ネパールの自然と人々　村の生活

2010/03/18 - 2010/03/18

サランコットには５つの村があり村によって産業が多少ことなっている、山頂を含むサランコット村は観光産業が主であとはポカラ市内での仕事に通ったりして生計をたてているようだ、農業は自家での消費程度らしい、次のゴターディ村も似たようなものだ、ギャルザティの村になると地形の利もあり農業と畜産（水牛）が盛んだ、メトラン村の周辺は急斜面が多く畑地はわずかになる、主な収入は水牛の牛乳販売とアラブ諸国への出稼ぎが多い、麓のパカ村は農業とポカラ市内での仕事が大半らしい。
メトラン村には水牛が５０−６０頭いるらしく成牛１頭の値段は５万から６万ルピーだそうだ。ちなみに牛乳１リットルの卸売り価格は６０ルピー（１ドル７０ルピー）。水牛から朝と夕方の２回ミルクを搾り早朝にポカラの町まで徒歩で運んでいる。
農業は雨季の時の水田と乾季の麦、乾季の終わりごろのトーモロコシ栽培そしてギャザルティ村ではオレンジの栽培も行われている。
まだ一軒だけだがメトラン村では小規模の養蚕も２−３年前から始められている。

エリア ネパール

ポカラの夜明け。

上から見ると空気が澱んでいるのがよくわかる。

一日は日課の水汲みから始まる。

水場のすぐ近くに住んでいるシーズナちゃん１５歳。

マヤさんの隣に住んでるラディカさんと長男。

乾季になると水は配給制になり朝７時ごろから８時半くらいまで、夕方５時頃から６時半くらいまで。
時によっては夕方の配給がないときもある。

水場のすぐ横に住んでいるユリお婆さん、この人が水場で采配をふるっている。

おだててほめるとすぐ照れるユリお婆さん、顔見知りなるととても親切だ。

水場の横の牛舎で水牛の世話をするパールバッティさん。

メトラン村のメイン集落に住んでいるスシラとお婆さんのモニーサ。

朝、畑へ行く前に道端で近所の様子を見ているお爺さん。

メトラン村から見下ろすペワ湖、今日も少靄がかかっている。

学校へ行く前に教科書に目を通すサビーナちゃん。

給水タンクの管理人、この人の気分で配水の量がきまる。

食事の用意をするお婆さん。

そろそろ畑へ、と考えているお爺さん。

マヤさんの家の裏に住んでいる家族、遠くから出稼ぎに来ている。

村を歩くといつも何処からか誰かに見られている、悪い事はできない。

ペワ湖の西部と周辺の村。

一番手前の家がシーズナの家、その向こうがユリお婆さんの家、そして尾根の上にあるキシュナさんの家、キシュナさんの奥さんが先ほどのラディカさん。
そして一番奥にある家が私の滞在したマヤさんの家。

リゾートホテルの工事現場の方へ上がって行くと村の女の子が二人ポカラの町を見下ろしながら話していた。

初めて見る顔ぶれだ、ナマステ！。

村では水牛以外に山羊を飼っている家もある。

手前は水牛の飼葉を刈りに行く小母さん。

村の子供はご他聞にもれず逢うと何がしかをねだってきたが日にちが経つにしたがってそれも無くなった。

牛糞を畑へ運ぶ村人。

重い籠を背負ったまま立ち話をしている。

笑いながらネパール語で話しかけてくるお婆さん。

村の民家はたいてい二階建てで二階で寝起きしている家が多い、一階は土間で台所と物置になっている。

赤ちゃんがいる家はこんなゆりかごが軒下にぶら下がっている。

学校帰りに薪をとって帰る男の子。

燃料の薪は欠かせない。

牛糞を手掴みで籠に入れている女の子。

かなり重たそうで立ち上がるのに一苦労していた。

ギャルザティ村の棚田の横で水を背負って帰る村人に出会った、下にある水場へいってみる。

前を小母さんが二人水場へ下りて行く。

藪の隙間から水場が見えてきた。

順番を待つ村人。

井戸の底にわずかに湧き出てくる水を気長に汲み取る。

庭に繋がれている山羊と水牛。

水牛の世話をする小母さん、動物は顔が飼い主に似てくるって言うが・・・・。

刈り取った菜種を庭に積んでいる、カメラを向けるとはにかむ小母さん。

畑へ牛糞を運ぶ小母さん。

畑へ牛糞を運ぶ小母さん。

刈り取った麦の穂先を集め棒で叩いて脱穀している。

小母さん達の仕事ぶりを見守るモニーサお婆さん。

乳絞りをするソンコール君。
乳搾りは朝と夕方二回行われ一回のミルクの量は３リッター前後。

ミルクを市場へ売りに行って帰ってきたソンコール君の父親シェテェさん。

畑で麦を刈るソッテさん。

声をかけたらこっちを向いてくれたソッテさん。

菜種を刈り取る村人。

刈り取った菜種を足踏みして脱穀している出稼ぎに来ている小母さん。ちなみに日当は２００−３００ルピー。

家主の小母さんと向こうの子供は出稼ぎに来ている人の娘。

夕日がペワ湖の向こうの山に沈んでゆく。

この旅行記へのコメント （4）

• kokonoさん 2010/05/04 22:23:36

  表紙写真を観たときは・・

  麦の実りが心配で　念じている瞬間かと想ってしまったココノ爺
  
  ページを追って判明した　麦刈り作業とは・・
  
  想像と事実はこれほどに差異があるとはなぁ〜
  　コメントナシではこの世を安楽に渡れないよぅになったわぃ
  
  ココノ　耄碌に近づきつつ。

  ginさん からの返信 2010/05/09 20:02:51

  RE: 表紙写真を観たときは・・

  この人、ソッテ小母さんは近眼らしいと後で気づきました。
  
  しかしこの顔ちょっと色気があるとは思いませんか（笑）。
  
  ココノさんの想像では色気には程遠いですが・・・。
  
  男児たる者色気から遠ざかったら先の見通しは暗いですよ（爆）。
  
  見通しの明るいチェンマイ坊主。

• nana-papaさん 2010/04/29 09:06:12

  みんなステキな表情ですね！

  ginさんこんにちは！
  
  村の人々の表情に引き込まれてしまいました。
  

  ginさん からの返信 2010/04/29 22:06:39

  RE: みんなステキな表情ですね！

  今晩は、ｎａｎａ−ｐａｐａ さん。
  
  村人の表情には生活がにじみ出ていました。
  
  そして飾りっけのない素顔は素敵でした。
  
  Ｇｉｎ。