1997/10/16 - 1997/10/16
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北風さん
砂埃舞う荒野のど真ん中に小さな滑走路が敷いてあった。
本来、自分の足で観光するのが俺の旅の基本だが、今回の地上絵はあまりの巨大さに地上では浅い溝にしか見えないらしい。
セスナに乗るのは生まれて初めてだった。
しかも、このセスナ先月落ちたらしい。
この胸の高鳴りは、決して期待感だけではない。
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- 高速・路線バス
-
安ホテルのロビーには、ナスカ近郊の地図が飾られていた。
もちろん、地上絵の場所も記されている。
どうやら、世界7不思議の一つ「ナスカの地上絵」はこの町の東に広がっているらしい。
気のせいか、ど真ん中を道路らしき物が横切っている気がするのだが・・ -
セスナに乗るのは生まれて初めてだ!
しかも、このセスナ先月落ちたとの事。
・・・ -
旅日記
『セスナと共に』
俺は今、生まれて初めて乗る「セスナ」と言う乗り物の中にいる。
この感じ、なんと言ったらいいんだろうか?
そう、バケツを入れた乾燥機に頭を突っ込んだままジェット・コースターに乗っている気分だ。
セスナとは決して快適な乗り物ではないらしい。 -
メチャクチャうるさいエンジン音がひときわ大きくなった。
フロントガラスが空一色になる。
このまま高度を上げ続ければ、エンジンが分解してそのまま昇天するのでは? -
10分後、機体がだいぶ安定してやっと下界を見下ろす余裕が出てくる。
すごい!乾いた大地に無数の傷跡が刻まれている。
これは河の跡なんだろうか?
ものすごい模様が地表を覆っていた。
・・まさか、この中に地上絵があるのか? -
地上絵以上に目を引いた大地をのたうつ太古の河の跡。
そのど真ん中を突き抜けている「パン・アメリカン・ハイウェイ」。
南米大陸の大動脈と呼ばれるこの道路は、行く手に砂漠があろうと、世界7不思議の地上絵があろうと、ひたすら一直線に地平線まで延びていた。 -
「はい、そこの道路脇に最初の絵が!」
と、パイロットはのたまうが、絵の線が薄すぎる!
おまけに、こんな速度で飛ばれたら、あっと言う間に視界から遠のいていく。
これは、動体視力のトレーニングなのか?
ボクサーじゃあるまいし、もっとゆっくり見せてくれ! -
やっとはっきりわかる絵が見えてきた!
背後の山と比較するとかなりの大きさだ。 -
これは・・・
有名な「ハチ鳥」だ! -
サル?
-
ん〜これは・・・
-
旅日記
『宇宙人』
山肌に一目でわかる地上絵が見えてきた!
皆が人目で見分けた鮮明さといい、このデザインといい、これは観光用に近所の子供が書いたものでは? -
パイロットが左右に座る乗客両方に見せようと、機体を右に左にロールしてくれる。
サービス精神は非常に嬉しいのだが、・・これは辛い!
ジェット・コースターの中で活字を読んでいるようなもんだ。
左手を口に持っていっている宇宙人と、全く同じポーズを隣の白人のおじいちゃんがとりだした。
えっ?
・・吐くのか?
・・ここで?
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