2010/03/26 - 2010/03/30
7510位(同エリア19737件中)
もろみさん
地元密着グルメに興味がある方必見!
香港版「食べログ」ともいえるインターネットサイト「OpenRice」の記事を元に訪ねたグルメツアー。
香港人の行列ができている店をいくつか回ってきました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス
- 航空会社
- ANA
PR
-
NH909にて成田から香港へ。
ありがたいことにビジネスクラスにアップグレード。
メインディッシュに選んだ銀鱈のチゲが非常に美味しい。 -
到着が夜だったので、
今回の宿になる友人宅近くの屋台で軽く腹ごしらえ。
沙田は、鶏のお粥が有名。 -
これが、沙田雛粥。
さっぱりとした塩味。
しかし、鶏肉自身の味が濃厚で肉を噛み締めると、じわっと口に広がっていく。
食べていると、どんどん鶏の脂が浮いてくる。 -
お世辞にも店は清潔とは言い難い。
抵抗ある旅行者も多いと思うので、私は必ずウェットティッシュを持っていくようにしています。
気になるところは全部拭く。 -
次の日、
Happy Valleyにある竹園海鮮飯店へ。
日本人の友人がたまたま香港に来ていて、落ち合って食事をした。
駐在員だった彼のイチオシの店。 -
竹園、といえば、このチーズロブスター。
茹でたロブスターがとろっとろのチーズの海の中で
泳いでいる。
フランスパンをソースにつけて食べる。このチーズソースはロブスターの塩気が効いていて、なんとも言えない旨味がある。
しかし、出てきた料理はちょっと温くて物足りない。
周囲は日本人や外国人の観光客ばかり。
もしかして、足元を見てるのかもなぁ、と思った。 -
日曜日の朝。
飲茶をしようと地元のショッピングモールに出かけた。MTR火炭駅を降りてすぐ駿景園というところにある「金百利酒家」。
香港のショッピングモールには大抵こういう庶民的なレストランが入っている。
ロビーにまでテーブルが溢れており、普段から地元の人がよく来ているところだというのが分かる。
香港人はとにかく自炊をしない。
理由の一つに、自炊をするとなると面倒なのだ。丁寧に出汁をとったり、鶏やら豚やら魚を捌いたり、簡単にすぐ出来るわけではない、とのこと。
このレストランの飲茶は1品6〜8ドルくらいで非常に安い。都心の観光地で食べる飲茶の半分以下の価格。もちろん日本語や英語のメニューはないが、ガイドブック片手に十分注文できる。 -
エビ腸粉。
やはり香港飲茶といえば・・・の定番の味。
これを食べると香港に来たことを実感。 -
エビニラ餃子。
小龍包は、上海料理。
正しくは飲茶ではないのです。出てくるけどね。
この蒸し餃子こそが正統派。 -
蜜汁叉焼飽。
いわゆるチャーシューまんじゅう。
最近はこのまんじゅうの代わりにパンを使うものもある。風味がまた異なって面白い。
一番のお勧めは王子飯店の「天下第一包」。 -
そして、いよいよグルメツアーが本題に!
まずは、地下鉄太子駅からほど近くの「一點心」。
旺角東駅からも歩ける。目標は香港水上警察署のすぐ近く。
最近、とても人気のある飲茶スポット。
13時頃が香港人のランチタイムなので、その辺に出かけると1時間近く待つことになる。番号札をもらい、じーっと待つ。 -
メニューには英語表記もあるので、だいたいの様子を想像しながら?注文することも可能。
-
香菜が苦手でなければぜひ頼んで欲しい!
「鮮竹牛肉球」$10
くわい、それから、パクチーの食感が楽しい牛肉ミンチボール。湯葉が下に引いてある。
柔らかくて、とろみがある牛肉ボール。ふんわりした肉を口に入れると、パクチーの香りが鼻に抜けていく。蒸したてをガツガツ食べよう。 -
そして、隣に並んでいた叔父さんが猛烈に勧めてくれた一品。
「北茹棉花鶏」$15
スライスした鶏肉と、椎茸、それから魚の内臓(浮き袋)が蒸してある。
独特の臭みが良いのかなぁ。食べ慣れていない味。
相変わらず鶏肉が美味しい。 -
「鮮蝦菜苗餃」$14
定番のエビニラ餃子。野菜がたくさん入っていた。 -
こちらも定番、チャーシューまん。
隣のテーブルのご婦人が、ここのお店はチャーシューパンの方が良い、と言っていた。
チャーシューパンの方は
「叉焼火局餐包」$10 -
最後に食べた胡麻団子が美味しかった!!
揚げたてがやってくるので、少し冷まして。 -
北京ダックを食べにいこう!ということで
尖沙咀へ。
しかし予約が取れなかった。
「滬江飯店」
また次回! -
ということで、ガイドブックにはよく載っている
「北京楼」へ。
スターフェリー乗り場からすぐの星光行(スターハウス)というビルの中に入っている。
ここは美心(マキシム)というフードチェーンの系列。
味は不味くはないけど平均点だねと、友人。
観光客でにぎわっている。 -
ということで
北京ダックコース(4人前)を。 -
香港式の北京ダックは
皮だけではなく、きちんと身もいただく。
すぐお腹いっぱいになってしまうのが難点。 -
他に出てきたものは
クラゲの和え物。
それから、蒸した鶏肉。 -
野菜の茹で物
椎茸が美味しい。 -
ふかひれスープ。
-
エビチリ。
香港のエビチリは味が薄い、といつも思う。 -
小龍包。
-
食後のフルーツ。
すいかが全然美味しくなかった。 -
北京ダックは食べ切れなかったのでテイクアウトした。
香港人は食べ残すことを嫌うので、大量に余る場合は持って帰る。
まったく恥ずかしいことではないので、ぜひ躊躇せずテイクアウトしてほしい。 -
帰り道。
1881heritageという、最近出来た建物。
ライトアップが美しい。
ペニンシュラから通りを挟んで隣。 -
続いて、真打登場。
OpneRice第1位を獲得したチーズバーガーを食べに行きます。
紅磡(石に勘。ホンハム)駅を降り、香港理工大学を抜け、火葬場を目印に。
「時新快餐店」
ボロボロの見た目に期待が膨らむ。 -
堂々の大賞を獲得しましたよ!
というポスター。 -
この通り、店は大賑わい。
席を確保してから注文しよう。
残念ながら、この店では英語はほとんど通じない。
メニューにも英語表記はない。 -
「芝士蛋漢堡包」チーズエッグバーガー $11
漢堡包、で、ハンバーガー。
芝士、で、チーズ。
この2つは当て字です。
蛋、は、卵。 -
甘いホットミルクティーと一緒に食べるのが地元流。
-
とてもシンプルなハンバーガー。
肉は塩と胡椒だけで味つけ。
卵とチーズが、さらっと乗っている。
バンズは学校給食のコッペパンみたいな食感。
日本の上出来なハンバーガーに慣れていると、ビックリするほど「調理途中じゃないの?」と思ってしまう味。
ハンバーガーが日本に入ってきて、何となく雰囲気だけ真似してみた、という表現が一番合うかな。
ホッとする食べものでした。 -
一応、サイドメニューにチキンもあったりする。
けど、こちらはまったく普通の味。
お会計では1人$35。
安さを考えると、充実かな。 -
店を出て、歩く。
尖沙咀まで歩いて15分くらいかな。
この「凱旋餅店」のエッグタルトはとても美味しい。
尖沙咀に2,3軒あるので見かけたらぜひ立ち寄るといいと思う。
今回はお腹いっぱいだったから買わなかった。 -
さて、夕食。
旺角にある「標記楽園粉麺餐廰」へ。
潮州料理の食堂で、レストランみたいに綺麗ではないところなので注意。
ここは2号店。最近出来たそうだ。
店のおじさんが誇らしげに2号店へ行け!と言ってくれた。
潮州料理というのは広東料理の一種の郷土料理。
あっさりした味付けが特徴的で、油で疲れた胃を癒すのにもってこいの料理なのだ。
私の中華料理の好みは
潮州>広東>上海>四川>北京かなぁ。
特に潮州は日本で殆ど食べられないので、欠かさず食べる。 -
香港人の友人が箸を洗っている。
いわゆるきちんとしたレストランではない場所では、席につくと最初に出てくるお茶で全ての食器を洗うのがマナー。
「別に汚いわけではないんだけど、なんとなく洗わないと気持ち悪い」のだそうだ。 -
白身魚を蒸したもの。
奥に並ぶソースをつけて食べる。魚醤みたいな味。
魚の名前が分からない!と友人。
たぶんガルーパと思われる。日本名「ハタ」かな? -
あさりをオイスターソースで煮込んだもの。
-
これが潮州料理の定番。
「鹵水(我に鳥)片」ローソイオーピン。
ガチョウのスライスを潮州ソースで煮込んだものだ。
百聞は一見にしかず。肉の臭みはなく、柔らかくて美味しい。味はラーメン屋によくある醤油系のチャーシューに似ているか。 -
そして、牡蠣のお粥。
「潮州蠔(虫に豪)粥」
あっさりしたスープにこれでもかというほどの牡蠣の身が! -
-
野菜の煮込み。
ピータンと青菜、溶き卵が入っている。
これまたスープがあっさりしているので、どんどん食べてしまう。 -
そして旅の最後を締めくくるのはデザート。
夢にまでみてしまうマンゴークレープを求め
香港島内に17店舗あるという「満記甜品」へ。 -
これが
「芒果班戟」マンゴーパンケーキ$17
プラスチックの皿に入って出てくるのだが、
ちなみにこのまま蓋をしたらテイクアウト可能。 -
クレープ生地の下は、
甘さ控えめのクリーム、そして
完熟して腐る一歩手前のマンゴーが!!
これを食べないと香港旅は終わらないのです。 -
で、ドタバタしながら空港へ。
モノレールに乗った後、出発ゲートの階に
ちょっとしたフードコートがあるのだが、そこのデリで絞りたてのオレンジジュースを買うことができる。
美味しい。 -
帰りの香港-成田エコノミー機内食。
鶏肉の煮込み。
いつも思うが、全日空のエコノミーに搭載されているワインは結構美味しい。 -
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