水郷を訪ねて

2006/05/05 - 2006/05/09

中国は1988年に留学して以来、シルクロードや雲南、東北、四川など何度も足を運びました。
でも、シーサンバンナやウルムチに飛行場がなかった頃の話なので（昆明からシーサンバンナまでバスで３泊４日かかったよ）、ここに載せるには古すぎますね。

2006年5月、十何度目かの中国の旅。
水郷の西塘へ行きました。

西塘へは、上海の八万人体育場から直通バスが出ております。
2006年の旅では杭州の東長距離バスターミナルから、嘉善経由で行きました。

エリア 中国

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ANA

杭州は宋代の首都でしたので、この辺は水路が発達し（物資を運ぶのは船のほうが便利）、たくさんの「鎮（村）」ができました。明清時代の建物が残されており、古い中国の町を体験できます。時代劇のロケ地にもよく使われております。

西塘へは直通バスはありませんので、嘉善で乗り換えます。上海から近いとはいえ、一歩出ればド田舎ですので、すんごく汚いです。

写真は岳飛廟の池。たぶん。

その乗り換えたバスがボロくて、この辺、変わってない中国。

バスは新市街に到着します。
チケット売り場で旧市街と名所の入場券を買います。チケット売り場を右手に700メートルほど歩くと、路地の入り口でおじちゃんおばちゃんがたむろしてます。チケットを見せて旧市街に入ります。

新市街には新しいホテルもありますが、私は旧市街の河辺の宿に泊まりたかったので、中で宿探しをしました。宿の設備は良くありません。民宿といった感じです。
私が決めた宿は「老街飯店」。河辺の部屋は100元（1500円／2006年時）。1500円の宿なんて14,5年ぶりでございます。石鹸以外なにもありません。中国の田舎に来ると「いまあるものでなんとかする」というサバイバルを強いられます

トイレはついてます。

窓からすぐ運河が見えまして。
ただ、防音皆無だからご近所の音がまる聞こえ。
まあ、風情があるといえばある。
だが、１泊が限界だ。

お部屋から、こんな風景が見えます。

街はどこも絵になります。
ミッション・インポシップルで出てきましたね、ココ。

これは将棋だけど、ふっつーに賭けカードやってたり。
ああ、いい時代だの。

橋とか。

お家どうし２階で繋げちゃうんですね。
こういうの、他の街でも見た。

運河と生活が密着してます。

路地が好きです。

旅に行くと、観光スポットは１日１箇所くらいで、あとは町中ウロウロしてるタイプです。

夜はいっそう綺麗です。
有名なレストランの写真です。夕飯時は混んでいるので、１人だとお店に迷惑かと思いましたので、このときは別の川縁の飯屋で食事しました。

あ、なんか川縁でお芝居やってましたね。

観光客の帰った夜の散策が楽しいです。

月・・・写真だとわかりにくい。
紅燈高高掛。

おっちゃんが、夕飯の用意。

ちょっとヨーロッパぽいですね

右側にお店が並んでます。

まだ炭を利用しているのですね。

老街のあたり。

お豆？　みたいなのが名産のようで、町中でよくみかけました。

お洗濯。

お、千葉の佐原と似た景色。

西塘のわんこ。

日帰りでも楽しめます。お昼は観光客で溢れてますが。

この旅行記へのコメント （2）

• nao0880さん 2011/02/02 12:45:00

  西塘

  ふぁんふぁんさん、こんにちは。
  訪問ありがとうございます。
  
  西塘古鎮、私も昨年訪れました。
  暑い夏の日でしたが、昼・夕暮れ・夜・深夜・夜明け・朝、時々を楽しんできました。
  宿は、ふぁんふぁんさんと同じように、運河の見える2階にしました。
  小さな客桟でしたが、楽しめました。
  
  初めての上海出張のあと、現地解散ということで、1泊を追加して訪れたのでした。近郊の他の古鎮も訪れてみたいです。
  ではまた。

  ふぁんふぁんさん からの返信 2011/04/09 15:33:58

  RE: 西塘

  こんにちは。コメントありがとうございます！
  ずっと放置していたので、お返事が遅れてすみません。
  
  
  中国の田舎はのんびりしていて、イイですよねー。
  生活感の出る朝・夕は、私も好きな時間帯です。
  
  
  またぶらりと１人旅したいです。
  
  
  ふぁんふぁん