サイパングランドホテル編（２００５／その２）

2005/11/25 - 2005/11/27

サイパングランドホテルの後編（ＰＩＣのおまけ付）

エリア サイパン(北マリアナ諸島)

帰りはショッピグバスに乗ってグランドホテルに帰る途中で、少し気になっていたホテル前のウインチェルを覗いてみる。
ここは２４時間営業なので夜でも行けるが、あまり人通りがある訳ではないので、夜中に女性が一人で行くのはやめたほうが無難。
単品でも買えるが明日の朝食用にと、１ダースのセットをたのみ美味しいのを入れてと言って選んでもらったのがこれ、とにかく１つ１つが巨大。

ファンシードーナツ（巨大）とスタンダード（大きい）のミックスをお願いしたが、全部スタンダードにすれば良かった。巨大なドーナツに圧倒されるが、値段は格安。

この日も朝風呂の後、海をさかなに朝酒。早起きしてオプショナルツアーでも行こうかと少しは考えないでもないが、これで幸せだからしょうがない。
ラナイで海を見ながら昨夜買ったウインチェルの巨大ドーナツで朝食、安さではミスドを大きく引き離し完勝だが、お味は見た目同様大ざっぱ

朝からボケボケなので、昼食は少し刺激を求めるためチャモロ風中華ビュッフェ店？に入る。
ちょっと怪しげなので迷っていると、地元の人が入っていったので私達も続いた。
私はこのお店けっこう気に入ったのだが、奥様は「私の食べられるの無い」と少々お気に召さなかったようなので、意見が分かれるかもしれない。
牛丼などのＢ級グルメを愛する私は全然ＯＫ。＄５.９９ ソフトドリンク付で食べ放題と来たがどうだまいったか(^^)/

夕食は何にしようかと考えた末、そろそろ手持ち金が寂しくなってきたので２割引クーポンの使える「あおい」の鉄板焼きに決定。
本当はコーラルというのがメインダイニングなのだが私達が行った時は営業しておらず。コーラルの料理だけはガーデンレストラン？でという事だったがこれは遠慮した。

ディナーの鉄板焼きはシェフが目の前でお決まりのパフォーマンスを交えながら焼いてくれるので、楽しく食事がいただける。
お造り、枝豆、などの前菜につづいて、牛肉、帆立、海老などの魚介が登場する。値段は日本と比較すると激安だし、そこそこ美味しいので、遠くから来る程でもないが、このホテルに泊まる機会があれば、のぞいて見るのもいいかもしれない。
ビール込み＄６０＋シェフとテーブルにチップ

夕方は海辺を散歩しつつ撮影会＋プールサイドで今日もカクテル
ここのプールサイドバーは夕方にならないと開かないのでプールサイドでカクテルを飲むのは夕方以降ということになる。
サザンクロスとサイパンサンセットというオリジナルカクテルを片手に夕涼み、星空のバーベキューの演奏がＢＧＭになり良い感じだが、もう少し歌が上手ければいいのにと思わないでもない。

今日は日曜日、なんと言っても日曜のお楽しみはサンデーブランチ
あまり遠くまで行きたくないので候補はドルフィンとジョバニスとあおい。
協議の結果、今回は行っていないのでドルフィンに決定、早速ドルフィンに電話予約を入れる。できれば迎いに来てくれると嬉しいなと思い聞いてみたが、ダメでした。
時間を見るとバスが行ったばかり、困った、お腹もすいた。
ついに登場しましたＤＦＳの無料タクシーサービス、ハマスタ夫婦はそろって小心者なので「何か買わないと悪いな」と思いサイパンだのマグ４つセットとコーヒーを購入した重い (^_^;)

ドルフィンは、今回で３度目なのでお気に入りといってもいいお店。ここは別名シャンパンブランチと看板にある通りシャンパンが飲み放題、本当のところはスパークリングワイン？と思うが、とりあえずシャンパンで乾杯しよう。
私たちが入店したのは１１：００頃だったので席には余裕があったが、帰る頃にはほぼ満席なので、予約はしていった方が無難だし窓際の良い席に通してもらえる。
料理はというと、和食、イタリアン、中華、フルーツ、デザートなどなんでもありの豪華版でどれもそこそこ美味しい。
お刺身やお寿司もあり、そろそろ日本食が恋しいと思っていたので満足満足。
お薦めはシェフが切り分けてくれるローストビーフ。
お値段は＄２０でシャンパン飲み放題、シャンパン好きには文句のつけようがないし、料理は山とつまれているのでつまみに困る事もない。

１時頃ホテルに戻り荷造り。
本来のチェックアウトタイムは１２時だがネット予約の特典として、レイトチェックアウトがもれなく付いてくる。飛行機の時間が夕方なので最終日もゆっくり。
以前パックツアーで行ったときはＤＦＳにつれて行かれてそこで時間を調整するのが面倒な気もしたので少し嬉しい。
荷造りを済ませてグランドホテルとはｂｙｂｙして空港へ

結論から言うと飛行機には乗れませんでした。(-_-;)
ノースはオーバーブックが多いとは聞いていたので席を確定しておくべきだったかもしれないが後のまつり。機材の変更で８０席足りないという説明を受ける。
実は何とかなるだろうという気もしていなのだが、大手旅行会社のスタッフがパックツアー参加のお客さんを集めて延泊してくれるボランティアを必死で探している。
我が家は子供も老人もいないのでこれはマズイゾとこの時点で実感。
明日の席を確定するため交渉するが、明日も明後日も無理らしい、現在成田への直行便は１日一便しかないのでどうやらオーバーブックのドミノ倒し状態が起きているようだ、さすがに困った。

困ったと思っていると荷物番をしていた奥様が登場し日本語で係員に噛みつく。
頼もしいぞ、こりゃすごい〜ぞ〜
　(^^)/~~~　

結局、翌々日の席は何とかキープ。飛行機なので天候や機材故障で日程が変更になるのは良くある事なのでしょうがないと頭では理解できるが、やはりトホホ

この時にもらったのが、
★ノースのゴメンナサイカード
★食事券付きのホテルバウチャー（ＰＩＣ）
★１人２５０００マイルのクーポン
皆さん気づいた？ ポイントは“２５０００マイル”なんですよね（１回無料）でも複雑な心境。

いろいろありましたが、ＰＩＣのの車でホテルへ
ホテルはタシ棟（新館）４Ｆのオーシャンビューの部屋「オーなかなか良いジャン」
部屋の調度もセンス良くまとめられており好感が持てる
床はタイル貼りで好みが分かれるかもしれないが、暑い所でもあり涼しげで私は気に入った
水まわりは洗面とお風呂とトイレが一緒になった一般的な造りで、掃除も綺麗にしてあり、お湯の出も○。欲を言えばシャワーブースがあったら良いなというのと、コーヒーメーカーよりは電気ポットなら、というぐらいで他には文句のつけようが無い
ボンビーなハマスタ家では海外旅行の際には＄をきっちり使いきり、ホテルの付け払いはカードで払う事に決めているので手持ち金が底をつき枕銭すら心もとない。
仕方ないので￥５,０００をホテルで両替するがレートの悪さにはビックリ

水やシェーバーなどの必要なものを１Ｆのコンビニで購入し、旅行保険の約款をまじまじと読む。海外旅行は何回目か思い出せないぐら回数を重ねているが、旅行保険の約款を見たのはこれが初めて、どうやら日用品や電話代に関しては保険で賄えそうという事は分かった。

落ち着いたのでお腹を満たしにレストランへ
食事代金とホテル代金はノース持ちなので本当は豪華なコース料理でも食べたかったが、残念ながらお昼に続いて夕食もビュッフエになってしまい少しがっかり。
ここは朝昼晩とビュッフェ営業で、ドカーンと広く席も沢山ある

家族旅行やグループ旅行でも気兼ね無く使えるが、あまりに広いので社員食堂のような雰囲気が若干あり、新婚さんやお忍び旅行にはあまり向かない
料理は一般的なビュッフェで、可もなく不可もなくといったところだが、ワインが飲み放題というのは少しポイントが高い。しかしカレーとブイヤベースには手を出すべきではなかったかな。

月曜日なのでまずは日本に国際電話で言い訳をし、再びマゼランへ。
朝はシェフが目の前で卵を焼いてくれるので目玉焼きとご飯と納豆とみそ汁で和定食の出来上がり。
朝の話題はもっぱら今日の予定についてで、選択肢は２つ
★このままもう一日サイパンのＰＩＣでただ飯を食べて遊ぶ
★荷物を持って空港で可能性の低いキャンセル待ち
これがお正月やゴールデンウイークならオーバーブックも大歓迎で大喜びなのだが、やはり仕事が気になるのが悲しい現実で荷物をまとめ空港へ。

私たちが持っているのは明日のチケットなので、今日飛行機に乗れるとしても一般の方の手続きが終わってからでないと分からない。しかも荷物検査が厳重で時間がかりなかなか確定ができずソワソワ
朝の電話で今日たりないのは８席程との情報は得ていたので空港まで来たが、旅行会社のスタッフ同伴でキャンセル待ちをしている方もあり、かなり微妙な状況。
結局座席が確定して１６：５５分発のチケットをゲットしたのは１６：４５分。チェックイン出来たので走る必要もないがダッシュで検査を受けて飛行機に搭乗、他に待っていた方もどうにか搭乗できたようで、結局３０分遅れでサイパンを飛行機は飛び立ったのでした。あー疲れた(^_^)v

よくグアムやハワイと比較され、何にもないとか、田舎だとか、幽霊が出るとか、かわいそうな言われようをするサイパンではありますが、とても良いところですのでハマスタ的には心からお薦めしたい島です。
後半部分は大分グチっぽくなってしまい、これからサイパン行きを計画している方にマイナスイメージを与えたかもしれませんが、今度どこ行くと言われれば又サイパンと答えたい。マイルも貯まっちゃたしね　(^^)/