2010/02 - 2010/02
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FeildIMCさん
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遅い正月休みにドイツを再訪。
数年ぶりの寒いヨーロッパにいつも以上に不安が多い中での出発・・
ルフトハンザのストライキ、救急車運ばれ・・
案の上色々な事が起きました。
まずはブレーメン市内の観光から。レンタカーで北部ノルドホルツやビールで有名なイエーバー市内に泊まったり、なかなか行けない場所を巡ります。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 レンタカー
- 航空会社
- JAL
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-
いつもの日本航空は定時に出発。
ただし数日前にドイツ国内で移動予定のルフトハンザがストライキ。搭乗予定の欠航が決まっている中での出発。
色々手配頂いたJALの方に感謝。 -
フランクフルトはいつも使用している空港とはいえ、街に出るのは今回が初めて。
ターミナルは撮影欲を駆られる場所です。 -
時間があれば寄りたかった、アルテ・オペラ。旧歌劇場。
外は改修中。丁度コンサートが始まる時間。
周辺の人通りはまばらですが、中は大勢の人で熱気がすごい。 -
フランクフルトは聞いていたとおり、見るものは少ない。
朝から雨の一日だが、街の中心は日本人も多く見かけました。ドイツの玄関らしい街。 -
カール大帝の像
フランクフルトの歴史に重要な人 -
バルトロメウス大聖堂
町でひときわ目立つ大聖堂DOM。
町の中心部に静かに建っていました。観光地らしくない、ただただ忽然とあります。
中は広く荘厳。数々のキリスト教の像があります。 -
教会はひとつの美術館であるのは、日本の寺院も同じです。
-
日本の寺院と違うのは、双方が人間であること。
いわゆる仏様のような、人知を超えた存在ではないです。 -
マイン川の川沿いは広い遊歩道。
しとしとと雨の降る中、群れで佇んでいました。 -
フランクフルト歌劇場
オペラはこの近代的な建物で上演される。
やはりどちらかというと先のアルテ・オペラの方が雰囲気があって入ってみたかったですね。
とはいえ、好きなオペラだったら迷わず行きたいですが。 -
フランクフルト中央駅からの雑踏
-
駅前の有名なホテルに戻り、荷物をピックアップして出発。
今回はルフトハンザがストライキのため、DBでブレーメンへ移動します。時間的余裕からいつも飛行機でしたが、いつかは乗りたかったICEに初乗車です。
切符の買い方も合理的。なんら臆することなく安心して購入。事前のリサーチあっての事ですが・・・ -
昔から変わっていないだろう、駅の姿。
日本のそれと違うところに旅情を感じます。 -
ヨーロッパでも信頼できるドイツ鉄道。
-
ドイツ各地への中心となるフランクフルトですが、駅の人の多さはそれほどではありません。適度な密度というか、たじろく人の多さでなかったのは幸いです。
-
今回のICEは途中ハノーファーを経由。
フランクフルトを出ると、雪の残る田園地帯を飛ばします。ほぼ満席の車内、大きな荷物ばかりですが快適な広さです。
ハノーファーのほうがフランクフルトより人は多く感じる。短時間の乗り換えでしたが駅の写真を一枚。
この町はどんな町だろうか・・・ -
ブレーメンでは奮発して市内中心部の4つ星ホテル「ラマダ」に宿泊。これも厳冬期だからできることかもしれない。
駅からトラムで10分。市内中心部はコンパクトにまとまっていて非常に歩きやすい。
世界遺産の市庁舎の前、架線もなく石畳にレール2本。仰々しくもなく、いかにも当然かのようにトラムが走る。 -
冷たい雨の中、世界遺産のローラント像とマルクト広場。
さすがに真冬は人も少ない。 -
周辺のショッピングエリアも、歩いてすぐのところに固まっており、アーケードもあり雨の日も便利。小さいながら主だった店が固まっており、ドイツ旅行の目的の一つのアウトドアショップ巡りも楽しい。
バーゲン中でもあってUNTERWEG、KARLSTADT、JACKWOLFSKINと時間とお金がいくらあっても足りないほど。
円高もあり、JACK WOLFSKINの商品が安く買えたのには大満足。買い付けに行ってるわけではないのですが・・・ -
ベトヒャー通り
マルクト広場から細い道を入ったところにある、小さな路地。レストランと土産物店が数件。 -
夏場にオープンカフェでビールを飲めたら最高です。
-
ベトヒャー通りの奥に小さな空間が。
ブレーメンの音楽隊にちなんだ、小さな像が並ぶ -
今回の旅の目的の一つ。THE GLOCKEというコンサート・ホールでのクラシックコンサート。
ブレーメンを中心に活動するブレーマー・フィルハーモニカーのコンサート。市の公式交響楽団です。
歴史は深く、高名な指揮者も数多く客演しています。
このホールはかの有名な指揮者、カラヤンが絶賛したという音響の良さから大変期待して参加。 -
ブレーメン・フィルマーモニカーは日本人のプレイヤーも何人か見かけました。いわゆる地元での定期演奏会。
以下のような構成でした。
Bedrich Smetana: Die Moldau aus Mein Vaterland
Antonin Dvorák: Violinkonzert a-Moll op. 53
Bohuslav Martinu: Sinfonie Nr. 6 h 343 Sinfonische Phantasien
スラヴ系の曲を集めたもので、スメタナは人気の曲。ドボルザークのバイオリン協奏曲、マルティヌーの交響曲第6番もCD買って予習して行きました。
会場のGLOCKEは鐘のドイツ語。フロアから2階へ上がって行き、そのあと左右のバルコニーに分かれるのですが、迷路のようで少々分かりにくい。会場は木の椅子が一列に並んでいます。日本のシートはかなり豪華に感じます。座り心地より音響と歴史に圧倒されました。
ここで演奏が始まると、どうも気分が優れず1曲目が終わると退席。曲間は休憩なしなのでかなり恐縮しましたが限界。救急車の騒ぎへと発展してしまいました・・・
ホールのレスキューと救急隊員に介抱され救急車へ。どうも夕食の魚が原因の急性食中毒だったようです。色々保険やらなにやら、心配は募る中点滴を受けます。実際はもどした段階で気分も良く、とりあえず流れに身を任せました。
ロータス・クロイツ病院(赤十字病院)の当直の先生や看護士の方、あと帰りのタクシーの運ちゃんも大変に親切で、初の海外トラブルでも記憶に残る出来事でした。 -
結局預けたコートなども受け取ることが出来なかったので、翌日もう一度コンサートを聴きに行く事に。
昨晩は高いシートで気合を入れたのですが、今日はバルコニーの演奏者後ろの席。演奏者も近く、曲間の出番のないプレイヤーが座りにきたりして、いい雰囲気を味わうことが出来ました。
コンサートは日本のように広いホールではないからか、それぞれの曲の音量が大きく、迫力は満点。ソリストのエネルギーが感動的でした。日本のコンサートではどうもこの迫力が未だ感じられません。強弱のつけ方はぜんぜん違うように感じました。
演奏後も観客と同時位にプレイヤーも私服に着替えてそそくさと帰って行きます。特別なものではなく、街に市民に非常に溶け込んでいると強く感じました。
羨ましい環境です。
ホールの方も皆心配していたようで、大変ご迷惑をおかけしました。 -
昨日は晴れ間もでて気分上々な午後だったのに、朝起きると一面の雪景色・・・
夜も降ってなかったのに、ドイツで一番雪の少ない町で驚きました。
付近も渋滞でアウトバーンの状態も心配です。 -
世界遺産の広場で家族連れに出会います。
カメラを手にボーっとしていたら子供連れの家族が何やらやっていたので観察すると、地面から泣き声が・・・
広場の石畳のある場所に、コインを入れるマンホールがあり、お金を入れるとニワトリの鳴き声などが聞こえてきました。大変面白い発見です。 -
トラムのレールを清掃する特別な車両が轟音を響かせ通ります。けっこう珍しいのか、地元の人も興味津々。
-
ブレーメンの音楽隊の街だけに、音楽に関する店は多く、待ち歩きも先に進まない。
骨董品の店でもトロンボーンが。しかもバルブトロンボーンという珍しいもの。
それ以外でも楽器屋、特に楽譜の専門店は数軒見つけました。 -
マルクト広場近くにある、有名なブラートヴルスト(ソーセージ)のスタンド。どんな時間でも立ち食いで軽く食事をしている人が多い。
夕食には少々少ないですね・・・ -
ブレーメンには教会も多く、一番目立つ聖ペトリ大聖堂が建つ。2つの尖塔が象徴的。
1200年以上前に元の教会が作られ、度重なる厄災に見舞われながらも現在に至っています。ブレーメンは第2次大戦でも多くの空襲があった街ですが、何があろうと歴史を大事にする懐の深さを思い知らされます。 -
聖ペトリ大聖堂、通称DOMの中。
広く高く、荘厳な姿はどこの教会も一緒です。
日本の神社仏閣も同様ですが、明らかな違いがその高さ。
天井、頭の上の空間の広さが圧倒的です。
昔からコンサートに使われることの多い、教会の音響の良さを味わってみたいものです。 -
有名なブレーメンの音楽隊の像
意外と目立たない場所にあります。その雰囲気が良い。 -
ヨーロッパのおとぎ話というと、日本では影絵で語られるようなイメージがあります。
-
祭壇の近くのステンドグラスから、それまで雨が降っていたのに陽が差し込みます。
-
ブレーメン・ハウプトバーンホフ
ブレーメン中央駅。
最終日のホテルは駅の隣。インターシティーホテルに宿泊。この至近距離の近さは最高です。
他の都市の中央駅に比べると意外と静かでした。
朝食も種類も豊富。食材の置かれている場所が広範囲なので、食べたいものを探すのが大変かも。 -
中央駅隣にある、海外博物館。
あまり博物館の類は海外旅行では見る時間がないので立ち寄りません。
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この旅行記へのコメント (4)
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- 潮来メジロさん 2013/09/14 21:12:46
- ハイイロガンですね。ヾ(^o^)
- FeildIMCさん、こんばんは! ヾ(^o^)
> マイン川の川沿いは広い遊歩道。
> しとしとと雨の降る中、群れで佇んでいました。
この鳥さんは、和名ハイイロガン(英名:Greylag Goose)ですね。
私もロンドンのハイドパークで見ましたよ。
ではまた・・・。(^o^)/~~~
(潮来メジロ)
- FeildIMCさん からの返信 2013/10/20 18:09:13
- RE: ハイイロガンですね。ヾ(^o^)
- 潮来メジロさん
レス遅くなってすみません。遥か遠い存在になってしまったマイン川。
ハイイロガンも世界中いろいろな場所に生息しているんですね。
オーストラリアでみた動物は、固有種らしくどれを見ても驚くばかりでした。
有り難うございました。
> FeildIMCさん、こんばんは! ヾ(^o^)
>
> > マイン川の川沿いは広い遊歩道。
> > しとしとと雨の降る中、群れで佇んでいました。
>
> この鳥さんは、和名ハイイロガン(英名:Greylag Goose)ですね。
> 私もロンドンのハイドパークで見ましたよ。
>
> ではまた・・・。(^o^)/~~~
> (潮来メジロ)
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- procidaさん 2010/04/22 13:12:39
- はじめまして!
- FeildIMCさんへ
表紙の写真があまりにも気に入ってしまい、
ご訪問させていただきました。
あの影絵のような写真。
絵画のようで・・・
私も数年前にブレーメンに行きました。
いろいろと思い出してしまいました。
またおじゃまさせてください。
プロチダ
- FeildIMCさん からの返信 2010/04/22 22:57:09
- RE: はじめまして!
- プロチダさん
ご訪問有難うございます。
ブレーメン、色々あって忘れられない旅となりました。
キリっと寒い時期もいいものですね。
まだまだ経験の浅いヨーロッパ、ドイツですが
今年も新しい発見ができるよう、頑張っていきたいと思います。
ぼちぼち旅行記も更新していこうと思いますので
これからもよろしくお願いします。
FieldIMC
> FeildIMCさんへ
>
> 表紙の写真があまりにも気に入ってしまい、
> ご訪問させていただきました。
>
> あの影絵のような写真。
> 絵画のようで・・・
>
> 私も数年前にブレーメンに行きました。
> いろいろと思い出してしまいました。
>
> またおじゃまさせてください。
>
> プロチダ
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