冬旅　１　～オーロラ見れるか！？サーリセルカ編～

2009/11/26 - 2009/12/15

オーロラを見にフィンランド、ついでにエストニア、ラトヴィアと回ってきました。

まずはフィンエアーでフィンランドへ。
ヴァンター空港に到着。外に出て目の前にあったエアポートバスに乗り駅に。まずはレイルパスを購入し、ロヴァニエミ行きの寝台列車の席を予約。

フィンレイルパスは３日間タイプで１３１eurでした。ヘルシンキ～ロヴァニエミ往復だけでも元が取れます。

駅で時間を潰し１９半出発。寝台列車といっても一番安い普通のシートで、約１２時間の旅。車両はガラガラ。

翌朝８時ロヴァニエミに到着。まだ真っ暗。外に出てすぐのバス停でサーリセルカ行きの時刻表を探す。暗くてよくわからない。しばらくウロウロしてるとサーリセルカ行きと表示されたバスがやってきた。皆そのバスに乗り込んでいくので後に続く。料金は着席してから回収にされた。４１eur。段々明るくなってきたが今日は曇り。バスは途中何カ所も郵便物を届けながら４時間程走る。トナカイも発見。

日本を出て３０時間近く移動して、ようやくサーリセルカに到着。お目当ての宿を発見したので、さっそくパブと一緒になってるレセプションに。部屋は無事確保できた。ここまで来て満室じゃシャレにならない。５泊で２１０eur。部屋は広く快適。無線LANもかろうじて飛んでいる。繋がりにくい時はバーで。

滞在中の天気は毎日曇りか雪。
ほんとにオーロラ見れるのだろうか？

エリア サーリセルカ(フィンランド)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: フィンランド航空

サーリセルカ到着。小さくてとても静かな町。
思った程寒くない。

町外れにある教会。カギ閉まっててに中は入れなかった。

町にあるのはスーパー、お土産屋さん、観光案内所、教会、レストラン、バー、スキー場、あとはリゾートホテルぐらいです。暇を潰せる所がありません。昼間は犬ぞりやスノーモービルなどのアクティビティに参加しないと暇です。

観光案内所。お土産屋さんもあり、ちょっとした食事もできます。

町外れの陸橋から。この写真右側から山を登って行くとスキー場の頂上まで行けます。道路を手前に進むとスキーセンター。

別の日に頂上まで登ってみました。

頂上にあるレストラン。頂上なのに車が！？どこから登ってくるんだ？

町が一望できます。

毎日どんよりとした天気で、滞在中一度も太陽は見れませんでした。
日の出・入りの時間が日本と全然違い、ほとんど暗いです。

メイン通りにあるオブジェ？

滞在してた宿の向かいにあるハンバーガー屋さんでテイクアウトした、トナカイバーガーと山盛りなポテト。ほぼ毎日通ってました。

スーパーにもよく行きました。

おしゃれなパッケージのトマトジュース。

まったくオーロラを見れないまま、ついに最後の夜に。今日はいつもより雲が薄いので、見晴らしが良い場所でねばる事に。三脚をセットし、雪の上に寝っ転がってipodを聞きながら待つ。

なかなか雲がどいてくれません。
ダウンタイプのスノーボードウェアを着てるけど寒い。

寒すぎるので一度宿に戻る事に。
しばらくして外を見ると、なんと雲は消え星が輝いている！

急いでさっきの場所に戻ってきた。
寝そべって３６０度チェックする。

オーロラ見れない…。

見れない…。
月が明るすぎるのか？よりによって今日は満月っぽい。

下を見ると雪が月の光でキラキラ輝いてる。地面にも星があるみたい！
でもオーロラは見れない…。

このような道からはずれた更地？で待機してたのですが、突然散歩中の犬が背後から近づいてきて、かなりビビりました（ヘッドホンしてたので途中までまったく気付かなかった）。オオカミかと思った。

どこからともなく雲が。それでもしばらく待ったけど、ついに雪が降ってきてしまいました。

ついにオーロラは見れませんでした。
これ以上は無理と判断し宿に帰る。もう１泊しようか悩んだけど、さすがに飽きてきたので気持ちを切り替え、次の町に向かう事に。北極圏で満天の星空を眺めれただけで良しとしよう！

翌日はほんの少しだけ太陽が出てました。
昼頃バスでロヴァニエミに出発。同じバス会社なのに何故か行きよりも安かった。

ロヴァニエミに到着。バスは駅から少し離れたバスターミナルに止まりました。
駅で寝台列車の予約をして、出発まで時間があったので町へ繰り出す。
寒いし暗いし中心地までけっこう遠い。人もあまり歩いてないし。なんだかサーリセルカより寒い気が…。

ろうそく橋。
これから寝台列車で一度ヘルシンキへ。そのあとトゥルクに向かいます。


寝台列車で悲劇が。
夜中にレイルパスを盗まれてしまいました。
日本の新幹線と同じタイプで２・２のシート。席は４割程埋まってて、自分は窓際に座り、横一列誰も居ません。パスは前の席に付いてる雑誌入れみたいな所に挟んでました。通路は結構人通りがありました。
少しウトウトして、目を開けたらなくなってました。隣の席に置いといた荷物は無事だったのでよかったですが、また検札がこないかヒヤヒヤしました。治安がいいと言われるフィンランドでも油断は禁物ですね。