ひさびさ韓国！

2010/04/21 - 2010/04/22

ひさびさの出張で2年ぶりに訪れたソウルの街。
今回も、観光地にはどこにも行けず、空港とホテルと会社しか行けませんでしたが、やっぱり海外出張はウキウキします。
ちょっと前までは景気の低迷とウォン安で、韓国も元気がないと言われていたようですが、いまや家電メーカーを中心に急激に回復の兆しとか。
そういえば、バンクーバー五輪のフィギュアスケートではキム・ヨナが世界歴代最高得点で金メダルだしね。
気のせいか街の人々の活気も日本よりも元気なような・・・。

エリア ソウル(韓国)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: JAL

いつもの羽田〜金浦便が取れず、日航（JL）の成田〜仁川便に搭乗。
直前に決まった出張で一泊二日だったので、もちろん格安チケットは取れません。ですがこの便、実は大韓航空（KE)とのコードシェア便。同じ便なのにJL名で乗ると13万、KE名で乗ると6万ちょっとでした。会社経費とは言えどもここはKE便で乗るしかありません。
JALのマイルが貯まらないのは残念ですが、なんとコードシェア便なのにスカイチーム連合のマイルは貯まります！当方は、しっかりデルタ航空（元ノースウエスト）のスカイマイルを貯めさせていただきました。

機材は、ちょっとくたびれ気味のB767-300。
いまや珍しいとも言える客席に大型スクリーンがあるタイプです。でも映画の上映はありません。
たった2時間足らずの旅ですが、オンデマンドタイプの個別モニターなら早送りで映画一本みれるのになぁ〜。

4月も中旬を過ぎ東京あたりではサクラが散り始めたたというのに雪が降ったりして、今年の日本は寒〜い春です。
日本アルプスの上空を通過するときに見える山々には、まだ最近降ったばかりのような雪が見えました。

映画もないし、到着後すぐに会議なので、韓国hiteビールを飲むわけにもいかず、食事だけが楽しみです。
いまJALの成田〜仁川線は、10日ごとにメニューが変わる「創作“丼”弁当シリーズ」を展開中。
搭乗した日は「曙」と呼ばれるイクラとサケがのったチラシ寿司に、親子丼の組み合わせでした。
チラシ寿司はともかく、親子丼が冷たいのはちょっと残念。でもちゃんと味噌汁がつくのがうれしいかな。

仕事も無事に終了し、取引先の方々とお楽しみの夕食へ。この日は前にも一度来たことのある焼肉専門店でのカルビパーティとなりました。
韓国式焼肉は、日本のよりもかなり分厚い肉に味がついてあって、食べるときに店員さんがハサミで切ってくれます。
それにコチジャンを箸でちょっとつけ、ニンニクをのっけてゴマの葉に巻いて食べるのですが、これはもうウマいの一言。
でも一緒の韓国人いわく「薄い肉を炭火で焼いてタレをつける日本式のほうが好き」とか！？

焼き肉といえば、ビールが欠かせません。ココはもちろん韓国ビールのhiteをいただきます。
皆さんご承知のとおり、韓国のレストランでは「おかず」がテーブル一杯に並べられ、無料でいくらでもお替りできます。ほとんど残すことも多いので「もったいないから、やめましょう」との声がでているようですが、まだまだなくなる気配はないとのこと。

この日の宿泊は「アールヌーボーシティ江南」というシティホテルです。まだ出来て2年ぐらいらしく、古いガイドブックには載ってません。
綺麗で快適でしたが実はこの「アールヌーボーシティホテル」はソウル市内に2箇所あります。できたばかりでタクシー運転手も知らない人が多いので、要注意。
タクシーで帰るつもりなら住所のメモを持って出かけないと、たどり着けなくなりますよ！

シングル利用でしたが、ベッドはダブルで部屋は十分広いし、40型以上はある大型液晶テレビもあって、快適でした。
おそらくビジネス用途を前提のホテルらしく、ポットはもちろん、電子レンジや電磁調理器も完備されて長期出張でも安心です。
ホテルの隣には24時間営業のファミリーマートもあるし、無料のインターネット回線も使え、値段は一泊1万円くらいでお手頃です。
出来立てでどこも綺麗でトイレはウォシュレットだし。
出張利用なら、ずばりお勧めのホテル。

韓国観光公社が定めるホテルランキング的には、おそらく特2級クラスかと思われます。
特1級のウエスティンやヒルトン、朝鮮ホテルにはかないませんが仕事で泊まるには十分です。

1泊2日の弾丸出張も無事に終了。
帰りは、金浦〜羽田便です。
やっぱり成田も仁川も都心から遠いのがネック。
国際空港の雰囲気を楽しむならいいですが、仕事モードのときは時間がかかる＝睡眠時間が削られることも多いので近いのが一番です。
帰りは、B747-400でした。
まもなく国内線では見ることができなくなる機体ですが、機内は広いし、どっしりしてもっとも安心感のある機体です。

行きの成田〜仁川便は「創作“丼”シリーズ」でしたが
帰りの金浦〜羽田便では「行楽弁当シリーズ」でした。
こちらは、鰆の焼き物と野菜の煮物、それに鶏とひじきのセットでした。ご飯は炊き込みご飯と野沢菜混ぜご飯の二色。どっぷり日本食ですが、欧米の方にはどうなのかな？
まあ、羽田〜金浦はほとんどが日本人と韓国人の利用者なので心配は無用か？