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アフリカ上陸当初、この国に入国する事など考えても見なかった。<br /><br />が、しかし、気がつけば、南アフリカのゴージャス・バスのフロントガラスにはナミビア入国管理事務所が映っていた。

NAMIBIA(ナミビア)入国物語

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2000/04/07 - 2000/04/07

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北風

北風さん

アフリカ上陸当初、この国に入国する事など考えても見なかった。

が、しかし、気がつけば、南アフリカのゴージャス・バスのフロントガラスにはナミビア入国管理事務所が映っていた。

同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス
  • 旅日記<br />『南アのバス』<br /><br />ケープタウン市内の中心部にある長距離バスターミナルは、この街の規模にしては閑散としていた。<br />ブラジルほどの豪華な造りじゃないが、それでも日本のバスターミナルより立派な感じがする。<br />しかも、このターミナル、空港並にボーディング・ルーム(待合所)まで備えていた。<br /><br />低い天井からぶら下がったモニター・テレビが、俺のバスの発車時刻が迫った事を示して点滅しだす。<br />全面ガラス張りのバス乗り場には、「エッ?」と驚く様なバスが滑り込んできた。<br /><br />これは・・<br />信じられないほど豪華だ!<br />北米、南米を通してブラジルだけでしか見た事が無い2階建てバスじゃないか?<br />しかも、後にはトレーラーまでひいている。<br /><br />エアコンがしっかり仕事をしている車内に飛び込むと、一目散に1階の窓際を占領した。<br />そう、以前なら物珍しさも手伝って、必ず2階に上っていた俺も、少しは学習していた。<br />何故なら高さのある2階は、地震に揺れる高層ビル<br />と同じで激しく横揺れを繰り返す。<br />ブラジルで乗った時、船酔いにも似た気分で過ごした思い出があった。<br /><br />車内に発車アナウンスが流れる。<br />バスの向かう先は、北!<br /><br />チケット通りだと、隣国「ナミビア」。

    旅日記
    『南アのバス』

    ケープタウン市内の中心部にある長距離バスターミナルは、この街の規模にしては閑散としていた。
    ブラジルほどの豪華な造りじゃないが、それでも日本のバスターミナルより立派な感じがする。
    しかも、このターミナル、空港並にボーディング・ルーム(待合所)まで備えていた。

    低い天井からぶら下がったモニター・テレビが、俺のバスの発車時刻が迫った事を示して点滅しだす。
    全面ガラス張りのバス乗り場には、「エッ?」と驚く様なバスが滑り込んできた。

    これは・・
    信じられないほど豪華だ!
    北米、南米を通してブラジルだけでしか見た事が無い2階建てバスじゃないか?
    しかも、後にはトレーラーまでひいている。

    エアコンがしっかり仕事をしている車内に飛び込むと、一目散に1階の窓際を占領した。
    そう、以前なら物珍しさも手伝って、必ず2階に上っていた俺も、少しは学習していた。
    何故なら高さのある2階は、地震に揺れる高層ビル
    と同じで激しく横揺れを繰り返す。
    ブラジルで乗った時、船酔いにも似た気分で過ごした思い出があった。

    車内に発車アナウンスが流れる。
    バスの向かう先は、北!

    チケット通りだと、隣国「ナミビア」。

  • 旅日記<br />『2000年4月7日、ナミビアに入国!』<br /><br />深夜2時、バスは南アフリカ〜ナミビアの国境にさしかかった。<br />ナミビア国境ゲートを照らし出す強力なスポットライトが寝ぼけた目に付き刺さる。<br /><br />思えば南アフリカ上陸当初、この国に入国する事など考えても見なかった。<br />世界一周をしている俺のデーターバンクの中にあるナミビアの破片は「ナミブ砂漠なる所がある」、「チリで南極に行こうとしていたナミビア人がいた」ぐらいのものだ。<br /><br />が、しかし、南アフリカ共和国で仕入れた情報では、このナミブ砂漠は「赤い砂漠」らしい。<br />その美しさは他の砂漠では見られない程との事。<br />そして、気がつくと、俺は現在ここにいる。<br /><br />あっと言う間に入国審査が終わり、あっと言う間に再び熟睡していた。<br /><br />再び強力な光で眼を開けた時は、そこには朝日に浮かぶナミビアの首都「ウィントフック」が映っていた。<br /><br />南アフリカ共和国を出発して16時間、「国境越えの交通手段がなかなか見つからない」等、アフリカの陸路横断で聞かれる苦労話など、大枚6900円をつぎこんだ南アフリカデラックスバスには縁のない話らしい。<br />

    旅日記
    『2000年4月7日、ナミビアに入国!』

    深夜2時、バスは南アフリカ〜ナミビアの国境にさしかかった。
    ナミビア国境ゲートを照らし出す強力なスポットライトが寝ぼけた目に付き刺さる。

    思えば南アフリカ上陸当初、この国に入国する事など考えても見なかった。
    世界一周をしている俺のデーターバンクの中にあるナミビアの破片は「ナミブ砂漠なる所がある」、「チリで南極に行こうとしていたナミビア人がいた」ぐらいのものだ。

    が、しかし、南アフリカ共和国で仕入れた情報では、このナミブ砂漠は「赤い砂漠」らしい。
    その美しさは他の砂漠では見られない程との事。
    そして、気がつくと、俺は現在ここにいる。

    あっと言う間に入国審査が終わり、あっと言う間に再び熟睡していた。

    再び強力な光で眼を開けた時は、そこには朝日に浮かぶナミビアの首都「ウィントフック」が映っていた。

    南アフリカ共和国を出発して16時間、「国境越えの交通手段がなかなか見つからない」等、アフリカの陸路横断で聞かれる苦労話など、大枚6900円をつぎこんだ南アフリカデラックスバスには縁のない話らしい。

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