く工程
から始まるそうです^^ -
酸で洗浄して表面の酸化膜や油分を取除き
脱水→乾燥の工程と進みます。
その後、圧印機で貨幣の模様やギザのプレス
作業が行われるのですね。 -
貨幣用のコンテナ -
完全オートメーション化した生産ラインから
生み出される貨幣
お金が“作られる”工程を見ていると
とても不思議な気持ちになります。 -
ザル入りの出来立てほやほやの貨幣
↑つかみ取り用じゃありません^^;
右が圧穿された円形(えんぎょう)
左が圧印済みで模様とギザを付け終った状態 -
検査を経たあと合格した貨幣は
計数し、袋詰めされます。 -
貨種別に袋封緘の色が分けてあります。
袋1杯 1円貨 5000円 5円貨 20000円
10円貨 40000円... 500円貨なら100万円♪
-
その日に袋詰めされた貨幣を掲示
本日は500円→68万枚/3億4千万円
100円→102万4千枚/1億240万円
1日5億円近い貨幣が造られているのですね! -
工場見学の後は建物内を移動して
博物館へ案内して頂けます^^
ここからは自由に見学出来ます\(^O^)/ -
天正菱大判(テンショウヒシオオバン)←向かって右側
豊臣秀吉が足利将軍家のお抱え彫金師に
造らせた大判。現存数は5〜6枚で大変貴重
時価1億円だとか...
天正長大判
量目を十両(165g)に調整してあり大判よりひと
回り大きい世界最大級(17.5cm×10.2cm)の金貨 -
天正菱大判の裏面
下方に金を足してあるのが見えますか?
量目を調整するために足らなかった量の
金を『埋め金』してあるのだとか^^; -
竹流金(タケナガシキン)
これは大阪造幣局のみ所蔵の貴重品
1935年(明治10年)に造幣局の横を流れる
大川(旧淀川)から発見されたもの。
大阪城落城の際の遺物とされる大変貴重
なものだそうです。 -
天保五両判や万延大判などの目打ちの
違いや、図解による大判の知識はここで! -
1868年〜1年数ヶ月で4800万両造られた
太政官札(画像の上部)
1869年〜1年間、750万両発行された
民部省札 -
明治時代の1円銀貨などの変遷 -
石貨
ヤップ島(ミクロネシア)の石製の貨幣
持ち運びが不便な大きなものは移動せず
所有権だけ移して通貨の機能を果たした
そうです。
割れたらどうなるんだろうね^^; -
造幣に寄与されたご歴々でしょうか?
手前は由利公正、井上馨。。 -
このお方は自信を持って答えられます^^
伊藤博文ですねd(^-^)! -
天秤
大野規周がオランダ留学で習得した
素晴らしい精密機械の技術を駆使し
た作品 -
わが国最古のガス燈
1871年の創業当時、構内や付近の街路に
立てられた65基あった屋外照明用のガス燈
のひとつ。 -
縮彫機
図案などの平面拡大に用いるパンタグラフの
原理を応用し動力によって自動的に作動する
ようにしたもの。 -
(図案)
製作するものを約4〜6倍の大きさに画く
(縮彫原版)
縮彫機に取り付けられる原版
(種印)
縮彫機で原版を縮彫したもの -
貨幣の製造工程をパネル紹介 -
長州5傑
ブロンズの盾に長州ファイブが!
右上:伊藤俊輔(博文) 初代首相
右下:山尾庸三 工学の父
中央:野村弥吉(井上勝) 鉄道を設置
左上:遠藤着謹助 通貨制度を確立
左下:井上聞多(馨) 外相 -
造幣局では高校野球の優勝楯や
大相撲春場所の優勝力士に授与される
レリーフ楯も作られています。
縦76cm、横41cm、重さ約12kgの純銅製
←若乃花(お兄ちゃん)だそうです -
墨俣一夜城(岐阜)の金鯱
鍛金技術を駆使して10ヵ月かけて作られた
金鯱は雌より少し大きい雄なら高さ120cm、
重さ173?もあります。
名古屋の現在の二代目金鯱もここで作られた
←展示品は1/5のレプリカ
重さ3.9?の銅鋳物で純銀製の金メッキ仕上げ -
国民栄誉賞の記念楯
1977年に創設され、初代受賞者は王貞治氏
昨年末までに18名に授与されている。
10人目の長谷川町子氏から造幣局で製作
縦45.5cm 横36cm 厚1.5cm 銅板に金メッキ製
他にもオリンピック(東京、名古屋)のメダル
も製作されました。 -
これが千両箱〜♪
慶長小判が1000枚入るのだそうです。 -
体験コーナーでは実際に触れること
が出来ます。
でも...500硬貨200枚の袋が14キロも
あります^^; 100万円は重い!
持ち上がりません>< -
金塊、銀塊に触れる
金塊 15.9119? 時価 5433万円
銀塊 33.4885? 〃 181万円
(平成22年4月20日現在)
-
博物館の玄関口にはとても味の
ある大野規周 製作の大時計が☆ -
博物館は1911年(明治44)に火力発電所として
建設され、1969年(昭和44)からは博物館とし
て活用されてきた煉瓦造りの建物。
一昨年博物館開館40周年を記念して改修工事
を始め、昨春リニューアルオープンした。 -
桜の向こうにそびえる洋風建築
好きな構図です^^ -
赤い橋は“めがね橋”
明治4年(1871年)に完成。大川と構内の
入り堀間に架けられた石造りの橋で、中央
部分に膨らみがあったことから、この名前が
つけられた。
1957年(昭和32)に今の赤い橋に改装 -
前日の雨でかなり散ってしまった桜
時期を過ぎてもなお名残を残している
「さくらの名所100選」の地たる所以かしら^^
通り抜け期間はここをどれだけの人が
そぞろ歩いたのだろう... -
ここでしか見られない品種のひとつ
『紅手毬』 -
日時計
造幣局を出て直ぐ!道路沿いにある。
時差表も刻印されています^^ -
大塩の乱 槐跡
東組与力 朝岡助之丞の役宅庭跡で、
事件の当日 最初に大砲が打ち込まれた所
日時計と同じく道路沿いに碑は立っている。 -
泉布観
造幣局前にある道路を渡ると向かい側に
魅力的な建物があるのです^^
老朽化のため、公開は年1回(春分の頃)
残念ながら1ヶ月前に終わってしまった
ので見学不可><
厳重な鉄格子の間からレンズだけお邪魔
させていただきました〜☆ -
泉布観の屋根部分
『泉布観』は明治天皇の命名
1891年(明治4)英国人建築家のトーマス・J・ウォートルス
設計で、レンガ造り2階建て洋風建築。
諸外国の皇帝や王室を迎える迎賓館として使用
された。 -
旧 大阪市立ユースアートギャラリー正面玄関
泉布観の敷地内に保存されている。
造幣局が落成した明治4年当時の正面玄関を
移築したもので、この玄関は国の重要文化財。
木立の間から見えるレトロな近代建築
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