2009/10/02 - 2009/10/02
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frau.himmelさん
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プリーン滞在3日目です。
天気予報では今日の天候は曇り時々雨、あまり芳しい天候ではないようです。
でも朝のうちは雨は降っていませんでしたので、予定通りベルヒテスガーデンとケーニヒス湖観光にでかけることにしました。
今日も4人でバイエルンチケットを使って交通費を安く浮かせます。
ただ、少し注意しなければいけないのは、プリーン駅発が8:56分ってこと。
チケットが使えるのは9時からですから4分間のタイムラグが生まれるわけです。
そこに私の心の中の悪魔が囁きます。
「いいよ、いいよ大丈夫だよ、4分なんて検札に来ないよ。そのまま乗っちゃえ乗っちゃえ!」って。
それに対して良心の声も。
「いえ、それはいけないわ、ちゃんと4分間のチケットは買わなきゃダメよ!」
私の中に葛藤が生まれました。
でも、根が正直な私のこと(笑、だったら最初から悩みませんね)1人分1.8ユーロの1駅分のチケットを買って出発です。
案の定、プリーンから乗車して間髪をおかずに検札に来ました。
きっと私達が電車に乗る時から狙われていたんですね。日本人の4人組なんて目立ちますからね。
「あの日本人、たぶんバイエルンチケットを使うぞ。さあ、カモが来たぞ!少し懲らしめてやれ!」って。
現行犯で押さえるためには、9時になる前、4分間で検札をやらなければいけませんからね。
こういうこともありますので、皆さんも気をつけてくださいね。
-
1駅分のチケットを買っておいてホント〜によかった(ホッ!)。
「さーこれでどうだ!」って黄門様の印籠よろしく、胸をはって車掌に切符と一緒にバイエルンチケットを見せたことは言うまでもありません。
すると、どこに行くのかと聞かれたので、ベルヒテスガーデンに行ってまたここに帰ってくる、っていうと、賢い使い方をしているねって感じで片目をつぶり親指を突き出して、「グット!」ですって。
オチャメな車掌さんでした。
そういう危ない経緯がありプリーンからザルツブルク行きに乗り、乗換駅Freilassingに着きました。 -
Freilassing駅でベルヒテスガーデン行き10:01発に乗り換えます。
この新しい車両の電車です。 -
ベルヒテスガーデン行きの車内はガラガラです。
まるで1車両私達だけの貸切状態でした。 -
あ、やっぱり雨が降ってきました。
今日は景勝地として名高いケーニヒス湖観光ですから、雨に降られたくないなー、やっぱり明日にすればよかったかなーって、反省しきり! -
ベルヒテスガーデンに着いたら、雨は降っていなかった(ほっ!)。
でもこれが続くとは限らないし、今日は覚悟して…。
まあ、せっかく来たのだから充分楽しみましょう!。 -
駅前よりバスに乗りケーニヒスゼーに移動します。
このバス停より土産物屋の中を通り抜け10分ほど歩いて船着場へ、そこで乗船チケットを買います。
チケットは2種類あり、湖の中間ほどの聖バルトロメ教会に行くものと、島の先端部分のザレートまで行くコース。
私達はお天気も芳しくないことからバルトロメ教会でゆっくりすることにします。
友人夫婦はザレートまで行きます。 -
彼が船の案内人です。
時々面白いことを言うのでしょう、みんな笑っていますが私達にはサッパリ…。 -
外は雨が降ったりやんだりの天候。
雲が多すぎてせっかくの素晴らしい景観は望めません。
本来ならこの辺に女性の横顔に似た山が見えるはず…。 -
船の中には目の前に結婚式を聖バルトロメで挙げる家族連れが乗っていました。
花嫁さんに「おめでとう、幸せにネ…。」って言うと嬉しそうにはにかんで…。
ちょっと離れた所にいた彼にそっと何か耳打ちして、二人で私達に目礼してくれました。 -
さっきの案内人がトランペットを吹き始めました。
湖と山々に反響してえもいわれぬ素晴らしい音になるのだとか。
残念ながら今日は雨の音が邪魔をして少し減点です。 -
船は聖バルトロメ教会に到着し半分以上の人が降りました。
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少し教会の中に入ります。
今まで豪華な教会ばかりを見てきたせいかとても質素に感じられました。 -
教会ですから質素なくらいでいいんですよね。
天井も豪華な天井画はないけどとっても可愛い…。
こんなの好きですね。 -
きれいな景色ですね。
お天気がよかったらあのベンチに座っていつまでも湖を眺めていたいのに…。 -
皆さん、このように傘をさして歩いていますから、それは無理ですね(泣)。
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雨も強くなってきたことだし、レストランに入りましょう。
レストランもこの手前の白いレストランと、奥にある木造のレストランとがあります。
私達はホーフブロイに誘われてこの立派なレストランにしました。
お天気がよければこのテラスにも人が大勢で食事をしているのでしょうが、今日は外で食事をしている人は少ないですね。 -
メニューです。
聖バルトロメの絵が描いてあります。 -
夫が頼んだマスのムニエル。
この料理のことを「水車小屋の娘」って言うんですって。
旅行中この後にも何度か目にしました。
マスに粉がまぶしてあるからこのネーミング?。 -
お腹もくちくなったし、友人夫婦も到着したので、帰りの船に乗りましょう。
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行きは雨が降っていて音響があまり良くなかったけど、帰りは何とか持ちそうだし…。
帰りもトランペットの演奏はあるのかしら?と期待しましたが、残念ながら…。 -
船着場から離れます。
赤い丸い屋根の聖バルトロメ教会、本当に湖の中にスクッと気高い姿で立っています。 -
船はどんどん離れますが、どこから見てもあの姿はいいですね。
これにお天気がよければ言うことなしだったのに残念! -
船の中でライン川の近くから来たというシニアの団体さんと知り合いました。
「ここも良いけどライン川も良いから是非おいでよ!」って。
そして、数え歌っぽいもの「アインマル何たらかんたら♪ツバイマル何たらかんたら♪…」。日本の「ひとつとせ〜♪ふたつとせ〜♪…」のドイツ版です。
「もみの木」のメロディーだったので私が「タンネンバウム、タンネンバウム♪」って歌うと、
「そう!それそれ!」って喜んでその辺の仲間4、5人でアインマル、ツバイマルって合唱になりました。
楽しかったな〜♪♪ -
この建物は船の駐船場です。
この大きな船があの家1軒に2台停泊できます。 -
ケーニヒスゼー桟橋に着きました。
ぞろぞろ船から人が降りてきます。 -
お土産物屋が並んでいますが、荷物を増やせないので横目で見るだけ。
-
お天気がよければヒットラーの山荘、ケールシュタインにも行きたいと思いましたが、この天気ではね…。
望遠鏡に1ユーロ入れてケールシュタイン方向を眺めます。
霞がかかっていてどこがそこなの…?って感じ。
きっぱり諦めましょう! -
バスで再びベルヒテスガーテンの駅まで来ました。
街を少し散策しましょう。
駅舎を背にして左へ少し歩くと街へ登る坂道があります。
それをズンズン上っていきましょう。 -
街は高台にあります。
結構急な坂道を登ります。 -
さっきの雨の影響でドイツが誇る景勝地だといわれる景色がかすんでいます。
天気がよかったら、ドイツアルプスの山々が一望できたのに、残念! -
坂を登りきったところにこんな泉がありました。
私にはワシかタカか見分けはつきません。
でもヒットラーの山荘のことをイーグルネスト、鷲の巣といいますから、これはやっぱりワシでしょうね(当たり前だろう!って声が飛びそう…)。
だって、ドイツの国旗にあるワシはもっと勇敢で獰猛そうだし、これは何となく可愛いんですもの…。 -
教会です。
シュティフト教会でしょうね。 -
街の地図。
これを見ると見所はたくさんありそうですね。
電車の時間がありますのでそんなにゆっくり出来ないのです。 -
人が大勢居そうなところに来たら、そこはマルクト広場でした。
お店もズラリと並んでおり活気がありました。 -
その中の1軒の果物屋さんでおいしそうなイチジクに誘われて買いました。
何とイチジク4個とりんご2個で11.5ユーロ。
その時は訳がわからず払いましたが、後で考えると高い!
ドイツで果物はホントにこれでいいのってくらい安いですからそのつもりでした。
電車の中で1口でペロリとなくなりました(泣)。 -
まあそんな、雨にたたられ、高い買物をしたというオマケまでついた日でした。
私達はベルヒテスガーデンの駅を後にします。
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この旅行記へのコメント (2)
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- travelさん 2021/10/16 15:30:45
- ベルヒテスガ-デン
- frau.himmelさん、ベルヒテスガ-デンとても懐かしいです。
私はケーニフスゼ-には行かなかったのですがザルッブルクからバスでアクセスしベルヒテスガ-デン村散策とイーグルスネスト(ヒットラ-の山荘)を楽しみました。
イ-グルスネストから少し上がった所からの建物とドイツアルプスの風景は絶景で感激しました。
天気は自分ではどうする事も出来ないのでほんと神頼みですね。
グレッシャ-エクスプレスとブル-ジュの旅行記に訪問頂き有難うございます。
ヨ-ロッパの列車の旅は退屈することなく楽しめますね。
travel
- frau.himmelさん からの返信 2021/10/16 22:26:24
- RE: ベルヒテスガ?デン
- travelさん、いつもありがとうございます。
また、今回は私の古い古いベルヒテスガーデンの旅行記にコメントも。
忘れかけていた旅行記でしたが、改めて古いわが旅行記を見て、こんな時もあったな〜と懐かしく思いました。
私の時はせっかくのケーニヒスゼーも雨の中、またヒトラー山荘に行きたかったのに雨で諦めた、という残念な経緯があったようです。
たまには古い旅行記を見返すのもいいものですね。
travelさんのブルージュ編は、連続テロの後にブリュッセルからいらっしているのですね。ブリュッセルの旅行記では私もコメントをつけさせていただいたことを思い出しました。
きれいなお写真で見せていただいたブルージュの街も懐かしかったです。
それにしても世界のいろんなところに行ってらっしゃいますね。
また見せてください。
himmel
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