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この山は、なかなか立派な山容ですが、実は、目指して登ったわけではありません。道を間違えて止む無く登ったのです。1ヶ月の日程で50ヶ所近くの地図を持参したというのに、この日歩く予定のヴィオレット小屋(モンタナからプレーヌ・モルトへのロープウェーの中継駅)からロイカバートまでの地図を自宅に忘れたのが失敗の一番の原因です。しかし、この地図は何度も眺めていたので頭に入っていると思い込んだのが更に悪い判断でした。対向するハイカーに釣られて予定のトレールよりも標高の高い所を登ってしまい、遂にはトレールが消え、大回りしないと降りられない下が崖になった場所まで行ってしまいました。<br /><br />そこで、止む無くトレイルの無い草原を強引に稜線まで登り、目の前にあるこの岩山に登ることになったというわけです。<br />しかし、すぐにこの山に登ろうと決めたわけでもありません。モン・ボンヴァンとの間の稜線に出た所で本来のトレールを確認したりして時間を潰していると、老カップルのハイカーが通りかかり、この山の取り付き付近まで行って登らずに引き返してきたのです。<br />彼らが立ち去った後、好奇心に駆られて取り付きまで行ってみると思ったほど難しそうには見えず、実際、10分程で頂上に立てました。<br /><br />頂上からは、稜線近くで昼食を取っている先ほどのカップルも見えました。<br />その時は、全く考えませんでしたが、今思うに、彼らも私に釣られて登ってしまった犠牲者だったのかもしれません。私を追い越しながら山には登らず、又戻るという不思議な行動でしたから。<br />

プチ・モン・ボンヴァン Petit Mont Bonvin 2,383M

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2009/07/09 - 2009/07/09

169位(同エリア525件中)

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17

いぶれす

いぶれすさん

この山は、なかなか立派な山容ですが、実は、目指して登ったわけではありません。道を間違えて止む無く登ったのです。1ヶ月の日程で50ヶ所近くの地図を持参したというのに、この日歩く予定のヴィオレット小屋(モンタナからプレーヌ・モルトへのロープウェーの中継駅)からロイカバートまでの地図を自宅に忘れたのが失敗の一番の原因です。しかし、この地図は何度も眺めていたので頭に入っていると思い込んだのが更に悪い判断でした。対向するハイカーに釣られて予定のトレールよりも標高の高い所を登ってしまい、遂にはトレールが消え、大回りしないと降りられない下が崖になった場所まで行ってしまいました。

そこで、止む無くトレイルの無い草原を強引に稜線まで登り、目の前にあるこの岩山に登ることになったというわけです。
しかし、すぐにこの山に登ろうと決めたわけでもありません。モン・ボンヴァンとの間の稜線に出た所で本来のトレールを確認したりして時間を潰していると、老カップルのハイカーが通りかかり、この山の取り付き付近まで行って登らずに引き返してきたのです。
彼らが立ち去った後、好奇心に駆られて取り付きまで行ってみると思ったほど難しそうには見えず、実際、10分程で頂上に立てました。

頂上からは、稜線近くで昼食を取っている先ほどのカップルも見えました。
その時は、全く考えませんでしたが、今思うに、彼らも私に釣られて登ってしまった犠牲者だったのかもしれません。私を追い越しながら山には登らず、又戻るという不思議な行動でしたから。

  • シエールからスイスパスが有効なケーブルの終点モンタナ駅付近よりアニヴィエの谷方面。左はヴァイスホルン、右はチナールロートホルン。

    シエールからスイスパスが有効なケーブルの終点モンタナ駅付近よりアニヴィエの谷方面。左はヴァイスホルン、右はチナールロートホルン。

  • オーバーガーベルホルンを加えてもう一枚。

    オーバーガーベルホルンを加えてもう一枚。

  • 同じような場所からその西のレシの谷方面。奥中央はベック・ド・ボソン、右端はこの年登ったモン・ノーブル

    同じような場所からその西のレシの谷方面。奥中央はベック・ド・ボソン、右端はこの年登ったモン・ノーブル

  • ヴィオレットへのケーブル駅付近より。左端のコブがプチ・モン・ボンヴァン。この時はまさかここへ行くとは思っていません。

    ヴィオレットへのケーブル駅付近より。左端のコブがプチ・モン・ボンヴァン。この時はまさかここへ行くとは思っていません。

  • ヴィオレット小屋より30分ほど歩いたところ。ここまでは正しく歩いていたのですが。

    ヴィオレット小屋より30分ほど歩いたところ。ここまでは正しく歩いていたのですが。

  • 左に見えるのがヴィオレット小屋。もう既に登り過ぎています。

    左に見えるのがヴィオレット小屋。もう既に登り過ぎています。

  • 稜線に出たところ。本来は左の斜面の中腹を歩く予定でした。

    稜線に出たところ。本来は左の斜面の中腹を歩く予定でした。

  • 稜線の北側。この上にプレーヌ・モルトが広がっています。

    稜線の北側。この上にプレーヌ・モルトが広がっています。

  • 頂上より南側。〔1970 Moritz + Camillo + Loris Cind 10 06 Salgesch〕と読めますが、1970年6月10日にサルゲッシュのCind家の3人がここで亡くなられたという事でしょうか。赤の十字は、地図上で標高値が書かれている測量地点でよく見られますが。中央右はシエールの町。 

    頂上より南側。〔1970 Moritz + Camillo + Loris Cind 10 06 Salgesch〕と読めますが、1970年6月10日にサルゲッシュのCind家の3人がここで亡くなられたという事でしょうか。赤の十字は、地図上で標高値が書かれている測量地点でよく見られますが。中央右はシエールの町。 

  • 頂上より北側。正面の山は、モン・ボンヴァン

    頂上より北側。正面の山は、モン・ボンヴァン

  • プチ・モン・ボンヴァン。こちら北側から眺めると立派な岩山です。

    プチ・モン・ボンヴァン。こちら北側から眺めると立派な岩山です。

  • 頂上より南側。中央にイルホルン、ロートホルン、ベラ・トーラが重なって見えます。

    頂上より南側。中央にイルホルン、ロートホルン、ベラ・トーラが重なって見えます。

  • アニヴィエの谷を加えて。 もうヴァイスホルン等の高峰は雲に隠されてしまいましたが。

    アニヴィエの谷を加えて。 もうヴァイスホルン等の高峰は雲に隠されてしまいましたが。

  • 中央にロートホルン。左奥がベラ・トーラ

    中央にロートホルン。左奥がベラ・トーラ

  • 東側。ロイクの町や奥中央やや右にモンテ・レオーネらしき峰も見えます。

    東側。ロイクの町や奥中央やや右にモンテ・レオーネらしき峰も見えます。

  • 実は、帰りも道を間違えてヴィオレット小屋より随分下に下りてしまったので、そのままモンタナまで歩いて帰りました。この花(Webで調べたところGenista pilosa に似ています)以外、写真はありませんが。

    実は、帰りも道を間違えてヴィオレット小屋より随分下に下りてしまったので、そのままモンタナまで歩いて帰りました。この花(Webで調べたところGenista pilosa に似ています)以外、写真はありませんが。

  • 後日、シエールから眺めたプチ・モン・ボンヴァン。右端です。

    後日、シエールから眺めたプチ・モン・ボンヴァン。右端です。

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この旅行記へのコメント (4)

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  • wandererさん 2010/04/19 21:00:32
    見せて頂く度に思うこと
    いぶれす さま

    こんばんは、旅行記拝見いたしました。

    路を間違えて、引き返す事なく前進一つの旅を創る・・凄いですね。
    そして、何時も思うのですが、いぶれす さん をここまで惹きつける
    山の魅力とは一体何なだろうな、ということです。

    主たる山は殆ど頭の中に刻み込まれているのですね。

    また、見せてください。

    いぶれす

    いぶれすさん からの返信 2010/04/20 19:41:47
    RE: 見せて頂く度に思うこと
    wandererさま

    いつもお読みいただきありがとうございます。

    私にとっての山の魅力ですか? うーん、これだけ同じような場所を歩き続けているというのは、収集癖というか物好きというか惰性によるものでしょう。
    でも、晴れていれば山、雲っていても自然の中、雨が降ってようやく街へ出かけることも考えるというのは、多くのハイカーに共通する行動パターンではないかと思います。

    同定できる山は、少しづつ増えてはいますが、未だ極一部で、ここに書かれている山の多くは、後で地図で調べたものです。

  • 4nobuさん 2010/04/18 11:41:54
    大好きなモンタナ
    かみさんも私もクラン・モンタナが好きで過去2回、計2週滞在しました。
    夏のクラン・モンタナは静かでホテルもリーゾナブル。
    ただモン・ボンヴァンはまだ行ってなく主に反対方向でした。
    しかし最近は行ってなくて懐かしく拝見しました。そして、いつになるかわかりませんが次回はここを歩きたくなりました。

    いぶれす

    いぶれすさん からの返信 2010/04/18 21:13:17
    クラン・モンタナ
    ご投稿、ご投票ありがとうございます。
    クラン・モンタナに2週間ですか。確かに、ここは、いろいろメリットが多いですね。
    シオン、シエール両市からのアクセス、ヴァリス一番のゴルフ場を始め各種娯楽施設や商店の充実、村内バスやケーブル類、ヴァイスホルンを中心としたヴァリスの高山の広がりある眺望等に加えて、町が斜面上にありながら横に広がっているので楽に散歩できるときていますので。
    私が滞在したのはもう随分昔で、それも3日間だけです。
    その間に随分ケチに(プアーに)なってしまいましたので、私には今後はちょっと無理そうですが。

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